めちゃくちゃ嬉しいニュースきました。森見登美彦氏の傑作小説『夜は短し歩けよ乙女』がアニメーション映画化です。最初映画化って書いてあった時に「まさか実写化じゃねーだろうなコノヤロー」と思って開いてみたらアニメーション映画化でした。最高です。
『夜は短し歩けよ乙女』は森見登美彦の4作目となる長編小説です。森見登美彦氏の初期の名作の1つであり、森見登美彦と言えばこういった作品だよなー。という作風がほぼ全部詰め込んであります。
冴えない京都の大学生である主人公の「先輩」が、後輩である麗しき「黒髪の乙女」へアプローチするために「なるべく彼女の目にとまる」ための作戦、通称「ナカメ作戦」を実行するのです。うん、やっぱり森見登美彦の主人公と言えばコツコツと外堀を埋めるのが最高ですね。
『夜は短し歩けよ乙女』最大の魅力は「黒髪の乙女」の可愛さ
『夜は短し歩けよ乙女』最大の魅力は「黒髪の乙女」の可愛さに尽きます。
記憶を辿りますがなむなむ!のおまじないや、おともだちパンチを筆頭とした「黒髪の乙女」の仕草の数々の可愛さは筆舌に尽くし難い。森見登美彦氏の本「ぐるぐる問答」の中で、「あの黒髪の乙女は僕なんです」という記述がありその後自分へ一抹の不安を覚えましたが、やはり「黒髪の乙女」はかわいいのです。
まだ「黒髪の乙女」の声優が誰になるのかは発表されていませんが、恐ろしい程に期待しています。ちなみに私は声優では戸松遥さんが好きです。なーに念の為です。
アニメ「四畳半神話大系」の監督!期待しないわけないじゃん!
主人公「先輩」の声優は「逃げるは恥だが役に立つ」でも大人気の「星野源」さん。そして期待したいのは監督が湯浅政明監督である点です。私はノイタミナ枠のアニメの中で2番目に好きなアニメが「ピンポン THE ANIMATION」、そして1番好きなアニメが同じく森見登美彦氏原作の「四畳半神話大系」です。
この2作品は共に湯浅政明監督です。湯浅監督の作品は原作に忠実ながらも独特な世界観やアレンジを施し、唯でさえ面白い原作をさらにおもしろく仕上げる最強のアニメ監督です。
なおキャラクター原案が中村佑介さん、脚本に上田誠さん、主題歌にASIAN KUNG-FU GENERATIONと「四畳半神話大系」スタッフが再集結!これは期待しないわけにはいかないし、もう今から絶対面白いんだろうなと期待感が凄いです。
少なくとも現時点で2017年に最も見たい映画の予告だ!早く見たい!
▼原作もめちゃくちゃ面白いです。本当に夜が短いんじゃないか?と思うくらいに眠れなくなる小説です!おすすめ!
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