一体どこまでがネタバレに当たるのかが分かりませんが、とりあえずネタバレはないように書きます。もうこのタイトルだけで「面白いということはネタバレしているよね?」みたいなことを言われてしまえば、たしかにその通りです。面白いことはバラします。しかしできるだけ内容には触れないようにしましょう。もう何だかとっちらかってよくわからなくなってきました。
私は恐らく森見登美彦氏の小説で、世に出ている作品は恐らく全て読んでいる程に大好きであります。なので森見登美彦氏の作品を映像化するのは、嬉しい半面少し心配もあります。
しかしながらアニメ「四畳半神話大系」を映像化した湯浅監督率いるスタッフ達による映像化の為、そこまでの心配はなかったのですがそれでも見るまではわかりません。実際に見てみて「あ、これはめちゃくちゃ面白い」と素晴らしい余韻に浸っているところではありますが、この映画「夜は短し歩けよ乙女」をもっと多くの人に見てほしいので、映画「夜は短し歩けよ乙女」を絶対に見る3つの理由を書いていくこととしましょう。
公式サイト:夜は短し歩けよ乙女
映画「夜は短し歩けよ乙女」を絶対に見るべき3つの理由
その1.原作に忠実。かつ湯浅監督ワールドが満載で終始飽きる時間なし
まずは森見登美彦氏の原作に忠実に再現がされております。しかし小説をそのまま映像化するようなことはなく、湯浅監督ワールドは満載。まるでジェットコースターに乗っているような次の展開が読めない(原作読んでるのに!)作りに、飽きるような時間は一切なく楽しむことができました。
色んなアニメ監督がいますが、1秒見ただけで「これ湯浅監督だ」と感じるまでに特徴のある監督は、そうそういないのではないでしょうか。
その2.黒髪の乙女かわいい。黒髪の乙女かわいい。黒髪の乙女かわいい。
眼福。声優が花澤香菜さんのは卑怯だなと思いました。耳も幸せでした。
なお私は森見登美彦氏作品全ての中、いや全ての小説のヒロインの中でこの作品の「黒髪の乙女」が1番かわいいと思っております。しかし「ぐるぐる問答集」の中で確か「黒髪の乙女=私(森見登美彦氏)です」的な話があり、頭を抱えたことはありますがそれでも1番かわいいは「黒髪の乙女」です。
その3.小説「夜は短し歩けよ乙女」の続きが読める!?
公開から1周目と2周目にそれぞれ特典があります。「夜は短し歩けよ乙女 銀幕編」なる作品で、「夜は短し歩けよ乙女」の続きに当たる作品です。1周目は「先輩」から「黒髪の乙女」への7Pほどの短い書簡ですが中々にユニークで、森見ファン、夜は短し歩けよ乙女ファンは読んでおいて損はありません。
ということでどうやら2周目も見に行くことになりそうです。いや、面白かったのでいいのですが。
原作ファンは見るべし!四畳半神話大系のアニメを見ておくと3倍楽しめる
原作を読んだ方は見に行った方が良い。アニメ四畳半神話大系を見た方も見るべきだ。そのどちらも見た方は今すぐ1800円持って映画館に行きましょう。レイトショーなら1300円です。
アニメ四畳半神話大系を見ておくとニヤリとさせられる箇所も多く、映画を見る前に見ておくのは非常におすすめです。ちなみにアニメ四畳半神話大系はノイタミナアニメの中でも私が最も面白かった作品です。もし今1つ記憶を消せるならアニメ四畳半神話大系の記憶を消して、もう一回見たいアニメです。
しかし時間がない方はいきなり前知識なしで「夜は短し歩けよ乙女」を見に行っても全然問題ありません。最高の面白いアニメ映画を楽しむことができるでしょう。
コメントはこちらへ!