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こんにちは柬理(かんり)です。
メタルって音楽は皆さん誤解しているかもしれませんが、適当に叫んでりゃいいってもんじゃないんです。
低音から高音までの広い音域と、勢いに拍車をかけるパワフルさや声量、たまにシレッとバラードなんかも歌うのでそういった表現力等々!
実は歌唱力が凄く求められる音楽な訳です。
1曲くらいカラオケで歌ってみてください。あっ!!めっちゃムズい。ってなりますから。
私は自称メタルヴォーカリストマニアです。有名ですね。
その私が今までの長きに渡るメタル(一部ハードロック、ロック含む!!)の素晴らしい歌唱力を持ったヴォーカリストを中途半端に7人紹介しようっていうんですから、こりゃ聴くしかありませんな。
ではどうぞ!!
ブルース・ディッキンソン(Iron Maiden)
まずはブルース・ディッキンソン。
今回のエントリーでアイキャッチ画像に使われている彼です。
メタル界の帝王であるIron Maidenのヴォーカリストです。
彼のヴォーカルは恐らく一般技術的な面でうまさについて議論の余地はあるのかもしれませんが、メタルという音楽に対する歌唱力はずば抜けています。
ライブでの歌唱力は抜群。
Iron Maidenのライブに足を運んだ事がありますが、アリーナクラスの会場に響き渡る素晴らしい声量。又、どういう訳か歳をとる毎に凄さを増す高音域。そしてIron Maidenのストーリー性ある曲を見事に歌いこなす表現力。
本当に素晴らしいヴォーカルです。
又、非常に大きいステージを縦横無尽に2時間動き続ける体力も称賛に値します。個人的にはこのDance of Deathの時のディッキンソンが一番パワフルで好き。
本当にこの人は50歳を超えているのか・・?
ロイ・カーン(元Kamelot)
歌唱力という面では良くメタル界で話題になるヴォーカリストです。
ノルウェー出身のヴォーカリストで元々音楽大学で声楽とオペラを学び、オペラ歌手の道を蹴ってメタル界に現れた逸材です。
彼は高音域ももちろん安定して出す事ができるのですが、その魅力は低音~中音で、もう感情込めすぎてなんかエロく聴こえてしまう程。
完璧主義者らしく録音時には他の誰もが完璧と思っても、カーンだけがまだまだダメだと何度も録音を繰り返すとの事。
あまりメタルヴォーカリストらしからぬ、パワーではなく完全に表現力で歌い上げる珍しいヴォーカリストと言えるのでは!?
ミケーレ・ルッピ(元Vision Divine)
この辺で1人結構ローカルなヴォーカリストを紹介してみましょう。
大丈夫です。あまり知名度はありませんが歌唱力は折り紙つきです。
イタリアVision Divineの元ヴォーカリストであるミケーレ・ルッピです。
彼もロサンゼルスの声楽学校出身のスーパーヴォーカリストで彼の凄さはそのクリアすぎる高音域。
ちょっと高音一辺倒な部分は否めませんが、ここまで高音域をクリアに歌う事が出来る事自体が素晴らしい!!
ちょっとパフォーマンスがダサいが気にしない!!それ大事!!
フレディ・マーキュリー(Queen)
えっ!?メタルじゃねーじゃん!?
何細かい事を。いいじゃないですかフレディなら。
まぁ誰でも彼のことはご存じかと思います。世界最高のヴォーカリストでしょう。
彼程曲に気持ちを込めるヴォーカルはいるでしょうか!否!いないでしょう!
ぶっちゃけ歌唱力といった点では現Queenのポール・ロジャースの方が上かもしれませんが、やはり彼には神がかり的な表現力と有り余るカリスマ性を持っています。
ライブのパフォーマンスも素晴らしく本当に生で見てみたかったヴォーカルです。
ファビオ・リオーネ(Rhapsody of Fire)
シンフォニック・パワー・メタルを歌わしたら世界で最もうまいヴォーカルは誰でしょうか!?
答えはRhapsody of Fireのファビオ・リオーネです。
彼がシンフォニック・パワー・メタルを歌うと曲の質がぐんとアップします。
ファビオ程太い声を保ったまま高音を出す事ができるヴォーカルはそういませんし、バラードを歌う時はもうほとんど泣き出すんじゃねーかこのまま。ってぐらい感情を込めて歌います。
イタリアメタル界最強のヴォーカルでしょう。是非一聴を!
ジョン・ウエスト(元Royal Hunt)
ジョン・ウエストは本当にすごいヴォーカルです。
恐らく本当に歌唱力といった面では上記のロイ・カーンかこのジョン・ウエストかなと。
彼はネイティブアメリカンの血を継ぐ男で、良くわかりませんがソプラノCまで声を出す事ができるらしいです。
彼の凄さはものすごくソウルフルなヴォーカルです。
残念な事に喉付近の癌の手術によって途中で多少歌唱力が落ちてしまいましたが、Royal Hunt在籍時の最後のアルバムでは手術前に近い歌唱力が復活しています。
実は彼のソロはあまり曲のレベルが高いとは言えないかなと私は思っているのですが、彼のヴォーカルだけで聞き続ける事ができます。
本当に聞いているだけで”すごい”と感じる素晴らしいヴォーカルです。化け物ですよホント。
マイケル・キスク(元Helloween、現UNISONIC)
マイケル・キスクはメロディック・パワー・メタルヴォーカリストのお手本です。
どこまでも澄み渡る様な美しいハイトーン。最高です。聞いていて本当に気持ちがいいんです。
彼自身がやりたい曲はエルビス風のロックであったり、牧歌的な曲みたいですが、やはり彼にはメロディック・パワー・メタルがぴったりでそれを歌う為に生まれてきたのではないでしょうか。
44歳になった最近になってそれに気づいてくれたみたいです。
15年近くメタルを歌わなかった彼ですが2009年に新しく組んだバンドはメロディック・パワー・メタルだったんですから。
あぁなんと感動的な事か!!是非ご一聴を!
トーマス・ヴィクストロム、スノーウィ・ショウ、デイヴィッド・リートマン、
D.C.クーパー、ロニー・ジェイムズ・ディオ、ジョー・リン・ターナー、マーク・ボールズらも
超絶に上手いですよね
ですね!上手いヴォーカリストは大量にいるのでやっぱり個人的に好きな部分が入っちゃいますね!
ぼくはヨルン・ランデが一番好きです
あとcivil warのあの人も
好きです。なんて名前でしたっけ
ヨルンも渋い良いボーカルですよね!すいません!civil warなるバンドは知らない!!
先日IronMaidenの2011年ライブの音だけ聞いてて昔のライブかと思ってしまいました。50代の声量ではないですよね!
この中ではあとマイケルキスクが好きです。進化しすぎた外見に未だついていけてませんが。
ディッキンソンはどんどん凄くなりますよね!キスクは確かにどんどん肥大化していますが、綺麗なハイトーンはまだまだ健在ですね!!