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こんにちは柬理(かんり)@keikanriです。
第8回目はスウェーデン編その2です。。
1回目~7回目については以下をご覧ください。
国別対抗!!おすすめメタル・ハードロックバンド紹介(ドイツ編)
国別対抗!!おすすめメタル・ハードロックバンド紹介(フィンランド編)
国別対抗!!おすすめメタル・ハードロックバンド紹介(イギリス編)その1
国別対抗!!おすすめメタル・ハードロックバンド紹介(スウェーデン編)
国別対抗!!おすすめメタル・ハードロックバンド紹介(アメリカ編)その1
国別対抗!!おすすめメタル・ハードロックバンド紹介(イギリス編)その2
国別対抗!!おすすめメタル・ハードロックバンド紹介(ドイツ編)その2
スウェーデンといえば前回のスウェーデン編でも書きましたが、世界で戦える音楽マーケットです。
その為、かなりのバンドがアメリカナイズドされているのですが、
それでも北欧らしさやヨーロッパらしい音楽は不変です。
そんな素晴らしいメタルバンドをまた3バンド紹介させてください。
Arch Enemy(アーチ・エネミー)
世界でも珍しい女性デス・ヴォーカリスト アンジェラ・ゴソウ擁するメロティック・デス・メタルの大御所です。
世界にいる女性デス・ヴォーカリストの中でも最もブルータリティーなヴォーカルでしょう。
又、アンジェラはギターでバンドのブレインでもあるマイケル・アモットの妻でもあります。
音楽的特徴は超安定したベースとドラムのリズム隊にマイケル・アモット、クリストファー・アモットのアモット兄弟による叙情的なツインリードギターという素晴らしいバックとアンジェラのブルータリティーヴォーカルの融合です。
※クリストファー・アモットは現在バンドから脱退していますが、2回目の脱退であり、
私はまたバンドに戻ってくるのではないかと睨んでいます。
マイケル・アモットはクラシックロックに非常に詳しく、そこにルーツがあるプレーヤーです。
クラシックロックを聞きこんでからアーチ・エネミーを聞いても非常に面白く、
「あぁここはマイケル・アモットっぽいな」
って曲がクラシックロックから大量に見つける事ができるのです。
まぁ本当は逆なんですがね。
私はライブでも何度か彼らを見た事がありますが、非常に安定したライブで音もクリアに作りこまれており、楽しいライブでした。
まぁ一回聞いてみてください。こんな細見の女性からRPGのラスボスみたいな声出ますから(笑)
Opeth(オーペス)
一部でカルト的人気を誇るプログレッシブ・デスメタルバンド。
フロントマンであるミカエル・オーカーフェルトは上記のマイケル・アモット同様クラシックロックの熱心なファンであり、音楽もキング・クリムゾンを初めとする70年代プログレッシブ・ロックにデスメタルを融合させたものです。
メタル初心者の場合、中々馴染めないバンドかもしれません。
私がもし高校の頃にオーペスに出会っていても全く興味ありませんし、CDを買っても棚の奥底に置かれCDプレーヤーによってCDが回転する機会は非常に少なかったはずです。
まず曲が長い!!メロディアスだったのにいきなりデスになる!!そしてまた曲が長い!!
っといった感じなのですが、私は元々70年代プログレッシブ・ロックからオーペスを聞き始めたので
何の苦もなくすんなり聞く事ができました。
ファンは非常に熱心で好きな人はとことんハマるバンドです。是非試してみてください。
そんでダメでも1年後くらいにもう1度試してみてください。又ダメかもしれませんが・・・。
そしたらもう1度(以下永久ループ)
Nocturnal Rites(ノクターナル・ライツ)
初期3枚はメロディック・スピード・メタルな音楽であり、4枚目以降ヴォーカルの変更と共に音楽性もスピードを落としてメロディック・メタルとなったバンドです。
4枚目以降のヴォーカル:ジョニー・リンドクヴィストは落ち着いた声でメロティック・メタルが非常に合っており、こちらもすごいおすすめ。
なのですが!
私は初期3枚が大好きなのです。
初期ヴォーカル:アンダース・ザックリソンは少々線も細く・マイルドなタイプのヴォーカルで、”うまさ”といった点では到底ジョニー・リンドクヴィストに勝てないのですが、爽やかなメロディック・スピード・メタルにぴったりだったんです。
特に2ndの名曲「Ring of Steel」はメタルキッズであった高校生の私の心を鷲掴みにしました。
ヨハン・パッヘルベルのカノン的なオープニングから一気にメロディック・スピード・メタルに昇華するこの流れはまさしく完璧でした。
しかしお勧めは全曲メロディック・スピード・メタルの名曲揃いであり。泣きメロの宝庫である
3rd:The Sacred Talisman
メロディック・スピード・メタルのアルバム内でも1位を確実に争う名作中の名作でしょう。
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