Facebook、Twitter、Instagram、Mastodonと人気のソーシャルネットサービス(SNS)は色々と運営されており、Androidのスマートフォンはキャリアによって最初からfacebookやTwitterがインストールされているので、いずれかのSNSを毎日日常的に活用している方も多いのではないでしょうか。
私自身日本でFacebook、Twitterがリリースされてもも、全くそういったSNSを活用していませんでした。というよりも当時システムエンジニアだったのにPCすら持っておらず、スマホはいち早く購入しましたがそれでもSNSを利用していませんでした。しかしブログを2012年に開始したのと同時にFacebook、Twitterを開始して、現在ではInstagram、MastodonなどのSNSアカウントも開設し利用しています。
私自身はそこまでSNSに疲れたことや、SNSが嫌になってSNSから離れる・アカウントを削除するような経験はないのですが、周りには結構います。これは個人的にはどれだけ「いいね」に依存しているのかどうか、SNSの為に活動するのようになっていないのかが重要なのかなと感じます。
今回エマ・ワトソン、トム・ハンクス出演のザ・サークルを試写会でいち早く鑑賞してきました。この作品はまさにSNSの度を越えてしまったがために起こりうる現象を、ちょっと過度に写した作品だと感じます。
では内容を書くと私は無駄にネタバレになるので、内容には触れることなく個人的なSNSに対して想うことを書いていきます。
「いいね」のためにSNSでをやると依存する
現在ではインフルエンサー、マイクロインフルエンサーなどSNSを仕事にしている人もいて、そういった方々はSNSの為に活動するのは当たり前です。
しかしそうでない例えばサラリーマンやOLがSNSで、「いいね」のためにSNSをやるとどんどん依存するなと思うのです。SNSで承認欲求を満たそうとすると、SNSに依存してもっともっと承認欲求を満たそうと頑張ってしまうのです。
もっといいねが欲しい。もっと見て欲しい。とSNSをやる理由が他人に依存してしまうと、SNSの為に活動することになったり他人のSNSに無駄にいいねを連発したりします。するとSNSにいることだどんどんキツくなってきて最終的にSNSを辞めたり、アカウントを削除したくなったりするのだと思います。
顔出しをするのか、どこまで自分をSNSに出すのかを自分の中に設定する
またSNSをやるにも顔出しをするのかしないのかという考え方があります。他にもどこまでSNSに自分を出すのかという問題もあります。映画ザ・サークルでは主人公のメイ(エマ・ワトソン)がとある理由から24時間顔出しどころではなく生活の全てを公開するわけですが。
プライベートをどこまで公開するかは人によって異なります。その人毎にむしろ線引が必要です。
人によっては自分の住んでいる住所や近所の情報、銀行口座や電話番号まで公開していい人から、顔から本名まで公開したくなり人幅広くプライバシーには違いがあります。
だからこそ自分のプライベートをどこまで公開するのかという線引を事前に決めて、その範囲内でSNSを楽しめばSNSが依存しないし、SNSがキツくはなってくることはなのかなと感じます。
ザ・サークルを見て欲しいのはこんな人
ザ・サークルは前述の通り、個人的にはSNSの度を越えてしまったがために起こりうる現象を、ちょっと過度に写した作品だと思っています。
SNSと適度な距離感を持っている人にとっては「こんなことになるかな?」という疑問を感じながら見れると思います。それはこのザ・サークルの原作がリリースから数年経過していることで、ある程度SNSをしている人からすればそんなことはないという判断材料があるからなのかもしれません。
しかしSNSを全く理解していない人からするとザ・サークルを見進めてなんだか怖い、なんだか気持ちが悪いと感じるだけの場合もあるかもしれません。しかしSNS自体は前述した通り、依存することなく適度な線引ができている人にとっては楽しいWebサービスです。
だからこそこのザ・サークルはちょっとSNSをやった人が、「あ、これはちょっと過度な気がする」と距離感を持って映画を見れればより楽しめるのかなと思います。
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