はじめて個人のECサイトを作る時に考えるべき6つの選択肢

medium_5463694431
photo credit: Abdulmajeed Al.mutawee || twitter.com/almutawee via photopin cc

個人でECサイトを持ちたいという方は多いでしょう。もしかしたら実店舗でお店をやっているけれど、ECサイトも持ちたい!っという人もたくさんいるのかもしれません。

縁あって最近も「お店のECサイトを作りたいんだけれどどうすればいいか一緒に考えてほしい、また実際に作ってほしい。」という仕事の依頼を受けました。

ECサイトを持つという事は実際の実店舗のお店を持つよりも、かなり低リスクでお店を持つ事ができます。しかも実店舗よりも大方の場合は多くのお客様に商品を見てもらう事ができます。

しかしそもそもそういった知識がない、パソコンすら持っていない人にはECサイトを作るというだけでも、かなりのハードルを感じるのではないでしょうか。

もちろんそういった方の為に専門の業者さんがいたり、私の様な人間がいるのですが。

今回は個人でECサイトを作りたい人の為に6つの選択を書いてみます。自分に合ったものを探してみてください。

はじめて個人のECサイトを作る時に考えるべき6つの選択肢

medium_8072539635
photo credit: sirwiseowl via photopin cc

1.業者にお願いする

メリット デメリット
綺麗な仕上がり 費用が高い
専門的知識が不要 その後のサポート(商品登録、UIの変更など)にも費用がかかる場合がある

まず一番簡単なのは業者にお願いする事でしょう。プロが請け負ってくれます。

世の中にはECサイトを専門に作っている企業も多く、Googleで検索すれば大量に見つけられます。

が!しかし!!

もちろんお値段は高くなっています

私が先程適当に検索してみましたが、ECサイトを作るだけ(その後のサポートなどは抜き)で150,000円~250,000円程は必要になりそうです。資金が潤沢にあるのであればコレもまた良しでしょう!

2.BASEなど無料のECサイトサービスを活用する

メリット デメリット
基本無料ですぐ作れる デザインはテンプレートから選ぶ
(細かな変更は不可)
専門知識が不要 薄利多売な商品の場合、手数料がかさむ
クレジット会社と契約する事なくクレジット決済が利用可能

2つ目に数多く存在する無料のECサイトサービスを活用する方法があります。

個人的にはアカウントを作ってみてBASEが一番のお気に入りです。クレジット決済も初期機能として使えますし、デザインがシンプルで非常に見た目が良い。また、知識がない人でも使いやすいユーザーインターフェースが素晴らしいのです。

BASEであれば機能を使う分は無料。クレジット決済の時に「手数料3.6%+40円」が必要。又、お金を自分の銀行に振り込む時に数百円の手数料が発生します。

3.EC-CUBEをダウンロードして自分で作る

メリット デメリット
自分の好きなデザインで作成可能 技術的な知識が必要
SEOを好きに対策可能 年間単位である程度の費用が必要

自分でレンタルサーバーを借りて国産オープンソースのEC-CUBEをダウンロードし、自分で作り上げる。っというやり方もあります。

費用はいくらかかかります。あくまで目安ですが、

レンタルサーバー代が年間5,000円~
独自ドメインを取得するのであれば年間500円~
クレジット決済を活用するのであれば、クレジット決済会社との契約と手数料が月間数千円~
独自SSLを活用するのであればさらに結構かかります。

又、PHPをはじめとした技術的な知識も必要となります。

4.Wordpress Welcartを活用して、自分で作る

メリット デメリット
自分の好きなデザインで作成可能 技術的な知識が必要
SEOは自分の好きに対策可能 年間単位である程度の費用が必要

WordPressの知識があるのあれば、1つのプラグインであるWelcartを活用する手もあります。

テンプレートも多数用意されていますし、技術的な知識があればそこからカスタマイズする事も可能です。

こちらについても目安ですが、

レンタルサーバー代が年間5,000円~
独自ドメインを取得するのであれば年間500円~
クレジット決済を活用するのであれば、クレジット決済会社との契約と手数料が月間数千円~

といった費用は必要となります。

5.Amazon出品サービスを活用する

メリット デメリット
Amazonの圧倒的な集客力が利用できる 手数料はちと高い
決済はAmazonが代行してくれるので安心 1点ものでないと売れない
(大量生産品だとAmazon自身が取り扱ってしまう。しかも安く・・)
専門知識が不要

あの世界最強のECサイトであるAmazonに出品する事も可能です。

有料の大口出品と基本無料の小口出品があり、大口出品を活用すれば自分で商品を登録する事も可能です。

大口出品の場合、月間4,900円+手数料。決済やセキュリティについてはAmazonが代行してくるので安心です。又、1番の利点はその圧倒的な集客力でしょう。

私は小口出品で読み終わった本などを出品していますが、早い時などは出品して1時間で売れたりします。

詳しくはコチラをご覧ください。

6.0から自分で作り上げる

メリット デメリット
自分の好きなデザインで作成可能 技術的な知識と時間が必要
SEOは自分の好きに対策可能 年間単位である程度の費用が必要

これは最強に難しいでしょう。専門的な技術がかなり必要となります。

費用はEC-Cube作成時と同じでこんな感じです。

レンタルサーバー代が年間5,000円~
独自ドメインを取得するのであれば年間500円~
クレジット決済を活用するのであれば、クレジット決済会社との契約と手数料が月数千円~
独自SSLを活用するのであればさらに結構かかります。

しかし、はっきりいって0から作るなら、EC-CUBE使えばいいじゃん。って私は思います。

まずは無料で始めてみる、低価格で始めるという選択

medium_8344048410
photo credit: Caden Crawford via photopin cc

もちろん知識もあって、自分の好きなものが作りたいというであれば、EC-CUBEやWelcartを活用して独自のECサイトを作りあげるという手もあります。

が、知識がない、もしくは手っ取り早くクレジット決済が活用可能なECサイトを作りたいというのであれば、BASEやAmazonの大口出品を活用するのも超絶便利です。クレジット決済会社との契約には1ヶ月近くかかりますしね。

自分が取り扱っている商品が

・どれくらいの価格帯で
・どれくらいの頻度で売れるもので
・どのサービスを活用すれば月間、年間でどれくらいの費用、手数料が必要になるのか

っという事を吟味して、活用するサービスを決めるのが良いでしょう。

スポンサーリンク

URL :
TRACKBACK URL :

トメント と トラックバック

  • Comments ( 0 )
  • Trackbacks ( 1 )

No commented yet.

コメントはこちらへ!

*
*
* (公開されません)