ECサイトを作ろうと考えたら、フルフィルメント by Amazon(FBA)活用してみるのも面白そう

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photo credit: (chia) – m i e n a i t s u k i via photopin cc

最近ECサイト関係の仕事を受注する事がよくあります。

以前以下の記事でECサイトには様々な選択肢がある事を書きました。

はじめて個人のECサイトを作る時に考えるべき6つの選択肢 | KeiKanri

そして現在受けている案件にて、Amazonのフルフィルメントを活用したいというものがありました。実は私自身このフルフィルメント by Amazon(FBA)の存在を名称くらいしか知らずどんなサービスであるのかを理解していませんでした。

今回はフルフィルメント by Amazon(FBA)を実際に活用する前に、

・フルフィルメント by Amazon(FBA)とはどんなサービスなのか
・どんなメリットがあるのか
・使うべきはどんな時か

について調べてみたので纏めます。

フルフィルメント by Amazon(FBA)の簡単な流れ

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photo credit: ~dgies via photopin cc

流れとしてはAmazonが準備するコチラのページに詳しく書かれています。

基本出品者で行う事は以下の1つだけ

・Amazonフルフィルメントセンターへ商品を納品する

のみです。実際にはこの作業には在庫管理ツールから出品商品を「Amazonから出荷」に切り替えたり、商品にラベルを貼ったりとあるようですが。

その後の商品の保管や注文管理、また面倒くさいピッキングや包装、梱包、発送、また希望があればギフトラッピングまで全てをAmazonで代行してくれます。

また、活用する条件としてAmazon出品サービス(大口でも小口でも)に登録する必要があります。Amazon出品サービスについては以前以下に簡単に纏めましたのでご参考にどうぞ!

お店に本を売りに行く前にちょっと待った!!Amazon出品サービスを使ってみよう! | KeiKanri

フルフィルメント by Amazon(FBA)のメリット4つ

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photo credit: DonkeyHotey via photopin cc

1.圧倒的な手間、コストの削減

まず1つ目のメリットとして上げるべきは圧倒的な作業コストと保管コストが大幅に削減できる事でしょう。

上記でも書いた通り、出品者はAmazonフルフィルメントセンターへ商品を納品すればいいだけです。

後の注文の受付、ピッキング、梱包、ダンボールの準備、住所や名前の記入したラベルの発行、配達業者の手配は全てAmazonが代行してくれるのですから。

そして本来であれば自分で場所を準備して商品を売れるまで保管しなくてはいけません。場合によっては倉庫を借りなくてはいけないかもしれません。

こういった保管コストも全く必要ありません。だってAmazonフルフィルメントセンターに送っちゃうんだから。

注文後の面倒くさい作業、また、売れるまで複数の商品を保管する事を考える必要がない事は大きなメリットと言えるでしょう。

2.Amazonプライムでも利用可能

2つ目のメリットはAmazonプライムの対象となることでしょう。

Amazonプライムを知らない人も以外と多いかもしれません。Amazonプライムとは年会費3,900円

・当日お急ぎ便(通常500円)が無料
・お急ぎ便(通常350円)が無料
・お届け日時指定便(通常350円)が無料

といった事が可能となる非常に優れたサービスです。いち早く商品をゲットしたい方にはもってこいのサービスといえますね。

Amazonフルフィルメントセンターによる管理、Amazon独自の発送ノウハウの適用によって、出品した自分の商品もこのAmazonプライムの対象となります。

Amazonプライムの対象となる事でかご落ちといったリスクが減る事が想像できます。

3.送料無料も実現して購買効率アップ

Amazonに納品する時にもちろん発送費がかかりますが、実際の購入者に対してはAmazonの武器である送料無料が実現できます。

実際に商品を購入しようと最後の購入画面で送料が云百円プラスされるぅぅぅ!!

なんて事によってレジ落ちされるリスクとはもうおさらば!

4.初期費用、固定費なし!使った分だけ費用発生

このフルフィルメント by Amazon(FBA)。活用するだけであれば、基本固定費はかかりません。

実際にかかる費用は

販売手数料+FBA手数料

となります。

以下の記事で実際にこのサービスを活用した方の感想を見てみると、売上のおよそ30パーセント程はAmazon側に支払う様になる仕組みとなっている様です。

詳しい料金体系はコチラを参照。

フルフィルメント by Amazon を使ってみた雑感 – 67.5kgになるまで続けるブログ

後は自分でやった時の作業コストと費用の相談

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photo credit: Robert S. Donovan via photopin cc

上記デメリットを纏めてみました。

デメリットについて最後に書いた「商品売上の約30%程をAmazon側に支払う」という部分が、全ての作業を自分達で行う作業コストに勝るか劣るか、っという部分が、このフルフィルメント by Amazon(FBA)を活用するか否かを決めるポイントとなりそうですね。

又、個人でECサイトを作って運営するよりも爆発的に活用されているAmazonの集客力を活用できる点も見逃してはいけません。まぁこれは出品サービスを活用すれば使える様になりますけどね。

まずは出品サービスだけ活用してみて、作業が追いつかなくなればフルフィルメント by Amazon(FBA)を活用する。っという方法もあるでしょう。

では今度実際に活用してみた感想も書きたいと思っています。

フルフィルメント by Amazon(FBA)公式HP

提供するソリューション : フルフィルメント by Amazon|Amazon Services

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