Facebook広告が他の広告と比べて優れている5つのポイント

Webを活用した広告はたくさんありますが、1番メジャーなのはGoogle AdWordsでしょうか。他にもAmazonやYahooに広告を出稿してバナーを表示してもらうこともできますし、WebサービスではFacebook広告やTwitter広告もあります。

様々な広告がありますが、どれでもいいから適当に広告出稿先を選択し適当にバナーやテキストを出稿しても良い効果を得ることはできません。Facebook広告は過去複数回運用の経験があり、ちょっと前に最近の情報をインストールする為に、Facebook広告を短時間でガツッと勉強しました。

今回はFacebook広告が他の広告に比べてどう優れているのか。どう考えて出稿しなくてはいけないのかをまとめていきます。本記事を読んだ上でFacebook広告出稿の計画を立案すれば、より効果的な広告が完成するでしょう。

Facebook広告が他の広告と比べて優れている5つのポイント

1.検索させるのではなく「気づかせる」ことができる広告

Google AdWordsの場合、検索からの流入を考えるのでまず最初に重要になるのが「キーワード」です。広告を見る人や広告を実際にクリックする人は、そのキーワードを既に検索した人であり既に興味を持っていることになります。

例えばダイエットであれば自分の体型に満足しておらず、簡単や効果的なダイエット方法を検索した人。歯医者を検索した人は今歯が痛くて困っている人や、将来インプラントを検討している方など既に興味を持った方です。

しかしFacebook広告の場合は、広告がフィードの中で表示されます。なので「そういえば夏に向けてダイエットしないと」や「もう3年以上も歯医者に行ってないけど歯石は大丈夫なのかな?」と、自分の中にある不満や要望を気づかせることが大事になります。

2.想像しづらい、キーワード化しづらい商品のPRが効果的

Google AdWordsの場合、やはりどうしても検索に頼る必要があります。その為、「ダイエット」や「歯医者」など既に世に出ており想像しやすい、検索しやすい、キーワード化しやすい商品ととても相性が良いのです。

しかし例えばルンバのようなお掃除ロボットが全く世に出ていなかったころに、Google AdWordsに出稿した場合どうでしょうか。「掃除 便利」などで調べて「超便利なお掃除ロボット!」というようなページタイトルが出てきても、あまりしっくり来ません。なぜかと言えば知らないので想像ができないからです。

Faecebook広告の場合には、少なくとも画像が1枚必要です。場合によっては複数枚の画像によるスライダー形式や動画広告を作ることもできます。その為、画像で一発でどのようなものかをユーザーへ見せることができるのです。Facebook広告はキーワード化しづらい商品のPRが効果的です。

3.性別と年齢でターゲティングできる

Google Adwordsも以下のようなターゲティングが可能です。

  • キーワード
  • 地域と言語
  • デバイス
  • ユーザー層のターゲット設定

もちろんGoogle Adwordsには重要なターゲティングですが、Facebook広告も強烈なターゲティング機能があります。それは性別と年齢です。Facebookのアカウントを開設する場合に、この性別と年齢2つの項目は入力必須の項目です。例えば完全に男性専用や女性専用の広告は、それぞれ性別毎に設定が可能なのです。

年齢層も非常に重要。転職サイトの広告を10代や50代に表示してもあまり意味がありません。狙った層に確実に広告を表示できるのはFaecebook広告の強みです。またFacebook広告を運用したことがない方は、「Facebook広告の強みは細かいターゲティング設定」と考える人も多いかもしれませんが、基本は性別と年齢、そしてIPでFacebook側で判断してくれる地域のターゲティングのみがベストです。

例えば「ダイエット」に興味のある方でも、Facebook上でダイエットに興味があることを設定していない可能性があります。これをターゲティングしてしまうと極端にリーチ数が下がってしまい、効果が下がる恐れがあります。

4.画像や動画との相性が良く、Instagram広告も自動で出稿してくれる

InstagramはFacebook傘下のサービスです。その為Facebookの広告マネージャーから広告を出稿すれば、自動的にInstagram広告も出稿してリーチ数を増やしてくれます。

私自身経験はないのですが特に「ファッション」系や「フード」系の広告など、特に見た目を重視する商品やサービスはInstagram広告と相性が良いとされています。

5.何よりも画像が大事!無駄なテキストや装飾は避ける

上記の通りFacebook広告を出稿する際には、1枚以上の画像(もしくは動画)が必要です。Facebook広告の画像は割りと細かい規約があり、以下の記事で重要部分をまとめています。

Facebook広告を出稿する前に確認したい3つの注意点

規約が多いのはそれだけ画像が重要だということでしょう。事実私もよくFacebookのフィードを見ていて広告が表示されても、まず目が行くのはタイトルでもなくテキストでもなく画像です。これはもうどうがんばっても画像に目が行くのです。

例えば広告が出た時にどぎつい装飾や大量のテキスト(FB広告はそもそも画像に対して20%以下のテキストが基本ですが)が含まれた画像だった場合、あなたはクリックするでしょうか。少なくとも私はしません。

なのでInstagramやFacebookのフィードに馴染む、自然な写真がむしろ良いのです。

商品やサービスに適した広告出稿先を選択する

しかしどのような商品やサービスでもFacebook広告を選択すればいいのかと言うと、そんなことはありません。自分達がアピールしたい商品やサービスと相性の良い出向先を選択するべきです。

上記の内容から、「画像と特に相性が良い」「ソーシャルユーザーにアピールしたい」「商品をキーワード化できない」「年齢や性別でターゲティングしたい」といった要望がある場合には、Facebook広告を選択するのが良いでしょう。

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