見た目より大事!超便利な運用系のWordPressプラグイン6つ

SE時代は金融系システムの運用をやっていました。運用と聞くと今でも震えがきます、すいませんさすがに嘘です。

WordPressでブログを始めてからもう5年以上が経ちました。始めた頃はこれでもかとプラグインをインストールしていました。しかし今ではPHPもある程度使えるようになりプラグインより実装しちゃった方が早い部分などをチューニングした結果、今このブログでは12個程度のプラグインが有効化されています。

プラグインには大きく「表示・機能系」「運用系」の2つがある

プラグインには大きく「表示・機能系」「運用系」の2つがあると考えています。「表示・機能系」は見た目を司るプラグイン。例えば人気記事や関連記事の一覧を表示したり、お問い合わせページを作ったりするプラグインです。これはぶっちゃけテーマに直接記述してもいいかなと思っています。

そしてもう1つの「運用系」プラグインは見た目や表示には関係ないけれど、裏側でサーバー側で人には見えない細かいコード部分でがんばってくれるプラグインです。

私はブログの見た目やデザインを最初に決めてもどうせすぐ変わるので、先に運用系の部分を固める方が良いと考えています。運用系は見た目をどんなに変えても一回設定すれば、その後そのままずっと効果を発揮し続けていざという時やずっと助かるからです。

今回は私が実際にインストールして使っている運用系のWordPressプラグインを、まるっと全部6つご紹介します。

見た目より大事!な運用系のWordPressプラグイン6つ

SEOはこれ1つな「All In One SEO Pack」

基本的なSEO関連の設定は「All In One SEO Pack」を使って一括で行なっています。「Yoast SEO」とかも流行っていますが、私は「All In One SEO Pack」派です。

「All In One SEO Pack」では基本設定やnoindex設定、OGPやTwitter Card設定、XMLサイトマップの発行と送信、Robots.txtの設定辺りを行なっています。

参考:All in One SEO Pack

全てをバックアップする「BackWPup」

バックアップは本番データが消えた時、誤ってファイルを上書きした時など冷や汗が出た時に存在価値が発揮されます。

普段は設定・取得が面倒でもいざという時にはバックアップは絶対に必要です。私はもうWordPress以外でもバックアップには人生で数回助けられています。「やべー!!!バックアップあってよかったー!!」はSEやプログラマー、デザイナーには必ず起きるのです。

基本画像ファイル全量を毎回フルバックアップすると処理が重すぎるので、データベースを含む画像以外の全てのデータを日次でバックアップしています。

参考:BackWPup

画像圧縮!「EWWW Image Optimizer」

表示スピードが遅いのはGoogleも「ダメ!絶対!」って言ってましたし、早いに越したことはありません。表示スピードはサーバーのスペックやキャッシュももちろんですが、1ページ毎のデータ容量を下げることも大事です。

その為画像を自動で圧縮してくれる「EWWW Image Optimizer」を使っています。画像をアップすれば自動で圧縮してくれるので、とても楽です。

参考:EWWW Image Optimizer

インデックスを加速せよ!「WebSub/PubSubHubbub」

もうGoogleから退職してしまい、SEO業界からも最近名前を聞かなくなった元Googleのスパム対策チームリーダーであるマット・カッツもおすすめしていた方法がPubSubHubbubです。

プッシュ型通知機能で記事を更新すればリアルタイムでGoogleがインデックスしてくれます。インデックスは時間が経てばいつかされるのですが、最も大きなメリットはリアルタイムでインデックスしてくれるので、オリジナルのコンテンツであることをGoogle側に通知できる点です。

プラグイン入れておけばOK。なプラグインなのでインストールしておくだけでもおすすめです。

参考:WebSub/PubSubHubbub

日本語WordPressなら。「WP Multibyte Patch」

別に書かないでもいいかなと思ったのですが、有効化されているので一応。日本語でWordPressを使う場合は多分自動的にインストールされてた気がします。日本語版パッケージのためのマルチバイト機能を拡張してくれて、とりあえず入れておけばOKなやつです。

参考:WP Multibyte Patch

データベースの不要なゴミをキレイに!「WP-Optimize」

WordPressは運用しているだけでデータベースにゴミがたまります。例えば過去に戻ることができるリビジョン機能などは書いている途中には便利ですが、記事公開後はそうそう使いません。しかし、このリビジョン毎にレコードができるのでDBはどんどん肥大化していきます。

WP-Optimizeを活用すれば不要なゴミ領域をさらりとキレイにできます。私は週次でゴミデータを削除するように設定しています。

参考:WP-Optimize

運用系プラグインは自動化が大事!

昔金融系システムの運用をしている頃に、上司からもオペレーターからも「手動運用じゃなくて自動化して」「オペレーション増やすなら何か自動化して」と良く言われました。

手動オペレーションで良いことなどそうそう良いことはありません。タイミングも毎回変わってしまいますし、毎回ミスのリスクが伴います。自動化すれば起動タイミングは毎回一緒で、処理の実行ミスも起きません。ただ失敗時にはメールが飛ぶなど気付く仕組みを作っておけばいいだけです。

上記運用系のプラグインは入れておけばOKだったり一度設定すればOK、また定期的な実行処理がcronを活用して設定できます。一度行えば後は負荷がかからないので、是非設定してみてください。

スポンサーリンク

URL :
TRACKBACK URL :

コメントはこちらへ!

*
*
* (公開されません)