キャンプなどアウトドアで蜂に出会わないための個人的戦略マニュアル

蜂が嫌いです。いや私も嫌いですよと思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、多分私の方が確実に蜂嫌いです。嫌いすぎて蜂の特集とかテレビでやっていると必ず見ます。まず敵を知ることが大事だからです。

蜂にもし針がついてなければ恐れるに足りません。実はオスの蜂には針がないのですから、オスの蜂は全く恐くありません。しかしオスとメスの蜂を一瞬で見極めることが人間にできるでしょうか。もちろん不可能な為、必ずビビります。というよりも針が嫌いなのです、先端が尖っている状態が嫌いなのです。強いて言えば画鋲だって嫌いだし、注射も鬼にように嫌いです。しかし蜂はこちらの意思とか関係なく刺しにこれる力も持つので地球上で最も嫌いなのです。針持ってるくせに飛行するしな!あいつな!

昔から私は家族で5歳の頃から夏には毎年キャンプに連れていかれましたし、自転車で120kmくらい山を登って汗をかいたり、同じく自転車で琵琶湖を一周したり、時に軽く登山をしたりとわりとアクティブに動くのです。しかし常に頭に過ります。「蜂、絶対いるよな」と。

今回無駄に蜂のことを調べて、毎年どれだけ蜂に迷惑をかけず(迷惑かけると刺してきますからね)にアウトドアを楽しめるかを追求した私の蜂に出会わないための個人的戦略マニュアルをご紹介します。

余談ですが締め切った2人用テントで、オオスズメバチと二人きりになった時は死ぬ程ドキドキしました。ではどうぞ。

当たり前だけど黒い服は避ける

黒い物に蜂は攻撃を仕掛けることはあまりに有名です。一説には天敵であるクマが黒いのでそれに攻撃するらしいですが、黒い服を着ないことで蜂に迷惑がかからないのであればそれに従わざるをえません。

キャンプやBBQなど、アウトドアなタイミングでは必ず白系や明るい色の服を選択するようにしています。黒い服でキャンプなどに来ている人を見ると私は「そんな装備で大丈夫か」と必ず思います。口には出しませんが。

余計な香料は避ける。ジュースとかで服が濡れたら着替える

黒い服はもちろんダメですが、意外と忘れがちなのが香料です。香水などは蜂を刺激し、攻撃状態へと変貌させます。食べ物の匂いにも敏感です。ジュースで服が濡れた状態ももちろん蜂を興奮させる状態です。

例えばプロ野球優勝後のビール掛け会場に蜂を100匹くらい投入してみてくださいよ。必ず全員が刺されますよ。

飲食店など建物に入る前に店全体をチェックする

キャンプ場近くのスーパーや田舎のコンビニ、飲食店に立ち寄ると、ブンブンと蜂が飛んでいるのに気にせず営業をしているお店があります。

それに気づかず近づけばもちろんジ・エンドです。特に窓際などには暴れまわっては体力温存、暴れまわっては体力温存の永久ループな蜂がいる可能性が高いのでまず飲食店など建物に入る前に店全体をチェックしましょう。エンカウントを未然に防ぐのです。

缶の飲み残しなどには必ず注意する

飲み残しの缶など蜂が糖分を集めているのを見かけることがあります。もちろん缶ジュースなどを開封したら1分以内に飲み干せとは言いませんが、手を離したりトイレから帰ってきたときには中に蜂がいないかどうかチェックが必ず必要です。

キャンプ場で洗濯物を干したりする場合にも、取り込むときに蜂がいないかチェックが必要です。そういえば友人が家の庭にあるサンドバックを叩こうとグローブに手を入れたら激痛が走り、手を抜くとアシナガバチが出てきたって言ってました。蜂は好奇心旺盛です、ほぼ2才児です。色々なところに入ってくるので事前のチェックが必要なのです。

歩くときは全体を見渡す、足元だけを見ない

私は町中でも山でもまず第一に蜂の存在に気付く能力があります。私以上に蜂により早く気付いた方は記憶にありません。

何故かと言うと歩く時にもいつでも全体に気をつけています。車の免許を取る際に「認知」「判断」「操作」という危険予知の重要性を習った記憶があるのではないでしょうか。蜂も同じです「認知」「判断」「逃亡」です。「判断」「逃亡」をより早く実行に移すために常に全体に気を配ります。

もちろん山や川の近くは足元も危険です。しかし足元だけを見ていては蜂に気付くことができません。蜂は上から来ますからね!地球の重力がもっと強くなればいいのに!蜂だけ!

夕方以降は安全だ。緊張を解け。君の時間だ

しかし外にいるときずっと全体に気を使いすぎては体力がもちません。でも大丈夫です、夕方以降はあなたの時間です。

蜂は夕方以降とたんに活動をやめます。蜂の巣にトーキックかましたりしない限り危険はありません。私は蜂による危険がないので、キャンプは夕方以降が好きなのです。

キャンプ場のゴミ捨て係には死んでも避ける

キャンプ場共有のゴミ捨て場にゴミを捨てにいったことはありますか?あそこの蜂とのエンカウント率は異常です。常軌を逸しています。初代ボケモンのミュウツーがハナダのどうくつの最深部に絶対存在するように、キャンプ場のゴミ捨て場には蜂が絶対います3匹くらい大体います。

ただでさえ近づきたくないのにゴミを捨てるので近づかないといけない。近づきたくないとゴミ袋を投げるとお蜂様のお体にゴミ袋が当ってしまう可能性がある。良くないことです。

なので例えばキャンプの終わり。テントを片付けるか、荷物を運ぶか、ゴミを捨てるかと係を決める場合、ジャンケンに持ち込む前にゴミ捨て係以外を自ら選択するようにしています。

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