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こんにちは柬理(かんり)@keikanriです。
フリーランスになる為に現在税金であるとか、申告であるとか、納税であるとか。そんな事を勉強して連載としてエントリーを書いています。今回は記帳について書いているのですが、記帳は中々に書く事が多く前半、後半に分ける事としました。
前半の記帳(1)をまだお読みになっていない方は、是非以下エントリーをお読みください。
フリーランスになる為の申告と節税について-その3-記帳 | KeiKanri
ちなみに過去の連載エントリーは以下の通りです。こちらもどうぞ。
フリーランスになる為の申告と節税について-その1-税金
フリーランスになる為の申告と節税について-その2-社会保険
フリーランスになる為の申告と節税について-その3-記帳(1)
それでは今回は前回の続きとして後半の記帳(2)について書かせて頂きます。
<記帳する上でどこまでを経費として認められるのか!?>
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結果から言ってしまうとどこまでが経費として認められて、どこまでが認められないか。という明確な区切りは存在しません。
役所の方も担当者によっても違いますし、その線引きは人それぞれでしょう。
・・・であれば・・・です(ニヤリ
経費っぽいやつは全部経費としてのっけてしまって良い様です。
もちろん否認された分の税金は払う事になりますし、少しばかりの利子も払う事になりますが何でもかんでも安全志向で経費としてのせないよりは確実に税金は安く済む事でしょう。
まぁあきらかに経費じゃないなぁ、あきらかに違うなぁという場合は最初からのせない方がいいでしょうけどね。
<勘定項目のコツは『目立ちすぎない事』『変わりすぎない事』>
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できるだけ役所の人に「おや?」と思わせないコツがあります。
それは勘定項目に関するコツです。勘定項目とは「消耗品費」とか「交通費」とか「雑費」とかそんなやつですね。
この勘定項目がどこに入っている。なんて事は実はどうでも良いみたいです。なので事前に1つの勘定項目だけ突出して多いだとか、例年に比べていきなりある勘定項目だけ増えているとか、そういう状態を避ける為に勘定項目を上手にバラしておくと良いのです。
なぜかというと1つの勘定項目だけ突出していたり、例年より増えていると「なぜここだけこんなにお金がかかっているんだ!?」と疑問に思います。疑問に思うと細かく調べようという気持ちになります。これを避ける為です。
なので事前に疑問に感じそうな状態に手を打っておく事が大切です。
<固定資産と減価償却について>
まず固定資産ってなんだ?って事になりますが、固定資産とはざっくりいって10万円以上の資産となります。まぁ車とかバイクとかパソコンとかですかね(パソコンも最近10万円以下のもの多いですが)
こういった資産は買ってすぐ全て経費にして終了!!!
っという訳にはいきません。1年2年と使っていく事で少しずつ価値が減って、その価値が減る事で初めて経費として使用済みになった!っとみなしてもらえるのです。
例えば180万円の車を買った場合、簡単に以下の様な図になります。
上記の図にある耐用年数とは資産の種類毎に「これは何年持つか」という基準が決められおり、その年数をいいます。
詳しい耐用年数表などは国税庁のHPなど調べればすぐ出てきますので困ったら検索してみてください。
ちなみに上記の図にある方法は定額法という減価償却の仕組みで、これとは別に定率法としう仕組みもある様です。
しかし私が参考にしているきたみりゅうじ氏の著書『フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。』には詳しい説明がなかったので定率法については割愛させて頂きます。
<結局の所、記帳って何の為にやるの?>
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っとここまで前半、後半と2つのエントリーで記帳について書きまくってきましたが、結局は記帳って何の為にやるのでしょうか?
答えは青色申告に必要な損益計算書のインプットデータに使う為です。この書類を作る時に売上減価はいくらで、必要経費がいくらでという情報が必須になってきますので毎日コツコツと記帳を習慣とする事が大切になる訳です。
<最後に>
という事で記帳については以上となります。
いやぁやはり記帳も覚える事が恐ろしく大量にありますね。
しかしこういった知識もフリーランスには必須となってくるものです。
1つ1つコツコツと勉強していきます。
さてさて次はもっと覚える事が多そうな青色申告について勉強します!!
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