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こんにちは柬理(かんり)@keikanriです。
このエントリーを読まない方がいいかもしれません。このエントリーはあなたにとって不利益になるかもしません。
それでも問題なければ、この続きを読み進めてください。
・・・どうでしょうか!?続きを読み進めたいと感じましたか?
今回は日常生活で使える「マインド・リーディング」を伝えるという事で、非常に売れている
トルステン・ハーフェナー氏の著書
「心を上手に透視する方法」
と読みましたので書評を書かせて頂きます。
「心を上手に透視する方法」とは
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この本はドイツを代表するマインド・リーダーであるトルステン・ハーフェナー氏が、心を透視する方法とそれを活用したテクニックについて書いた本で、
相手の目を見ただけで何を考えているのかを言い当てたり、心理を利用したコミュニケーションの方法など様々な「マインド・リーディング」のテクニックが詳しく説明されています。
あまりに多岐にわたるテクニックであった為、どう書評を纏めていいものか困ってしまう程です。
今回は相手の考えを透視する方法ではなく、私の印象に残った心理を利用したコミュニケーションを円滑にするテクニックを4つご紹介します。
世界的マインド・リーダーが教える「マインド・リーディング」テクニック4つ
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1.秘密を打ち明ける事を告げる
人間は
「秘密を打ち明ける」
っという事にひどく注目し耳を傾けます。
例えば
「すごくプライベートな話になってしまうんですが・・・」
「絶対にこの事は誰にも言わないでくださいよ」
などなど。会話の最初にこう伝えるんです。
まぁ初対面でこればっかりやってたら、「何じゃコイツは」と距離を置かれる気がしますがね。
2.理由を伝える事で、利益を提示する
もしあなたが空港でチェックインする為に、列に並んでいたとしましょう。飛行機への搭乗まではまだ1時間近くあります。余裕ですな。
その時にいきなり1人の男が
「前に入れてほしい!」
っと言ってきたらどうしますか!?
堪忍袋の緒が綱引きロープよりも太い私ですらイラッとします。
でももしその時男が
「申し訳ありませんが、先に入れて頂けませんか!?実は空港にくるまでの電車が事故で遅れてしまい、フライトの時刻まであと15分しかないのです。荷物はこのバッグ1つだけです。どうかお願いします。」
わぉ!大変だ!どうぞどうぞ!!
私ならこうなります。
あまり時間をとらせないという事を早めに伝えておく事が、このテクニックでは非常に重要になります。
3.魔法の言葉「それとも」の使い方
皆さんは魔法の言葉「それとも」を知っていますか!
ある車の修理工場がこの魔法を使って、売上を倍以上に増やした事がある様です。
それはこんな方法です。
「通常の点検だけにしますか!?それともワイパーも新しいものに交換しておきましょうか!?」
うん。確かに私ならワイパーも交換してしまう気がします。
「それとも」の後にちょっとしたお願いをプラスしてみるんです。大体の相手はOKしてくれる事でしょう。
魔法の言葉「それとも」の効果は絶大です。しかもMPは使いません。
4.好奇心をかきたてる「否定」の言葉
これは今回のエントリーの冒頭で活用したテクニックです。
「続きを読まないでください。あなたを不快にするかもしれないから」
「この映画を見ないでください。本当の映画通でないのなら。」
「この家電を買わないでください。2度とこの製品なしでは生きていけなくなるから」
などなど。「否定」は相手の興味を増強させます。
最後に
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この本には上記でご紹介したテクニック以外にも多数のテクニックが紹介されています。
相手の思考を透視するテクニックは何回か私自身試してみましたが、中々うまくいくものではありませんでした。
どうやらテクニックだけを知っていても、そのテクニックを繰り返し使わなくては体得する事はできない様です。
やはり何にしても練習が必要なんですね。
あっ!!ちなみにアイキャッチ画像の方が著者であるトルステン・ハーフェナー氏です。いやぁイケメンですな。・・・
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