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こんにちは柬理(かんり)@keikanriです。
怒り、悲しみ、嬉しい、楽しい、ムカつくなどなど感情というものは何か行動を起す為の重要なエネルギーになります。
失恋が原因でダイエットに成功や、誰かに負けたくないという気持ちで目標を達成させた、楽しいという感情で何かが継続したなどといった話はよく聞く話です。
私自身も何かイラついた事や楽しい事が様々な行動を起させ成功(失敗も・・・)したという経験が何度かあります。
しかし、私は最近はこういった感情が起因する行動については、「感情の鮮度」が非常に大事だなと強く感じています。いや何もその感情が生きている内に1日2日で全ての行動を終わられろっと言っている訳ではありません。
他にやるべき事もあるでしょうし、短時間では終わらずそれは長いスパンのプロジェクトに変化するかもしれません。上記の例でダイエットであれば1日で5kg、10kg落とす事は不可能ですしね。
<感情が生きている内に最初の行動を起す事>
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私が最も言いたいのはその感情が生きている内に鮮度がある内に行動の最初の部分、めんどくさい部分を勢いで作り込んでしまう事です。
上記の例を活用するのであればダイエットに関する知識を1日じっくり勉強してもいいし、いついつまでに何kg落とすといった目標設定をするでもいいし、毎日体重を測る為の仕組みを考えてもいいし、それを記録するアプリをダウンロードしてもいいし、エクセルで値を入れれば自動的にグラフになるシートを作成しても良いと思います。
感情はさばかれた魚と同じで発生した時点からどんどん鮮度が落ちていきます。怒りを例にしてみても1週間も2週間もましてや1年間も同じことに同じレベルで怒っている事は少なくとも私にはできない。
でも感情というのは何か行動を起すには非常に良いトリガーになります。であればその後その行動が続く様な事をできるだけ良い鮮度の内に行っておく事が重要であると思います。
だって何か激しい感情が沸き起こったのに、「今忙しいから今週末にはこの感情を行動にぶつけてやるぜぇぇぇ!!」なんて思っていてもその週末には別の趣味に没頭していたり、友人と飲んだりしていて結局何もしないのがオチになる。なんて事になる訳です。少なくとも私は。
<思い出す仕組みがあっても感情が起きた時には敵わない>
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人間は忘れる動物です。
しかし毎日日記など感情の記録を取る事によってそれを思い出すという方法もあります。その感情記録を読み返す事でその時起きた感情が思い起こすトリガーになりますしとても意味のある事だと思います。実際私自身、毎日ではないにせよそういった記録を行う時があります。
ただ、その大きな感情の記録を一ヶ月後に読み返した時と、実際その感情が起きた時にどちらにエネルギーがあるかというと後者であると私は考えます。
私が溢れんばかりの温厚で前向きな性格だということもあるかもしれませんが、その記録を読み返して感情を思い起こしてみても当時と同じ怒りや嬉しい、悲しいっといった感情を取り戻す事ができないのです。
感情はある程度まで記録できても、その体験時と同様な感情をもう一度取り戻す事はできないのだというのが私の考えです。
だからこそその「感情の鮮度が高いうち」「感情が生きているうち」に行動に移す事が大事だと私は考えています。
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