犯人は絶対に当てられない【書評/ミステリー】オリエント急行 byアガサ・クリスティ

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アガサ・クリスティの「オリエント急行」を読みました。

もともと推理小説というものはシャーロック・ホームズしか読んだ事なかった私には、この超有名推理小説家アガサ・クリスティですら、1冊も読んだ事がなかったわけです。あぁコナンの阿笠博士の元ネタね。ってくらいのもんでした。

また、この超有名なエルキュール・ポアロですら知らず読んだことすらないのに「絶対ホームズよりダサいはずだ。ホームズが最高だ」と毛嫌いしておりました。

しかし、28歳にして起きた第2次(1次はホームズシリーズ全集にて終了)によって、今回アガサ・クリスティの有名作
オリエント急行に手を出したわけです。

keikari的オリエント急行あらすじまとめ

ベルギーの名探偵エルキュール・ポアロが寝台列車オリエント急行に乗る。その夜にアメリカの富豪サミュエル・ラチェットが殺される。他に乗車していた乗客はどの人物も国籍が違い、また、どの人物にも完璧なアリバイがあった。
エルキュール・ポアロの灰色の脳細胞を駆使して、事件の真相を暴く。

って感じです。

オリエント急行 を読んでこう思った

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photo credit: elena-lu via photopin cc

この物語の面白い所は密室事件であり、また犯行が可能な車両にいた全員に完璧なアリバイがあるということ。

完璧なアリバイというのは他人である人物が、それぞれにアリバイを保証してくれている状態です。この物語ではそのアリバイを崩すことが絶対的に重要であるのですが、相互に他人同志がそれを証明しているのでそれがどうも難しい!

もちろん有名な小説なのでネタがわかっている人も多くいるでしょう。しかし、推理小説無知であった私は最後の最後まで

「一体誰が犯人なんだ・・・」

とワクワクし、そして最後の最後のネタを読んで「えーーー!!」と感動したものです。

ネタを知らない人には恐らく絶対に犯人は当てられない。かと。

正直アガサ・クリスティ舐めてました!めっちゃワクワクした推理小説。続きが気になって一気読みできる最高の作品でした!

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