【In Flames】8th:Come Clarity(98点)

come-clarity

曲目

1.Take This Life
2.Leeches
3.Reflect The Storm
4.Dead End
5.Scream
6.Come Clarity
7.Vacuum
8.Pacing Death’s Trail
9.Crawl Through Knives
10.Versus Terminus
11.Our Infinite Struggle
12.Vanishing Light
13.Your Bedtime Story Is Scaring Everyone

レビュー

2006年発表のIn Flames8thにして唯一の創世記メンバーであり、メインの曲作りの1人。そして私の中では一番大好きなメロディーメイカーだったギタリストであるイェスパー・ストロムブラード在籍時最後の作品です。

これが本当に素晴らしくて最高傑作。
前作の憂鬱ながら哀愁のある高品質なメロディで終始引っ張り続ける『Soundtrack To Your Escape』が陰の最高傑作なら、本作はメロディ全体が明るく陽の最高傑作とでもいいましょうか。

唯一の弱点は「どの曲が一番良いか。」と言われると困る事。確かにリーダートラックとなる「このアルバムはこれ!」て曲はないけれど、どの曲も本当にクオリティが高い。

まさにイェスパー在籍時だなと感じるメロディの渦が本当に耳に引っかかって、聴く側を飽きさせない。そして心地よい。

カテゴリーはメロディックデスメタルになるのだろうけれど、このバンドはあまりジャンルでくくれるバンドじゃないと思います。強いていえば2曲目が一番北欧メロディックデスメタル的な構成になっているかなと。後半の怒涛のスピードナンバーの連続は本当に楽しく飽きが来ない。

心の病気ということもあり、もう絶対に叶わないと思うけど本当にイェスパーにはIn Flamesに戻ってきてほしい。
個人的に人生単位で大好きなアルバム10枚選べ!って言われたらこれは確実に入る。それくらいに完成度が高く、そしてリリースされてからずっと聴き続けているヘヴィメタル界の名盤の1つだと思う。

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