ツール・ド・フランスが今年2013年は6月29日(土)に開催より開催されます。
今年はなんと記念すべき100回目の大会となるそうな!!
確か「オーバードライヴ」という漫画によってどっぷり自転車にハマった私。
2009年頃に自分でもクロスバイクを買いました。その後ツール・ド・フランスのDVDを買い漁り、ランス・アームストロングの無敵の強さに憧れてTrekのバイクを買ったのです。
その後、アームストロングはドーピングで告発、自白によって全てのタイトルを剥奪されてしまいましたが・・・
最近また自転車によく乗る様になって、その楽しさに触れる様になってまた自転車の魅力、ツール・ド・フランスの魅力にハマりだしています。
2013年6月に発売された著書「ツール・ド・フランス」を読んで、その魅力、歴史を再度楽しみました。
1人でも多くの方がツール・ド・フランスを楽しんでもらえる様、この自転車の祭典について纏めてみましょう。
ツール・ド・フランスとは?
photo credit: shawdm via photopin cc
ツール・ド・フランスの歴史
ツール・ド・フランスはフランスの新聞社であるロト現在はレキップ紙)によって開催された大会です。
第1回は1903年。第一次世界大戦によって1915年~1918年は中断されています。
尚、第1回優勝者フランスの煙突掃除職人モリス・ガランは、第2回大会では列車に乗るイカサマを使うという暴挙に出た男でもありますww
マジはっちゃけすぎww
日程は?距離は?
日程は23日間。そして距離は3600km前後です。1日に走る距離は200km程が多いでしょうか。
23日かけて周辺の国を跨いでフランスを一周するコースが通常です。
尚、普通は参加選手全員が走るスタイルですが、タイムトライアルといわれる1人1人が個別にスタートする孤独のレースも用意されています。完全に1人の戦いで、その上でどれだけのタイムが出せるか。個人のスキルが単純に試されます。
又、初日はプロローグと言われ、短い距離を走るタイムトライアルが用意されている事が多いです。これは選手紹介の意味もあり、最後になればなる程、その大会の優勝候補が出場します。
もうね、この短いプロローグが楽しいんですよ個人的にはお祭り開始!!って感じでね。
参加する選手は?チームは?
昔はオリンピックやワールドカップみたいにナショナルチーム形式での開催時期もありました。
しかし現在はチーム形式となり、様々な国の実力者が入り乱れるチームが優勝を争います。1チームは9人。その中にエースがいて、アシスト役がいてっと役割があります。
ちなみに日本人の新城幸也選手も2013年の出場が決まりました!!
新城幸也のツール・ド・フランス出場が決定 – スポーツ – SANSPO.COM(サンスポ)
新城幸也 …
誰が優勝者なの?
photo credit: Petit Brun via photopin cc
簡単です。23日間で行われる全ステージ(2013年は21ステージ)の総合タイムが最も短い人が優勝です。
ちなみに4日目だろうが、15日目だろうが、誰がその時点で一番タイムが短いのかは一目瞭然です。
その選手はマイヨ・ジョーヌ(黄色いジャージ)をつけているからです。この名誉あるジャージを争う戦いともいえるかもしれません。ちなみに上の画像がマイヨ・ジョーヌです。
尚、他にもジャージは存在します。スプリンター系の選手が欲しがるポイント賞マイヨ・ヴェール(緑色のジャージ)、クライマーが欲しがる山岳賞マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ(赤玉ジャージ)、25歳以下の新人で最も早い選手に与えられるマイヨ・ブラン(白いジャージ)。
こういったジャージを着ている選手に注目してみると面白いです。
ロードレーサーはどれだけ凄いの?
凄いっすよマジで。
彼らは平均時速40km程で走ります。もうね自動車ですよ自動車。下り坂、ダウンヒルでは100km程のスピードで走るのです。1つの操作ミスが命取りの戦いなのです。
しかも200km程を4~5時間で走りきります。それを21ステージ続けるのです。フルマラソンを21日やり続ける様な話です。彼らの体脂肪率は皆5パーセント以下、走りながら食べないとやっていけないスポーツです。
私は以前75kmで4時間半かかりました・・・。まぁコンビニ寄ったり色々しましたけど・・
世界で最も厳しいスポーツの選手といっても過言ではないのですよロードレーサーは!!
Keikanri的ツール・ド・フランスの魅力?
photo credit: Petit Brun via photopin cc
私的には各選手の”違い”が面白いポイントです。
一気に駆け抜けるスプリント力に自信がある選手、そして山岳、坂に非常に強いクライマー型の選手、タイムトライアルに強いタイムトライアルスペシャリストなど。一言で自転車を漕ぐといっても、その選手1人1人に違いがあります。
最近は何でもこなすオールランダータイプが多いですけどね・・・。今回の優勝候補スペインのアルベルト・コンタドールもオールラウンダーです。
又、9人のチーム制も大きな見どころです。
生身の体で40km、50km、60kmのスピードで走れば空気抵抗は凄まじいものです。しかし、他の選手の後ろを走ればある程度空気抵抗を感じる事なく走る事ができます。
そうやってアシスト役の選手は前を走り、エースを最後の勝負どころまで温存させます。その作戦を壊してやろうと最初からアタックをかけフルスピードで逃げ切ろうとする選手がいたりと、作戦の読み合い、心理戦も面白いのがツール・ド・フランスです。
公式HP
以下が公式のHPです。尚、英語、フランス後、スペイン語、ドイツ後しか言語は選べません。
あと私は▼の本を読んで、ツール・ド・フランスを学びました!
最後に!
2013年は6月29日開催です!!
是非皆様もツール・ド・フランスを楽しんでみてください!!
コメントはこちらへ!