photo credit: heartbeat29 via photo pin cc
こんにちは柬理(かんり)@keikanriです。
第7回目はドイツ編その2です。。
1回目~6回目については以下をご覧ください。
国別対抗!!おすすめメタル・ハードロックバンド紹介(ドイツ編)
国別対抗!!おすすめメタル・ハードロックバンド紹介(フィンランド編)
国別対抗!!おすすめメタル・ハードロックバンド紹介(イギリス編)その1
国別対抗!!おすすめメタル・ハードロックバンド紹介(スウェーデン編)
国別対抗!!おすすめメタル・ハードロックバンド紹介(アメリカ編)その1
国別対抗!!おすすめメタル・ハードロックバンド紹介(イギリス編)その2
ドイツはメタル大国なので、おすすめするべきバンドがやはり多いです。
Helloweenから始まったメロディック・パワー・メタルの流れがやはり盛んに感じます。
今回はメロディック・パワー・メタル(ドイツなのでジャーマン・メタルともいわれます)の
おすすめ3バンドをご紹介します。
Gamma ray(ガンマレイ)
世界のメロディック・パワー・メタル界の首領カイ・ハンセンが率いるバンド。
メロディック・パワー・メタルの教科書であるHelloween初代ギター/ヴォーカルであるカイが
率いるバンドなのだから極上のメロディック・パワー・メタルが約束されています。
また、カイは今では有名になりましたがブラジルのアングラや同郷のブラインド・ガーディアンの初期や
又、後記するアヴァンタジアの参加など若手へのサポートもこなすまさに首領なのです。
本来はギタリストでギター/ヴォーカルには消極的であり、Gamma rayにも初期3枚には
ラルフ・シーパースという強力なヴォーカルがいたのですが、4th以降はカイがギター/ヴォーカルとなっています。
カイはメロディック・パワー・メタルを歌うには少し声が細いのですが、Gamma rayのライブの醍醐味は
ファン皆で歌う大合唱にある為、問題ありません。
でも、ライブ動画はカイの細さが目立っちゃうのでスタジオ版を聞いてみてください。
おすすめアルバムは4th:Land of the Freeか6th:Powerplant。
どっちかっていうと私は6th:Powerplantの方がおすすめ。
Edguy(エドガイ)
Edguyはドイツメロディック・パワー・メタル界の中堅で1番力をもったバンドとなります。
っとうか彼らは14歳からバンドを作っている為、もはやベテランといっても差し支えないキャリアの持ち主なのです。
ヴォーカルのトビアス・サメット(以下トビー)は実力、名声もあるが
メタル界のネットワークの広さも特徴的であり、その理由は3バンド目に後記します。
私はトビーのヴォーカルがものすごい好きでたまりません。
ドイツ人にしては小さい身長にも関わらずパワフルな声量、そして、特徴的な声にものすごく揺れの大きいビブラート。
聞いて一発で彼の声とわかる素晴らしいヴォーカルです。
私は彼のサイン会に学生の頃参加した事がありますが、
ファンとの交流を大切にする礼儀の正しい紳士でさらに大好きになった事を記憶しています。
おすすめアルバムは7th:Hellfire Club。バラエティに富んだメロディック・パワー・メタルの枠に
留まらない傑作!
Avantasia(アヴァンタジア)
実はこのバンドも上記に書いているEdguyのトビーが作ったバンドです。
このバンドは歴史的にも非常に重要なバンドで、トビーによってメロディック・パワー・メタル界を
中心とした大御所が一同に集まりアルバムを作成しました。
まさにメタル・オペラ!!
知らない人は知らないけど、知っている人からしたら本当に涙ちょちょ切れもんでした。
上記にも記載したGamma rayのカイ・ハンセン、ブラジルの雄アングラの初代ヴォーカル:アンドレ・マトス、イギリスのクラシックバンドMAGNUMのボブ・カトレイなどなど。超豪華!!
特筆すべきは伝説のメロディック・パワー・メタルヴォーカルである元Helloweenのマイケル・キスクを
連れてきた事です。
キスクがやりたい音楽はエルビス的なロックや牧歌的な歌だったのですが、あまりにメロディック・パワー・メタルに声が合ってしまう為、彼はハイトーンで伸びやかのヴォーカルを歌わされ続ける事を強いられてしまいました。
Helloweenを93年に脱退してから彼がメロディック・パワー・メタルを歌う事はなくなりました。
しかし、子供の頃からのキスクのファンであるトビーの熱意に心動かされ、Avantasiaへの参加を決意したのです。
確かインタビューでキスクはトビーに
「あまり高いキーの曲を作らないでほしい」
と伝えていたそうですが、トビーは「キスクならこれくらい問題なく歌えるだろう」と遊び半分で
曲を作っていたら半端じゃないくらい高いキーの曲を作ってしまったそうです。
トビーは怒られるかと思ったそうですが、キスクにそのテープを送り数日後にテープが返ってきました。
そこには完璧に歌い上げるキスクのヴォーカルが録音されていたのです!!
私は感動しました。キスクがまたあのメロディック・パワー・メタルを歌ってくれる事に。
おすすめは2nd:The Metal Opera2
動画はキスクとトビーが歌う楽曲「No Return」。最高にカッコいい!!!
コメントはこちらへ!