ブログやショッピングサイト、もしくは会社のWeb担当の方であれば少なくも「SEO」を意識する事になるでしょう。
私も2012年からブログを始めた時から、Webに興味を持ち始め最初は全く「SEO」という単語すら知りませんでしたが、少しずつSEOに関して興味を持ち、書籍や専門のブログを読む事で日々勉強を続けています。そしてその勉強した結果を試すのがこのブログというわけです。
何でもそうですが興味を持った事の概要を知る、詳細を知りたい時に役に立つのが本です。SEOに関する本はたくさん今までにも出版されていますが、良い本ももちろんあれば、「これダメだろ・・・」というブラックハットは方法をバッチリ乗っけている本もあります。
ダメな方法を学ぶのであればいいのですが、それが良い事のように書かれているので間違えた知識となってしまう事もあります。その為、SEOを学ぶにはまず良い本を最初に読む事が大切です。
今回新たにそのSEO本として出版されたのが、Webコンサルティング会社ヴォラーレのSEO担当土居健太郎(個人ブログ:天照SEOブログ)さんが書いた「10年つかえるSEOの基本」という本。
これが約1時間もあれば読めるし、フルカラーで2人の話の掛け合い形式で書かれていて読みやすいし、SEOの手法、テクニックというよりも「SEOに対する考え方」がわかりやすく学べるので非常に面白かったのです。
SEOは検索で上位表示する技術ではない
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SEOを学び始めた人、またはSEOって何となく知っている人からすると
「SEOは検索で上位表示する技術」
と考えている人がいるかもしれませんが、それは結果的にそうなるのかもしれませんが本意ではありません。
Googleなどの検索エンジンで何か調べたい事があって検索して、上位にあったページも見ても調べた事とは全く関係のない事が書いてあったり、その事について書かれてはいるけれど薄っぺらい内容で全く欲しい情報でなかった場合、違う検索エンジンを使うようになってしまうかもしれません。
そうなるとGoogleとしては、お客さんを1人失うわけですから絶対に避けたい状況という事になります。その為にGoogleはパンダアップデートやペンギンアップデートを筆頭に様々なアルゴリズムを使って、質の高い、調べたキーワードに対する答えとなるようなページを上位に表示する事を目的にしているのです。
検索者が知りたい情報を徹底的にわかりやすく書く
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結局は価値の高いコンテンツを作り上げる事が最も大切な事になります。それがSEOとしても非常に大切な、自然が外部リンクにもつながってくるのです。
GoogleもContent is kingとよく言っていますが、どれだけ独自性のある価値の高いコンテンツをWebサイトの用意するかが大切になってくるというわけです。
コンテンツはGoogleの為に用意するのではなく、読者の為の、読者が読んでわかるように書く事が最も大切です。「そのわかりやすい記事がここのWebサイトにあるんですよー」とGoogleに対して伝える技術がSEOなのかなーとこの本を読んでも思いました。
そんなSEOの基本が書かれているのが「10年つかえるSEOの基本」
それでもSEOを勉強していると、サイトを運営していると
という悩みが出てきます。
その辺りの悩みの解決となる考え方やちょっとした技術、テクニックを学ぶのに、この「10年つかえるSEOの基本」という本はかなり勉強になるので良いです。とりあえずこんなにサクッと読めて内容が理解しやすいSEO本はそうそうないと思います。恐らく無駄が徹底的に省いてある為だと思いますが。
この本でとりあえず基本は学んでおいて、その後にもっとSEOについて詳しく詳細に書いてある本(もちろんブラックハットは方法ではなく)を読めば、SEOに関する知識はさらに深まり、実践するのが楽しくなる事間違いなしなのです。
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