曲目
1.Unfinished Allegro
2.Carry On
3.Time
4.Angels Cry
5.Stand Away
6.Never Understand
7.Wuthering Heights
8.Streets of Tomorrow
9.Evil Warning
0.Lasting Child
「Angels Cry」レビュー
1993年発表のブラジルの雄「Angra」のかなりのインパクトを与えた1stアルバム。
元Viperのアンドレ・マトスとギタリストであり音楽家であるラファエル・ビッテンコートが中心となって結成されたバンドだ。スーパーなテクニックを持つもう一人のギタリストのキコ・ルーレイロもkの1stから在籍している。今はMegadethのギタリストでもありますね。
Helloweenからメタルに入った人なんかは絶対にAngraも気に入っただろうな。と当時のことが容易に想像できるが、もちろん私はHelloweenもAngraも大好きです。
特徴はマトスのお得意とするクラシック音楽をふんだんに取り入れたメロディックスピードメタル。とりあえず①から②の流れは最高だし、②はメロディックスピードメタルの超名曲。何年たっても②「Carry On」だけは聞きたくなる。メロディックスピードメタルの歴史の中でも1位2位を争う名曲だろう。
他にも④⑤⑨など良曲、佳曲のオンパレードの傑作アルバム。
現在のスピーディーで超劇的なメロスピに慣れた耳だとスピード感や劇的展開不足など、ちょっと刺激が足りないかしれないけれどじっくり聞聴き込む程に味わいがでる、そんなアルバムだ。
個人的には特徴があって大好きだが、アンドレ・マトスの歌唱法はかなり独特。裏返る様なハイトーンの出し方をするので、正統派のパワーある金属感のあるハイトーンが好き方など特に受け入れられないかもしれない。
⑦はケイト・ブッシュの有名曲カヴァー。これも良い・・・が、この曲なんて特に上記マトスのクセが満載で人によっては気持ち悪いと感じる人もいるのかも。
とりあえず佳曲揃いだが、とりあえずCarry On」だけでも聴いてほしい。この超名曲を聞かずに死ぬのは本当にもったいない。
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