WordPressはブログに最適なオープンソースCMSで、ブログに必要なほぼ全ての機能が提供されています。しかし全ての機能を使っている方は少ないでしょう。
例えば同じブログ内で複数の編集者を置いて共同で運用を行いたい場合。またはブログ自体は書かないけれども技術的な支援者や社内エンジニア用のユーザーがログインできるユーザーを追加したい場合。などなど複数ユーザーを設定したい要件は意外と多くあるものです。
今回はそんなWordPressにおけるWordPressのユーザー追加手順と、追加する際に少し迷ってしまうユーザーの権限グループ毎の違いについてご紹介します。
WordPressユーザーの権限グループ毎の違いについて
WordPressにおけるユーザー権限は全部で5つあります。実際にはマルチサイト化した場合に6つ目の権限「特権管理者 」が登場するようですが、今回は割愛して通常時に設定できるユーザー権限を対象とします。
購読者 | 閲覧のみ可能 |
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寄稿者 | 自分の記事を作成、変更する事が可能。投稿は不可。 |
投稿者 | 自分の記事を作成、変更、投稿する事が可能 |
編集者 | 他ユーザーの記事を作成、変更、投稿する事が可能 |
管理者 | 全ての管理機能が変更可能 |
上から下へ権限が強くなります。編集長が全ての記事をチェックして投稿する場合などは、編集長を管理者か編集者に、ライターを寄稿者に設定するなどが良いかもしれませんね。
WorPressにおけるユーザーの追加方法
それでは実際のユーザーの追加方法をご紹介します。
1)まずはWordPressにログインします。
2)ログイン後左サイドバーにある「ユーザー」⇒「新規追加」を選択
3)新規ユーザー追加画面に入力をしましょう。
必須項目は「ユーザー名」「メールアドレス」と「パスワード」のみです。ユーザー名は好きに設定で問題ありません。
パスワードですがデフォルトでWordPress側で強力なパスワードに設定されています。「パスワードを表示」ボタンを押せば自分で任意のパスワードを設定可能です。簡単にしすぎると危険ですので、ユニークなものを設定しましょう。
↑この「パスワードを表示」ボタンを押すと、
必要な項目の入力が終わったら、「新規ユーザーを追加」ボタンを押下して完了です。
WordPressにおけるユーザーの追加は非常に簡単です。しかし追加のタイミングで「権限グループ毎の違い」は念頭に置いておいた方が良いでしょう。
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