meta descriptionがクリックされる文章になっているか調べる方法

meta_description

meta descriptionはご存知ですか?

ブログをやっている人、メディアを運営している方には知っている方も多いでしょう。ブログの記事にmeta descriptionを正しく設定している場合、Googleの検索結果にタイトルとともに表示される可能性が高くなるため、検索表示された後のクリック率を高めることができます。

例えば2015年9月2日現在、Googleで「キャンプ やること」と調べると以下のような検索結果となります。囲った部分の文章がmeta descriptionで設定した文章です。

meta_description

ここに自分の検索した内容の答えになるような内容が記載されていれば、検索した人はクリックして記事を読んでくれることになります。その為、meta descriptionを記述する際には以下のような部分に注意が必要です。

  • 120字以内で記述(120時以上は検索結果に表示されないため)
  • 各記事内容に沿った内容を記述(全記事同じ内容にしないこと)
  • また検索順位のアルゴリズムにはmeta descriptionの要素は、まったく影響しないと言われています。しかし、検索順位には影響しなくても検索された後にクリックされるかどうかには多大な影響を与えるわけです。

    ちなみに私はWordPressでブログを書いていますが、プラグインAll In One SEOあたりを使うと1記事1記事簡単にmeta descriptionを設定できます。

    今回はSearch Consoleを活用してどの記事のmeta descriptionがクリックされやすく記述されていて、どれがされていないのかを調べる方法をご紹介します。

    Search Console(旧Webマスターツール)を使って、meta descriptionがクリックされる文章になっているか調べる方法

    Search Consoleをまず開きます。次に「検索トラフィック」→「検索アナリティクス」をクリック。デフォルトだと「クエリ数」しか表示されていないので、「表示回数」「CTR」「掲載順位」をチェックします。

    check

    そうすると「クエリ数」「表示回数」「CTR」「掲載順位」とデータが見えるようになりますが、meta descriptionが正しくクリックされやすく記述されているか調査するのに、特に重要なのが、CTR(クリック・スルー・レート)です。クリックスルー率なんて言われますが、検索結果に表示された中で、どれだけクリックされているのかという数字になりますね。

    ctr

    例えば100%の場合、検索結果に表示されれば100%クリックされているわけです。考えうる最高の文章がmeta descriptionに設定されていることでしょう。おめでとうございます。

    またこのCTRのパーセンテージが低いほどmeta descriptionが上手く書かれていないことになります。

    では私のデータをもとにもう少し見ていきましょう。例えば先ほどの「キャンプ やること」と調べた場合、掲載順位は1位です。そしてCTRは61.41%。決して良くはありませんが悪くはないでしょう。10回表示されれば6回はクリックされているわけです。

    まぁまぁ

    ですが今度は「キャンプ 楽しい」で調べた場合、先ほどの記事とは別の記事になりますが掲載順位は1位と変わらないのに、32.06%とかなり低いCTRとなります。この検索ワードではある記事が1位で表示されているにも関わら10回中3回しかクリックされないわけです。タイトルにも多少原因はあるかもしれませんが、meta descriptionをまず見直すことが対策としては良さそうです。

    ダメなmeta_description

    そもそも表示回数が少ないクエリに対して修正する必要もないですが、表示回数が多いのにCTRが低い記事についてはmeta descriptionを見直すことを強くおすすめします。

    すぐに検索順位を上げることはできませんが、検索された記事をクリックしてもらう工夫は自分でもできるのですから。

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