※こちらの記事は一部虫の画像が含まれます。苦手は人はお控えください。
何故かGoogleMapでは違う道を案内されて3分くらいかかりましたが、今回は高田馬場から歩いて1分にある世の中の色んな食材を食べることができる「米とサーカス」に行ってきました。
普段私は日本に住んでいるので肉と言えば牛・豚・鶏の御三家ばかりを食べていますが、今回はカンガルー・ワニ・サソリやゲンゴロウなどの色んな虫・トド。最終的にはダイオウグソクムシまで食べてきました。1日30品目突破しました。本当にありがとうございます。
最終的に「あ、普通のご飯が食べられるって幸せだな」「いつも食べるやつって世の中的にめっちゃ美味しいやつだ」と思わせるその食材の数々に舌鼓を打ってきましたので、色々とご紹介します。
美味しいというよりも、単純にめちゃくちゃ面白いので是非「米とサーカス」に一度は行くことをおすすめします。
まさに食のテーマパーク!サソリのゲンゴロウ。ドドにダチョウ、ワニにサメ!高田馬場にある「米とサーカス」で初体験なものばかり食べてきた
高田馬場駅の早稲田口から徒歩1分程、駅を出てすぐの信号を渡って、路地に入ってすぐに米とサーカスはあります。
こんなオブジェがあって、食のテーマパーク感凄い。
「米とサーカス」の正面入口。ここからは普通の食材とか期待しちゃいけません。
店内の雰囲気もちょっとした不気味さがあって凄い楽しい。
メニューがこちら。鹿・馬・ワニ・熊(・(ェ)・)・うさぎ・猪・キジ・カンガルー。そしてラクダ。もう動物園ですね。これ動物園です。上野で見ましたこいつら。
最初は「蜂の子の甘露煮」からいただきます。うん、これ完全に甘露煮の味です。全然美味しい!最初とりあえずコレを頼んでおいて正解だったなと思います。
お次は「カンガルーのしぐれ煮」。以前知り合ったオーストラリア人が「カンガルーはマジ美味い」と言っていました。期待が膨らみます。
実際に食べてみるとラム肉っぽい臭みがちょっと鼻にきますが、全然許容範囲。しぐれ煮だからでしょうか?ダタの塩焼きとかだとキツイかも。
そしてワニ肉です。個人的にすごい食べてみたかったお肉の1つ。「ワニ肉の天ぷら」、食べてみた感じはよく言われる鶏肉という感じもしますし、もっというと弾力がある魚の白身といった感じ。普通に美味しいやつ。
お次は「ダチョウのたたき」。見た目もそうですがローストビーフ感凄い。これは凄い美味しかった!ローストビーフじゃんこれ。
これは「トドの刺し身」。トドってあのデカイやつですよね。と思いながら食べます。冷凍されていることと、にんにくを使って食べましたが、個人的には血生臭さというか臭みがあってちょっとキツイ。多分冷凍だからイケたけど、溶けちゃうとムリなやつでした。
続いては「マグロの脳天」。脳天は脳みそですね。マグロの脳天は以前和歌山県でも食べたことがあって、めちゃくちゃ美味しいことがわかっていたので、美味しくいただきました。「あ、想像できてその通りの味って凄い幸せ」だと認識しました。
続いて米とサーカスの本領発揮です。6種類の虫食べ比べセット。左からイナゴ・長細いのがバンブーワーム・カイコ・ゲンゴロウ・コガネムシ・サソリです。うん意味不明ですね。普段これが料理に紛れ込んでたらクレームのやつですね。今回は頼んでこれがきたのですが。
一番ライトな、一番害のなさそうなバンブーワームから食します。食した結果、「あ、塩の味。というかポテトチップスの味。湖池屋から出てそう」と普通のスナック感覚で美味しい。
次がカイコ。あの糸作るやつですよね。こいつはね体内に肉っぽいやつがあって、食べた結果「土の味」でした。土食べたことありませんがこいつは完全に「土味」です。
イナゴ。イナゴの佃煮は有名ですしこれは普通にやっぱ美味しいやつ。
続いてゲンゴロウ。あーこいつ小学校の頃の帰りの小川にいたわーと思い咀嚼。「うん、臭い、結構まずい」
そしてコガネムシ。私が食べたのは頭部だったからかカラッとした海老感だけがそこにはありました。尻尾の方は知りません。そして知りたくもありません。
最後がサソリ。サソリは腕や足部分はカラッとしていてまたもや海老感凄いです。
胴体部分には肉的な物体があって、レバーペーストのようなものなのですがこいつはちょっとくさい。
ここでスズメバチ酒を飲んで一息。スズメバチめっちゃ嫌いですがこれなら飲めます。めちゃくちゃアルコールが強いけど。
こちらがカエルの皮の炙り。カエルの話は置いておいて鳥の皮ってめちゃくちゃ美味いですよねぇって思いました。話を戻しますと土っぽさがほのかにありました。
これはうさぎの唐揚げ。完全に鶏の唐揚げです。味は完全に鶏の唐揚げです。給食の味です。
そしてこれがモウカ鮫という別名ネズミザメ。全長3mにもなる鮫の唐揚げです。もうね、これね、完全に白身魚です。
そしてメインイベントはダイオウグソクムシです。あの何も食べないで数年生きるやつですね。深海にいるやつです。
大きさですが結構大きいです。iPhone5とかSEくらいの大きさでしょうか。
裏返しちゃいけないやつだ。裏返しちゃいけないやつだった。。。。
4人で来たので4分割に。体が丸まる感じにするとダンゴムシみたいに丸まります。その姿にゾッとしました。キャメルクラッチばりに沿っても中々分割できないので、横から引きちぎります。
ジャンケンに勝利し私が顔部分をいただけることになりました。。。正面のモスラ感が凄い。
味ですが美味しくはないです。まずくもないです。味は特にないのですが背中にある殻的なやつがとにかく固い。全然噛み切れません。そして噛み切れないのになんかずっとダイオウグソクムシの殻を噛み続けているとなんか嫌な気分になります。
ダイオウグソクムシも食べられる「米とサーカス」の感想
感想でいうと飲食店ですが「めちゃくちゃ面白い」です。決して全ての食材が美味しいわけではないですが、初めて食べる食材ばかりで、日頃食べに行く飲食店の企業努力に感謝することになるでしょう。
決して何度も行くようなお店ではないですが、行ったことのない人を誘って一緒に楽しむと良いでしょう。
ちなみに私が食べたダイオウグソクムシは期間限定!深海キャンペーンの商品なので、いつでも食べれるものではないみたいです。他にもキャンペーンではカラスが食べられたりと、興味をそそる食べ物がたくさんあるみたいなので是非一度は面白いキャンペーンの日に行ってみては如何!
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