最近知った中で1番衝撃的だった事実がこの「運動前のストレッチは逆効果!」という事実でした。だって運動前にストレッチって学生時代の体育や部活前にほぼ必ずといっていい程に行う運動じゃないですか!私は今もバスケをしていますが、試合前とかは入念にストレッチしていました。
しかし運動前にストレッチをすることは全くの意味がないだけでなく、クロアチアのザグレプ大学の研究によれば運動前に45秒以上のストレッチをした場合、以下のような作用が起きて逆効果が起きるというのです。
これを知ったのが私が最近アプリ「マンガワン」で愛読している漫画「ダンベル何キロ持てる?」の第4話「ストレッチ」を読んでいるときでした。その際にこの話題に触れており、読んだ時は「マジかーい」と驚いたものです。
その後様々な友人に言いふらしていると、ジムのインストラクターになる方や同じバスケチームで日頃運動を欠かさない消防士の友人は普通に知っていることでした。しかしまだまだスポーツ大会の準備中やジムの準備中にストレッチをがっつりやっている人いますよね。絶対世の中には浸透していないです。
では今までのストレッチではなく、運動前にどのような準備運動をすればパフォーマンスは向上するのでしょうか。
運動前の静的ストレッチは怪我しやすくパフォーマンスも下げる
極端に「ストレッチ」と書いていますが、運動前にやっちゃいけないストレッチは静的ストレッチと言われるものです。静的ストレッチとは皆よく運動前に見るこんなやつです。筋肉やら筋やらをグーッと伸ばして、体が固い人とかは「痛い痛い痛い!」と言うあれです。
これを静的ストレッチと言います。実際にはこの静的ストレッチをがっつりやるとダメなのです。これ私の過去の経験でも1つ合点がいくものがあります。
私はバスケの試合前にはある程度入念にストレッチをしますが、通常のバスケの練習前はほぼ準備運動をしないです。開始から20分くらいすると練習が始まるので、それまでシュートをポンポン打ってるだけです。
しかしある日めちゃくちゃ入念に静的ストレッチをしてから、練習に参加した日がありました。多分ボールを忘れたのでシュート練習ができなくて、手持ち無沙汰でずっと20分ストレッチしたのでしょう。その1時間後人生で初めての肉離れが起きました。あれからも一度も味わっていない人生一度切りの肉離れです。
このことをよく友人に「俺ストレッチしまくった日だけ肉離れ起きたんだよねー(笑)」と、笑い話として使ってたんですがこれもしかすると普通にストレッチが影響していたのかもしれませんね。
これからは運動前にストレッチをしている人を見たら、大会で敵チームならほくそ笑み、味方なら止めるようにします。
運動前には「動的ストレッチ」で体を温める
では運動前に準備運動は何をすればいいのでしょうか?上の画像はランニングなのでちょっと違うかもしれませんが、静的ストレッチではなく動的ストレッチを行います。例えばバスケであれば走る・飛ぶという動作があるので細かい50%くらいの力のジャンプを繰り返したり、足を上げて膝を蹴り上げたり戻したりを繰り返したり。
肩をぐるぐると廻すというのもあるでしょう。血流を良くして体を温めて筋肉を動かしやすくしましょう。ちなみに有名なラジオ体操はまさに動的ストレッチの為、運動前にラジオ体操はめちゃくちゃGoodです。
是非運動前には静的ストレッチはもうやめて動的ストレッチを行いましょう。なお静的ストレッチは一切やってはいけないかというとそんなことはなく、筋肉が温まりきっている運動後に行う分には問題はないようです。
それではこの記事を読んだあなたはもう運動前の静的ストレッチをやめて、動的ストレッチを行いましょう!
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