Google専用の広告に関する問題のチェックツールがリリース

Googleが以前より自社のWebブラウザChromeに広告ブロッカーを導入するとかいう噂がありましが、どうやらブロッカーではなく品質保障フィルター的な機能になるようです。

この話が出たときから「Googleが広告を発行していて数多のWebサイトはそれを設置しているのにGoogleのWebブラウザでブロックするって何事?」という疑問があったのですが、品質保障フィルターならばなるほどと腑に落ちます。

ユーザーに厳しい広告はやめろよ!ちゃんと基準満たせよ!とGoogleが昔から言ってるやつですね。Don’t be evilですね。では自分のサイトはどうなの?広告フィルターされちゃうの?という疑問が次に湧きます。AdSenseで毎月のお小遣いの足しにしている人から、生活費としている人もいることでしょう。当然気になります。

それで調べてみるとSearch Consoleに「Web Tool」なるメニューができており、その中に「広告に関する問題」をチェックする機能がありました。

Google公式の広告チェッカー「広告に関する問題」

利用方法ですがまずはSearch Consoleを開きます。次に左サイドのメニューの「Web Tool」を開きます。

「広告の関する問題」を開くと、とりあえず訪問者・ユーザーに対して正しい広告を設置してよ!ほんとにね!という著者の気持ちを読み取ることができます。これが国語の力です。

ちなみに上記ページ上にリンクのあるBetter Ads Standardsでは、正しい広告の配置とはどういたことを指すのかのベストプラクティスが紹介されています。2017年6月現在全て英語ページとなっております。

サイドバーから広告に関する問題の「PC」と「モバイル」それぞれをチェックすることができます。既にSearch Consoleにプロパティを追加していれば追加済みのプロパティからツールによるチェック実施が可能です。

でも2017年6月現在日本では動いていないっぽい

しかし結果的には地域は保留中で未審査状態でした。多分まだ日本語圏は審査対象ではないのでしょう。審査されていないので広告のフィルタリングもオフ状態ですね。

恐らく広告品質保障フィルター的な機能がChromeに追加される頃には日本語圏も審査対象には含まれることでしょう。個人的には広告の基準は常に満たしておきたいのでできるだけ早く審査対象に含めてほしいなという想いです。

広告の配置を変更したり新たな広告を設置した場合には、この広告に関する問題のチェックツールは使えそうなので覚えておいて損はないでしょう。

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