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こんにちは柬理(かんり)@keikanriです。
いきなりですが、私の大好きなHM/HRバンドを紹介したくて仕方がない衝動にかられましたので、1バンドずつ紹介してきたいと思っています。
まず第1弾は
メタル界の重鎮Iron Maiden
うん。良い選択ではないでしょうか。
大体1弾ならIron MaidenかBlack SabbathかJudas PriestかLed ZeppelinかDeep Purple辺りを選んでおけば失敗はないでしょう。
っと事で
【素晴らしきHM/HRバンド】第1弾 メタル界の重鎮Iron Maiden
どうぞ!
1st-Iron Maiden
①Prowler
②Sanctuary
③Remember Tomorrow
④Running Free
⑤Phantom of the Opera
⑥Transylvania
⑦Strange World
⑧Charlotte the Harlot
⑨Iron Maiden
1980年のデビューアルバム。Voは初代のポール・ディアノです。
ポールのVoも影響していますが、HM界の重鎮バンドの1stは少しパンキッシュな雰囲気も感じさせるアルバムです。
もちろんアルバムの完成度はすごく高いですし、若さ溢れるIron Maidenは聞いていてすごく新鮮です。
①④⑤⑧と名曲は多くプログレ的展開も少なく、チョチョッと気軽に聞ける曲の長さも〇
2nd-Killers
①The Ides of March
②Wrathchild
③Murders in the Rue Morgue
④Another Life
⑤Genghis Khan
⑥Innocent Exile
⑦Killers
⑧Prodigal Son
⑨Purgatory
⑩Twilight Zone
⑪Drifte
1981年のアルバム。初代Voポール・ディアノ最後のアルバムとなります。
ポール時代のIron Maidenでは2ndの方が人気ある様に感じます。
(私は1stの方が好きですが)
ポールが歌うとやはり少しパンキッシュに感じてしまい、良い意味でも悪い意味でもイギリスのバンドだなという印象。
しかし、バックのはスティーブ・ハリスの作り上げるIron Maidenサウンドが既に出来上がっています。
②は現在のライブでも定番です。良作。
3rd-The Number Of The Beast
①Invaders
②Children of the Damned
③The Prisoner
④22 Acacia Avenue
⑤The Number of the Beast
⑥Run to the Hills
⑦Gangland
⑧Total Eclipse
⑨Hallowed Be Thy Name
1982のアルバム。ここからIron Maidenと言ったら彼。ブルース・ディッキンソンがVoです。
これはメタル界の傑作アルバムであり、Iron Maidenの音が完成されたアルバムだと思います。
スティーブ・ハリスのガツンガツンと前に出てくるベースと、ツインギターが絡み合うリフ。
その上にブルースの力強く、攻撃的なボーカルが乗る。
まさにIron Maidenです!!
⑤⑥⑨とライブの定番曲もあり、ドラマティックな曲からメタルメタルしてる曲までスキのない1枚。必聴!
4th-Piece Of Mind
①Where Eagles Dare
②Revelations
③Flight Of Icarus
④Die With Your Boots On
⑤The Trooper
⑥Still Life
⑦Quest For Fire
⑧Sun And Steel
⑨To Tame A Land
1983年のアルバム。今作からドラムにニコ・マクブレインが加入し、黄金期メンバーが集結します。
前作「The Number Of The Beast」に比べると少々へヴィでダークといった印象を受ける作品ですが、リーダー兼ベースのスティーブ・ハリス自身が最も好きなアルバムという事もあり、Iron Maidenサウンドここにあり!といった作品になっています。
何と言ってもライブのド定番であり、超名曲の⑤は必聴!
その他の曲もへヴィでダークIron Maidenな佳曲、良曲揃いですので是非お聞きください!
5th-Powerslave
①Aces High
②2 Minutes To Midnight
③Losfer Words (Big ‘Orra)
④Flash Of The Blade
⑤The Duellists
⑥Back In The Village
⑦Powerslave
⑧Rime Of The Ancient Mariner
1984年のアルバム。これを最高傑作と上げる人も多い名盤です。
これを最高傑作と上げる人の多くは日本人ではないでしょうか。
それはなぜか?
少なくとも日本で最も人気のある①がオープニングナンバーだからでしょう。
そして最高のロック・アンセム②が続く。1,2曲目の勢いはIron Maidenのアルバムでも最高です!
そして後半はIron Maidenのプログレッシブな部分が炸裂します。
前半はロックに後半はプログレッシブにと印象が分かれるアルバムです。
しかしこれも名盤で必聴な事は間違いありません。
6th-Somewhere In Time
①Caught Somewhere In Time
②Wasted Years
③Sea Of Madness
④Heaven Can Wait
⑤The Lonlieness Of The Long Distance Runner
⑥Stranger In A Strange Land
⑦Deja Vu
⑧Alexander The Great
1986年のアルバム。ここからIron Maiden中期と言われる時代です。
シンセサイザーの導入や少しポップさを感じる曲作りなど、古参のファンからは非難を受けたアルバムとの事ですが、2000年台になってからIron Maidenを知った私には全く関係ない事でした。
というよりもIron Maidenのアルバムの中で好きなアルバム3つ上げろと言われればコレを1つ上げる程大好きです。
(ちなみにあと2つは「3rd-The Number Of The Beast」と「13th-Dance Of Death」)
全体的にキャッチーな曲作りながらIron Maidenらしいプログレッシブさを失っていない良曲名曲揃いです。
ちなみに②はライブ定番曲です。
7th-Seventh Son Of A Seventh Son
①Moonchild
②Infinite Dreams
③Can I Play With Madness
④The Evil That Men Do
⑤Seventh Son Of a Seventh Son
⑥The Prophecy
⑦The Clairvoyant
⑧Only? The Good Die Young
1988年のアルバム。前作Somewhere In Timeをさらにキャッチーに押し上げたかの様なアルバム。
それを躊躇に表すのは①③④辺りでしょうか。
特に③は最初
「えっ?」
って思うくらいポップな印象を受けます。しかし、最後にはやっぱりIron Maidenだなと感じる良曲です。
そしてなんといっても④Iron Maiden史上に残る名曲中の名曲。
最初から最後まで本当にカッコいい!恐らくブルースでなければここまでカッコよく歌いきる事はできないんじゃないかと感じます。
8th-No Prayer For The Dying
①Tailgunner
②Holy Smoke
③No Prayer for the Dying
④Public Enema Number One
⑤Fates Warning
⑥The Assassin
⑦Run Silent Run Deep
⑧Hooks in You
⑨Bring Your Daughter… to the Slaughter
⑩Mother Russia
1990年のアルバム。ギターがエイドリアン・スミスからヤニック・ガーズに変更。
なんというかIron Maidenっぽくないアルバム。
プログレッシブな要素がなくブリティッシュロック的な要素の強く曲も大体4分代と聞きやすいアルバムと言えるでしょう。
曲の質も悪くないですし。
で・す・が!
Iron Maidenのアルバムとして考えると聞くのは最後の方で良いと考えます。
9th-Fear Of The Dark
①Be Quick or Be Dead
②From Here to Eternity
③Afraid to Shoot Strangers
④Fear Is the Key
⑤Childhood’s End
⑥Wasting Love
⑦The Fugitive
⑧Chains of Misery
⑨The Apparition
⑩Judas Be My Guide
⑪Weekend Warrior
⑫Fear of the Dark
1992年のアルバム。
とりあえず⑫の為だけに聞いてもいいよ。ってくらい⑫Fear of the Darkは素晴らしい。
ドラマティックな展開でライブでも最高に盛り上がるし、HM/HR史上に残る名曲中の名曲。
私はIron Maidenで一番素晴らしい曲だと思ってます。
そして実は⑫以外にも①②⑥は佳曲だし良作ではあります。でも⑫Fear of the Darkのインパクトが強すぎて他の曲の影が薄いアルバムです。
10th-The X Factor
①Sign of the Cross
②Lord of the Flies
③Man on the Edge
④Fortunes of War
⑤Look for the Truth
⑥The Aftermath
⑦Judgement of Heaven
⑧Blood on the World’s Hands
⑨The Edge of Darkness
⑩2 A. M.
⑪The Unbeliever
1995年のアルバム。
何たる悲劇!
ブルース・ディッキンソンが脱退し、元ウルフズベインのブレイズ・ベイリーが3代目Voとして加入したアルバムです。
いやぁ私はダメです。このアルバム。
ブレイズ・ベイリーは決して悪いVoではないのですが、Iron Maidenサウンドに合わない気がしてしょうがないんです。
Iron Maidenサウンドは重圧な音の上に、ブルースの様な重圧なVoがドラマティックに歌い上げるサウンドです。
ブレイズ・ベイリーだとそれがどうしても薄いVoになってします。ブレイズ・ベイリーにはもっとロック的な曲が合うのでしょう。
③なんてブルース・ディッキンソンが歌ったら超名曲な気がするのに!!
と嘆いてしまう訳です。
11th-Virtual XI
①Futureal
②The Angel and the Gambler
③Lightning Strikes Twice
④The Clansman
⑤When Two Worlds Collide
⑥The Educated Fool
⑦Don’t Look to the Eyes of a Stranger
⑧Como Estais Amigos
1998年のアルバム。引き続きブレイズ・ベイリーがVoで、彼の最後のアルバムです。
前作よりも少しブレイズ・ベイリーの歌い方を意識した様な、ロックテイストな曲作りで前作にあった違和感を感じません。
特に①は超カッコいい!②③⑥も良曲!
でも・・・
でもね・・・
これをブルース・ディッキンソンが歌ったら絶対もっとカッコいいのに!!
って思ってしまう私はブルースファン。
12th-Brave New World
①The Wicker Man
②Ghost of the Navigator
③Brave New World
④Blood Brothers
⑤The Mercenary
⑥Dream of Mirrors
⑦The Fallen Angel
⑧The Nomad
⑨Out of the Silent Planet
⑩The Thin Line Between Love and Hate
2000年のアルバム。
ここからVoにブルース・ディッキンソンが、そしてギターにエイドリアン・スミスが復活してトリプルギター体制に。
メタルヴォーカリストとして最高なブルース、そして曲作りに定評もあるエイドリアン・スミスの復活で今も続くIron Maiden黄金時代の始まりです。
やはりブルース・ディッキンソンがIron Maidenを歌えばしっくりくる。
そして曲もロックナンバーとプログレッシブナンバーが入り乱れる良作!
名曲と言える曲がないのが唯一の欠点ですかね。
13th-Dance Of Death
①Wildest Dreams
②Rainmaker
③No More Lies
④Montsegur
⑤Dance of Death
⑥Gates of Tomorrow
⑦New Frontier
⑧Paschendale
⑨Face in the Sand
⑩Age of Innocence
⑪Journeyman
2003年のアルバム。私の中でIron Maiden最高傑作はこれ。
①②は勢いのあるファストチューンで始まりにピッタリ。
③でプログレッシブに展開して④は不思議な印象を持つ名曲でブルースの高音が素晴らしい!
⑤はFear Of The Darkにも通じるドラマティックな名曲。
⑥⑦はメロディックなIron Maidenな楽しめる良曲。ってか私的には名曲
⑧はファンが大好きなプログレッシブにな名曲、⑨⑩も素晴らしい佳曲。
そして最後のトラック⑪も最高にドラマティックな名曲
っと名曲ばかりの「13th-Dance Of Death」は私が最も聞いたメタルアルバムの1つでもあります。
唯一の弱点?
うん。それはジャケットがダサい事です。
なんかわざとダサくしたとかリーダーのスティーブ・ハリスは言ってた記憶がありますが・・・
14th-A Matter Of Life And Death
①Different World
②These Colours Don’t Run
③Brighter Than a Thousand Suns
④The Pilgrim
⑤The Longest Day
⑥Out of the Shadows
⑦The Reincarnation of Benjamin Breeg
⑧For the Greater Good of God
⑨Lord of Light
⑩The Legacy
2006年のアルバム。発売前からリーダーのスティーブ・ハリスが
「今回めっちゃ音に気合入れています!!」
とか豪語しておいて、いざ聞いてみると
「ん?なんか籠ってて古臭い音じゃね。」
と感じたアルバムです。
①はオープニングにピッタリのファストチューンで他の曲は全て7分近くのプログレッシブ色強いアルバムとなっております。
まぁそこはIron Maidenです。曲は素晴らしい!
でも次から音はこだわらなくていいかな。・・・普通の方が音質が良いし・・・
15th-The Final Frontier
①Satellite 15…..The Final Frontier
②El Dorado
③Mother Of Mercy
④Coming Home
⑤The Alchemist
⑥Isle Of Avalon
⑦Starblind
⑧The Talisman
⑨The Man Who Would Be King
⑩When The Wild Wind Blows
2010年のアルバム。現在(2012年10月)の最新作。
正直あまり好きになれない作品。
前作「14th-A Matter Of Life And Death」をよりプログレッシブにした様な印象ですが、ぶっちゃけてしまうとそのプログレッシブな部分が冗長に感じてしまう。
まだまだ私の聞き込みが足りないのか。それとも聞き込んでもこうなのか。はわかりませんが、現段階ではあまりハマれない1作。
<最後に>
という事で
【素晴らしきHM/HRバンド】第1弾 メタル界の重鎮Iron Maiden
をご紹介しました。
まず聞いた事のない方は
3rd-The Number Of The Beast
6th-Somewhere In Time
13th-Dance Of Death
のどれかから聞く事をおすすめします。
個人的には是非「13th-Dance Of Death」から!
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