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こんにちは柬理(かんり)@keikanriです。
第9回目はブラジル編です。。
1回目~8回目については以下をご覧ください。
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ブラジルバンドはメタルとラテン音楽をクロスオーバーさせるバンドが多数います。
そして稀に非常にレベルの高いバンドがしれっと出現する国でもあります。
この稀にいるバンドを見つける為にマニアは様々な輸入盤を買っては失敗に涙する訳です。
これがメタル・ハードロックマニアの楽しい所でもあります。
今回はメジャー所のブラジルメタルバンド3つをご紹介します。
ANGRA(アングラ)
まず最初は何と言ってもANGRAです。
南米メロディック・パワー・メタルバンドの頂点に君臨するバンドで、演奏から曲のレベルまで非常に高いバンドです。
アルバム単位でも良くないアルバムは1つもなく、すべて高品質。
デビューアルバムでは見事にクラシックとメタルを融合させたアルバムを発表し、マーケットを驚かせ、それからはラテン音楽、ブラジル音楽をメタルに融合させた音楽をリリースしています。
アルバム結成時の初代ヴォーカル:アンドレ・マトスが3rdアルバム発表後に脱退してしまい存続が危ぶまれましたが、新ヴォーカルのエドゥ・ファラスキを迎え見事に復活しました。
※どうやら今年エドゥ・ファラスキも脱退してしまった様ですが・・・
アンドレは個性的なヒックリ返るファルセットを多用し、どこまでも届くハイトーンが武器。
エドゥは中音が得意な安定した技量をもったヴォーカルです。
アンドレ・マトス時代が前期ANGRAであり、エドゥ・ファラスキ時代が後期ANGRAって所でしょうか。
前期後期共に絶対に外せない名曲があります。
前期は「Carry On」/後期は「Nova Era」。これは本当に外せない名曲です。
。
しかし、おもしろいのは最高傑作のアルバムに上記2曲は含まれていません。
アルバムの完成度は5th:Temple of Shadowsに勝るアルバムはありません。
メロディック・パワー・メタルとプログレッシブ・メタルとラテン音楽が見事に融合した超傑作!!
1家に1枚是非!!
Sepultura(セパルトゥラ)
お次はSepulturaです。
ブラジルバンドだと1番売れていますかね。
全世界で2000万枚以上売れているみたいです。
恐らく全世界のアンダーグラウンドミュージックの中でも最重要人物の1人であるマックス・カヴァレラが作ったバンドです。
※もう脱退して、マックスはソウルフライというバンドを組んでます。
初期はブラックメタル・スラッシュメタルであり、4th:Ariseは全スラッシュメタルのアルバムでも最高傑作の1つ。
それからはラテン音楽を融合させ、さらにスラッシュっぽさもなくなりグルーヴィーなへヴィメタルへと路線変更します。
この路線も悪くないんですが、私はやっぱりスラッシュ路線が好きです。
Hibria(ヒブリア)
ブラジルから突如現れたバンドです。
基本的にブラジルのバンドでレベルの高いバンドは前~バンドに属した誰々が作ったバンド!!
とかってのが大体レベル高いんですが、本当のこのバンドは突如現れたんです。
音楽はこれでもかってくらい王道の正統派メロディック・パワー・メタル。
正しくメロディーがあってパワーがあるんです。特にヴォーカル:ユーリのパワー溢れるハイトーンは非常に強力!
新人とは思えないうまさです。
又、曲作りがベーシストの様でかのメタル界の王であるIRON MAIDENの様に、時折ボロンボロンとベースがチョクチョク顔を出す作曲も特徴です。
曲もびっくりする程男臭くそして、アルバムジャケットは2度見するくらいダサいですが、アルバムのレベルは非常に高い。
どうか皆さんジャケットで避けてあげないでください。後生ですから。
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