photo credit: _-0-_ via photopin cc

メタル歴も10年を超えて、もう人生の半分はメタル聴いているようになりました。ハイ、今では何でも聴くけどやっぱり一番好きなのはメタルなのです。

そんな訳で今回からちょくちょくまず聞くべき名作と傑作をジャンル毎にご紹介していこうと思っているのです。

もちろんそこには往年の名作を含めますが、いつも通りあくまで私の主観で書くので実際には名作と言えない様な作品も含まれるかもしれません。

ではまずは私が高校の頃、メタルに身を投じる事となったジャンルであるメロディックスピード／パワーメタルの名作10選から行きましょう！！

尚、シンフォニックパワーメタルとかその辺も含めるので結構広いジャンルとなります！恐らく読み終わってKamelot入ってねーじゃん！！Nightwishは？はぁ？って感想もあるかもしれませんが、私の中の10作はこれだぁ！

メロディックスピード/パワーメタル10選

photo credit: Passetti via photopin cc

1.Keeper Of The Seven Keys Part 2（Helloween）

まず第一に聞くべきはメロディックスピード/パワーメタルの元祖、歴史の始まりといって良いでしょう。ドイツHelloweenの名作Keeper Of The Seven Keys Part 2。

もちろんKeeper Of The Seven Keys Part 1も名作中の名作ですが、全体的な出来でいえば個人的にはこちらPart 2の方が好みです。

マイケル・ヴァイカート（g）とカイ・ハンセン（g）という稀代のメロディメイカーが作り上げる曲を、伸びやかな声で歌い上げるマイケル・キスク（Vo）。

ホント最高です！

2.Temple of Shadows（Angra）

ブラジルのAngraに名作は多いです。アンドレ・マトス（Vo）時代にも3枚の素晴らしいアルバムがありますが、全体的な完成度という面ではこのTemple of Shadows以上の作品はないでしょう。

メロディックスピード/パワーメタル、プログレッシブメタル、ブラジル音楽と様々な音が完璧に融合したコンセプトアルバムでその出来はまさに圧巻。

世界でも類を見ないメタル絵巻を特と味わうがよろし！！

3.Hellfire Club（Edguy）

ドイツEdguyが一気に市民権を得てメジャーバンドの仲間入りを果たした傑作アルバム。

デビュー当時に比べて少々正統派メタル気味な音楽も増えてきてはいるが、それまでのジャーマンな味付けもキチンと残っており、バラエティ豊かな作品となっている。

トビアス・サメットのエンターテイメント性溢れるボーカルもハマっていて、彼らの実力が凝縮した傑作。

4.The Metal Opera Part II（Avantasia）

そんなEdguyのトビアス・サメットがメタル界の、基本的にはメロディックスピード/パワーメタル界隈の凄い奴等を結成して作成したメタルオペラ作。

マイケル・キスクにアンドレ・マトス、カイ・ハンセン等々。このジャンル大好きな人には鼻血ブーな超豪華アルバム。

トビアスの作曲も優れていて文句なし！

5.Power Plant（Gamma Ray）

メロディックスピード/パワーメタル界の父カイ・ハンセン（Vo、g）率いるドイツGamma Rayの傑作。

Gamma Rayと言えば4th：Land of the Freeを最高傑作と上げる方も多いと思うが、私はこのPower Plantを愛してやまない。

古典的メタルと彼らのアイデンティティーであるジャーマンメタルが見事に融合した名作！

6.Carpe Diem（Heavenly）

フレンチメタル界の最高峰Heavenlyの傑作アルバム。

2013年現在の彼らの最新作となるが、Heavenlyの凄い所はアルバムを出す度にレベルがどんどん上がっていく所。

今作もQueen的なエッセンスを加えた絶好調のメロディックスピードメタルで、2010年以降発表されたこのジャンルのアルバムの中ではトップクラスであろう。

7.The Sacred Talisman（Nocturnal Rites）

私の超大好きなアルバム。私の中ではメロディックスピードメタルの最高傑作はコレ以外にない。

スウェーデンNocturnal Ritesの傑作で、疾走感に乗る泣きのメロディは本当に惚れ惚れする。

現在の正統派北欧メタルなNocturnal Ritesも良いし好きだけど、コレがNo1である事は譲れんなぁ。

8.Power of The Dragonflame（Rhapsody）

イタリアシンフォニックパワーメタル界最強のバンドRhapsodyの最高傑作。

その圧倒的なパワー！！厚い熱いコーラス！！感情バッチシのファビオ・リオーネの歌声！！！全て特と味わうが良い！！

RPGで言えばラスボス戦に当たるエピックメタルの戦いを聞けぃ！

9.Winterheart’s Guild（Sonata Arctica）

その疾走感、泣きメロで日本のファンを開拓していったSonata Arcticaの傑作。

まぁ日本では1st：Ecliptica、2nd:Silenceが最高傑作なんでしょうが、私はこのWinterheart’s Guildが最高傑作である事を断固として譲りません！！

トニーカッコ（Vo）の作曲とボーカルに円熟味が増した名作！

10.Beyond Reality（Dreamtale）

フィンランドのDreamtaleによる最高の1作。

私個人的には同郷のSonata Arcticaの1st：Eclipticaよりも上だと思っております！！

なんかあまり正当な評価を受けていない様に感じますが、本当に優れた最高の1枚。隠れた名作です。

Dreamtaleのこれ以外の作品は大した事ないという事も一応書き加えておきましょう。