2013年6月5日にZEPP TOKYOで行われたHELLISH ROCK PARTⅡに行ってきました。
そして実際に行ってみて、とりあえずめちゃくちゃ楽しかった。という感想。
もちろんHelloweenの新作「Straight Out of Hell」から好きになった新しいファンも楽しめる。しかし、昔からのファンには本当に堪らないHelloweenの、そして彼らが築いてきたジャーマンメタル、メロディックパワーメタルの歴史をそのまま楽しむかの様なお祭り騒ぎな楽しさだった。
とりあえず細かい曲順とかは覚えていないけど印象をざざっと残します。
<皆が歌えるGamma Rayの凄さ、そしてカイ・ハンセンの凄さ>
photo credit: ISENGARD via photopin cc
19:00と時間ジャストにライブ開始となったGamma Ray。
僕が初めてカイ・ハンセン率いるGamma Rayを聴き始めたのは1999年に発表された「6th:Power Plant」から。そして今でもGamma Rayで一番好きなアルバムはコレ。
その「6th:Power Plant」の1曲目Anywhere in the Galaxyから始まったライブは熱かった!
Gamma Rayのお得意、カイ・ハンセンのお得意とも言える皆が歌えるメロディをもったコーラスと破壊力抜群のイントロ。
皆が盛り上がる。
カイのボーカルは線が細く、しかもかなりテクニカルなギターを引きながらの為聞きづらいが、それを会場全員が補っているかの様なパワーを感じる。
ダーク・シュレヒターのベースを引く姿は独特のオーラがあってカッコ良かった。ヘンヨ・リヒターはやはりめちゃくちゃ上手いギタリストだと感じた。ギターの音色の粒がわかりやすく綺麗だった。
新加入のマイケル・エーレのドラミングはまさにパワーメタルといった力があった。
そしてやはりカイ・ハンセンは存在感抜群、いるだけで会場が熱気に包まれている様に感じた。僕がメタルを最初に聴き始めたのはこのカイ・ハンセンという男が作る音楽だった。
やはり僕の永遠のメタルヒーローの一人だと改めて思った。
<常に楽しく合唱が絶えないHelloween、そして最高のアンコール>
そしてもう僕にとって一人のメタルヒーロー、マイケル・ヴァイキー・ヴァイカート率いるHelloweenの登場。
Helloweenのライブは去年2012年のラウドパーク以来。
いきなりHelloween一番の有名作であり、最高の名曲Keeper Of The Seven Keys Part 2のEagle Fly Freeから幕を開ける。
会場に一気に火がつくのを肌で感じた。
独特の雰囲気を持つヴァイキーのギターは見ていて本当に楽しかった。タバコを吸いながらのプレーもカッコイイ。この歴史の長いHelloweenというバンドを守りぬいてきた男はやはり凄い。
アンディ・デリスもうまいパフォーマンスで会場を沸かせる。会場は釣られてどんどん声を出す、手と上げる、手を叩く、メロイックサインをするといった形。
基本的にはKeeper Of The Seven Keysシリーズとサシャ・ゲルストナー(g)加入以降のアルバムで構成されたセットリストだった。もちろん名曲powerなどは演奏されて心が熱くなった。
このHELLISH ROCK PARTⅡが最も盛り上がったのは2回目のアンコールだろう。
まず初期Helloweenメンバーカイ・ハンセンが現れてHelloweenメンバーと名曲HelloweenとHow Many Tearsのメドレー。そしてさらにダークとヘンヨを加えての総メンバーによる超名曲I Want Outで締め。
いやぁヴァイキーとカイのツインギターは本当に感動だった。
往年のHelloweenファンには本当に堪らない、涙が出るほどに最高のライブだった。
HelloweenのメンバーもGamma rayのメンバーも本当に楽しそうだった。是非1年に1回はHELLISH ROCKをやってほしい!
何回でも体験した極上のライブでした!!
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