以前琵琶湖1周という大いなる夢を描きながら、新幹線で滋賀まで行き、クロスバイクをレンタルし走りだし、途中で近江鉄道の実施しているサイクルトレインなるキャンペーンに乗っかり、自転車のまま電車に乗ってピューッと私のゴールであった彦根まで帰ってきた私。

参考：琵琶湖の自転車1周には2通りのやり方がある

JRの場合、自転車を持って乗車するには解体し専用の袋に入れる必要があります。恐らく皆さんも一度はそうやって移動している自転車マン、ウーマンを見た事があるでしょう。

がしかし、普通の人間は自転車を解体する工具もなければ専用の袋なんて持っていません。困ったものです。私はスラムダンクで桜木花道が武里戦で遅れた時に自転車のまま電車に乗ったシーンを見て、これやりてーって思ったものです。

そんな夢を叶えてくれるのが、近江鉄道のサイクルトレインなのです。滋賀に住んでいる人にも、琵琶湖1周しよ！って考えている無謀なるあなたにも非常に有益なサービスです。

サイクルトレインとは

サイクルトレインとは超簡単に言うと「自転車持って電車に乗れる」サービスです。持ち込み料もかかりません。運賃のみで自転車を運べるのです。

以下が概要です。

利用日：毎日。平日は9時～16時。土/日/祝日は終日（年末年始除く）
乗車車両：2両編成の場合：後部車両、1両の場合：車両後方部
料金：無料で運賃のみ

となっております。

尚、近江鉄道のどの駅でも使用できるわけでなく、一部の駅は使用できません。
以下の緑色の駅のみ利用可能となっております。

※本画像の使用については、近江鉄道さんに事前に画像使用許可を頂いております

んで「おい！彦根で使えねーじゃん！」ってなるのですが、となりのひこね芹川駅から彦根駅までは1.6km程で自転車なら10分かからないので余裕です。

サイクルトレインに実際に乗ってみた

では実際にサイクルトレインに乗ってみましたのでご紹介します。今回私は近江鉄道の五個荘駅から乗る事にします。自転車でホームに入りやすいようになっております。ちなみに無人駅で切符とかありません。バスみたいな感じで降りる時に運賃を払います。

これがホーム。自転車のまま入れます。

そして乗車のご様子。空いていればもちろん椅子に座る事も可能です。

自転車のまま乗る事ができるので、降りて駅からちょっと歩く、タクシーじゃないとキツイ。そんな場所にも出かけやすくなる良いサービスだと思います。

自転車と一緒に電車に乗るって感覚が初体験で楽しかったので、未体験で滋賀に来る。そして何故か自転車をレンタルする。そんな方は一度試してみると良いでしょう。

サイクルトレイン｜近江鉄道