とある書評ブロガーの憂鬱

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photo credit: Pink Sherbet Photography via photopin cc

こんにちは柬理(かんり)@keikanriです。

書評ってやつぁ本当に難しいものです。
私のこのブログKeiKanriのコンテンツの1つに書評があります。5月1日開設以来2012年の8ヶ月で書いた書評の数は43エントリーでした。

もちろん読書も大好きですし、難しいながらも書評を書くという行為も好きです。
今までやった事はなかったけれどもこのブログで2012年初めてやってみて、自分の文章で自分の好きな、面白い作品を紹介する事に、

「これは面白い」

っと思ったもんです。

しかし、8ヶ月も書いていく中で少しずつ少しずつその情熱が薄れてきました。
変わり変わって全くもって憂鬱の日々。

その原因はなんなのか・・・?
最近その答えが自分の中で出てきましたのでそれを書き留めておきたいと思います。

<ある書評ブロガーの憂鬱>

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photo credit: Pequena Suricata via photopin cc

・・・書評をポツポツと書いていた。
ブロガー柬理恵介は毎日少しずつ読書を繰り返しては、その結果として自分のブログに書評をポツポツと書いていた。

彼にはブログを継続する上で1つ目標があり、それが毎日更新だった。ブログを初めて間もない頃は何度も何度もネタ切れ感に不安になる時もあり、そんな時によく書評には世話になっていた。
書評はそのエントリー自体書く事に苦労はするが、本を読みさえすればネタはできるからだ。

柬理恵介が書く書評は基本的にビジネス書や自己啓発書。
ブログのエントリータイトルは「xxにの為のxつの方法」なんて纏め方も多い。

ブログを始めた頃はあまり読んだ事のなかったビジネス書、自己啓発書も楽しく読んでいた。
あまり触れないジャンルの本を読む事が単純に楽しかったのだと思う。

しかし、最近彼はある1つの憂鬱感を感じていた。

読書をする事、書評を書く事にめんどくさいとでも言おうか、億劫とでも言おうかそんな感情に支配されていた。

その答えは彼が本屋で本を探している時に気づいた・・・。

彼は書評を書きやすそうな本を自然と探していたのだ。ビジネス書の新刊を見てみてパラパラとページをめくり、

「あぁ、これならこんな感じで書評を纏める事ができそうだ!」

っとそんな風に本を選んでいたのだ。
そりゃ読書が少しずつ楽しくなくなるハズだ。

今までの彼の読む本の中心は小説で彼が純粋に「読みたい!」「面白そうだ!」と思った本ばかりを買っていた。そんな彼も小説は書評が書きづらいという事でここ最近めっきり読む頻度を減らしていた。

やはりどうやってもこれでは面白くない。彼は気づいた。この憂鬱の原因は

「書評を書く為に読書をしていた事にある!!」
っと。

<書評を書く為に読書をしてはいけない>

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photo credit: John-Morgan via photopin cc

ある書評ブロガー。
えぇ私です。

そのとある憂鬱の原因を書いてみました。

私の読書に関するある憂鬱の原因はブログを継続して書いていく上でいつしか

「書評を書く為に読書をしていた」

事にありました。
2013年ちょうどいい区切りのタイミングです。

これからはどんなジャンルの本だろうと関係ありゃしません。
自分の興味ある本だけを読んで書評を書いていきます。

本来あるべき読書のスタイルに戻すだけなのですが・・・ね。

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  1. […] いテーマ。まさに私に対する手紙の様な本ではないですか!! ちょっと前に書評ブロガーとして少し憂鬱な時期がありましたが、これは超読みたい本です。2013年の書評、記念すべき第1弾 […]

  2. […] まず1つ目は読書。 私のブログの1つのコンテンツとして書評があります。 書評は簡単に言えば読書感想文みたいなものですが、やってみるとすごく面白いものです。 読んだ本をアウトプットする事で自分の頭に入った情報を整理する事ができる為、インプットした情報を深く理解する事ができる様になりました。 読書の字の如く、”読”んだ後”書”き出す事が大事だと実感してます。 ちなみにブログで書評を書く時に1つ落とし穴があって、書評を書く為に書評が書きやすそうな本ばかり手を出して本を読んではいけない。という事です。 これをやってしまうとだんだんに読書が楽しくなくなってしまいます。 やはり読みたい本を楽しんで読んで、その本を書評という形でアウトプットする事が大切だと実感しています。この事については以下のエントリーでも深く書いておりますのでご参考にどうぞ。 とある書評ブロガーの憂鬱 | KeiKanri […]

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