タランティーノ監督のユーモアに溢れた作品「ジャンゴ 繋がれざる者」を見てきました。

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photo credit: The Seven / Seven Corporation ::: Main via photopin cc

こんにちは柬理(かんり)@keikanriです。

今まで見た映画の中でクエンティン・タランティーノ監督パルプ・フィクションが一番好きです。

元々タランティーノ監督の作品が大好きで彼が監督した作品は全て見ています。多分監督単位で全作品見ているのは彼くらいでもちろん2013年3月1日から公開される新作「ジャンゴ 繋がれざる者」の公開をどれ程心待ちにしていたか・・・

去年の確か9月とかそれくらいに新作を作っているという事を知ってからは常に情報を追って、予告版を見て、アカデミー章で脚本賞を取った事にさらにそのウキウキは増し・・・枕を噛んで噛んで濡らして濡らして3月1日を待っていたのですよ私は。

時は来た!!・・・それだけだ。

3月1日金曜日。しかも私の家から最寄の映画館春日部ララ・ガーデンは毎月1日は1000円との事じゃありませんか!!!

こりゃ見に行きますとも!いつだって何回だって見てやりますとも!!

<クエンティン・タランティーノ的強烈なユーモア炸裂!!>

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photo credit: Slackerwood via photopin cc

「ジャンゴ 繋がれざる者」のストーリーをここで語ってもしょうがありませんし、Wikipediaにあるあらすじを引用しましょう。

ディープサウス。解放奴隷のジャンゴ(ジェイミー・フォックス)がドイツ系賞金稼ぎのドクター・キング・シュルツ(クリストフ・ヴァルツ)と共に、サディスティックでフランスかぶれの農場主カルヴィン・キャンディ(レオナルド・ディカプリオ)に立ち向かい、奪われた妻のブルームヒルダ(ケリー・ワシントン)を救おうとする。/Wikipedia 

私にとってタランティーノ監督の魅力はその強烈なユーモアです。

作品の多くはギャングや悪者といった連中によって構成される暴力的、殺戮的な映画であるにも関わらず、彼の作る映画には随所随所にユーモアが配置されています。そしてそのユーモアは人によっては趣味が悪いと罵倒するかもしれませんが、私にとっては強烈に引き付けられるものなのです。

今作でも主人公ジャンゴの最初に選ぶ衣装、銃の練習シーン、ドクター・キング・シュルツの登場シーンから乗っている馬車の上にブランブランと揺れるチープな歯のオブジェなどなど多数配置されています。

しかもそのユーモアは全体的には非常に緊張感のある中の一部に絶妙に配置されており、私は何度も吹き出しそうになりました。

そしてもう1つの魅力はキャラクターとキャラクターの会話。

いつもいつもタランティーノ脚本の映画にはその会話の面白さにのめり込んでしまいます。全くもって他愛もない話の様に思わせておきながらもいつのまにか引き込まれていって最後には笑わされているか、カッコいいと感じているかその2つ。会話の1つ1つにもユーモアが溢れているタランティーノ映画は本当に素晴らしい。

<やはりクリストフ・ヴァルツがカッコいい!>

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photo credit: BekStanhope via photopin cc

今回も強烈な印象を残す俳優クリストフ・ヴァルツ。元々私は映画マニアでもないので彼の事を知ったのはタランティーノ監督の前作「イングロリアス・バスターズ」から。

前作「イングロリアス・バスターズ」では冷淡にユダヤ人を追い詰めていくナチス・ドイツの親衛隊将校を演じアカデミー章、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞の助演男優賞を受賞したクリストフ・ヴァルツ。今作ではドイツ系賞金稼ぎのドクター・キング・シュルツを演じるのだけれどもこれがまた超魅力的。

登場から奇妙な面白さに包まれ、話し方とその内容は綿密に構築されており引き付けられる。そして何と言ってもメチャクチャ強くカッコいい!!クリストフ・ヴァルツ無双が超気持ちいい映画でもありました。

<是非映画館で見てみてください>

タランティーノ的ユーモアに溢れた今作。

彼の映画の中でもかなり面白い作品だと私は思いました。あなたも是非このユーモラスな西部劇を映画館で楽しんでください

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