10代の時にハマった音楽はすごく大切な宝だと感じた話

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photo credit: m00by via photopin cc

私は今こそゲーム音楽からポップソング、アニソン、サントラ、ユーロビートと基本何でも聞きますが、15歳の頃から20代前半までヘヴィメタルとハードロック、そしてプログレッシブロック、メタルしか聞かない様な頑固者でした。

別に今はその辺聞かないのかというとそんな事はなくメタルマイト刑事!!なんてブログを運営しているくらいヘヴィメタルも毎日聞いています。

上記の通り10代後半はメタル漬けだった私のミュージックライフですが、先日27歳ですごく嬉しい、本当に涙が溢れそうになる様なライブに出会えました。

それは私がメタルを聴き始めた時、一番最初にハマったバンド2つといっていいかもしれません。

ジャーマンメタルバンドの大御所HelloweenとGamma Rayという2つの関係あるバンドのライブです。私は2013年の6月5日、この2つのバンドがライブするHELLISH ROCKというライブを見に行きました。

そして

「本当に10代の頃からこのバンドにハマっていて良かった!!」

っと感じたんです。

その時の感想はこの記事にまとめています。

6/5(水)東京 ZEPP TOKYOのHELLISH ROCK PARTⅡ(Helloween&Gamma Ray)がメチャ楽しかった件 | KeiKanri

実はこのHelloweenとGamma Rayという2つのバンド。若干の因縁があります。その話をしましょう。

HelloweenとGamma Rayという2つのドイツバンド

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photo credit: cgo2 via photopin cc

先にHelloweenの話ですが、彼らは1984年に結成されたもう30年近いキャリアを持つバンドです。既に幾度となくメンバーチェンジを行なっており初期メンバーは2人しかいません。

その初期から在籍する1人であり、このお話のキーとなる人物がマイケル・ヴァイキー・ヴァイカード(以下ヴァイキー)というギタリストです。

190cmの高身長、ギターの弾き方はその辺のメタルバンドとは違うおっとりとした印象を持つ優雅な弾き方で、そして皮肉な笑顔とタバコを吸いながら弾く姿がとびきりカッコイイ。今までのHelloweenの名曲のいくつもを作曲してきたドイツメタル界の重要人物の1人です。

そしてもう1人のキーとなる人物が初期のHelloween3枚のアルバム、1989年までHelloweenに在籍するカイ・ハンセン(以下カイ)というギタリスト。身長175cmとドイツ人としては小柄で、エネルギッシュなライブパフォーマンス、名曲をつくり上げる類まれな作曲センス、そして後輩メタルバンドの支援を積極的に行い「ジャーマンメタル、メロディックスピードメタル界の神」とまで言われる男です。

前述の通りカイは1989年、肝臓の疾患を理由にHelloweenを脱退します。が、同時期にGamma Rayというバンドを作り上げます。

元々気難し屋のヴァイキーですが、カイ脱退後も様々なメンバーチェンジを経てHelloweenを守りぬいていきます。時にはHelloweenを変えようとするメンバーをクビにしたりと攻撃的な行動を起こしながら。

対するカイはGamma Rayを楽しくやっていた様に感じます。

2010年に入ってもこの2つのバンドはジャーマンメタル界の超人気バンドです。しかし、喧嘩別れではないと言われながらも、このバンドが共演する事はなかったのです。

そして行われた共演

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photo credit: possan via photopin cc

私はもちろん今の両バンドも大好きだし毎週の様に聞いています。

特に好きなのではやはり初期Helloween、ヴァイキーとカイという2人のレジェンドが在籍する時代で「メロディックスピードメタルの教科書」といわれる時代です。

この頃のアルバムを私は15歳の頃から毎日の様に聞いていました。もちろん1984年から1989年という時代はまだ赤ちゃんから幼稚園児な私。リアルタイムでは聞いていません。

ですが、この頃のHelloweenへの憧れはずっとあったのです。

来る2013年の6月5日にその憧れは目の前に現れました。

最初に出てきたのはGamma Ray。カイの50歳とは思えないエネルギッシュで常に笑顔を絶やさない、観客へのサービスも旺盛なパフォーマンスはさすが神!!っとう楽しさ。

続くHelloweenではカイとはまた180度違った、クールなヴァイキーのプレイがカッコよくて最高でした。

そしてHelloween2回目のアンコール。

最初に登場したのはカイ・ハンセンでした。

マイケル・ヴァイキー・ヴァイカードとカイ・ハンセン2人が演奏する初期の名曲3曲。特に2人が真ん中に立ち、メンバーがサイドに散り、2人だけにスポットライトが集まる中メロディックなツインギターを弾く姿には目を奪われました。

最後はHelloeenのメンバーとGamma Rayのメンバー全員がステージに上がるお祭り騒ぎ。

本当に最高で、10代の頃から憧れていたバンドの、しかも一番好きだったメンバー、その中でも私の中で永遠のメタルヒーロー2人が演奏している。本当に涙がでそうでした。

高校生のあの頃、ベッドの上で耳にタコができる程に聞きたくったのが昨日の頃の様に思い出される。

10代の時にハマった音楽はすごく大切な宝だなぁっと私は改めて感じました。

以下はその2バンドのおすすめ!大丈夫!ジャケットがダサいのは私も知ってる!でも曲はメロディックで超聴きやすい!!

▼2人がいる頃のHelloween最高傑作

▼Helloween最新作

▼Gamma Ray最新作

▼Gamma Rayは絶対コレが最強!

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