先日4年間飼っていたハリネズミが死にました。獣医さんに最後診てもらいましたが恐らく腎臓か肝臓の疾患でしょうということ。
ハリネズミは最近ポピュラーなペットになりつつあるとは思うのですが、まだまだ診療してくれる動物病院は少なく、飼育するには事前に家の近くに診てくれる病院があるのかを調べておいた方が良いと思います。私の飼育していたハリネズミも何回か動物病院のお世話になりました。
そして飼っていたハリネズミを最後に動物病院で診てもらったのですが、その時に獣医さんがやっていた健康チェックの方法がかなり参考になって、ハリネズミを飼っている人は絶対参考にした方が良いと思いました。
飼われるハリネズミが少しでも長く生きられるよう、ハリネズミの健康チェックも是非飼い主としてやりたいものです。
それでは獣医さんがやっていた4つの健康チェックをご紹介します。
獣医さんがやっていたハリネズミ4つの健康チェック
1.体重測定
まずは体重測定。
定期的に測っていれば飼っているハリネズミが順調に成長しているのか太りすぎていないのか、痩せすぎていないのかがチェックできますね。
太り過ぎは単純にエサの与えすぎですが、痩せすぎは何か病気でエサが食べれないとかエサがお口に合わないとか様々な良くない事に気づけるでしょう。
2.体温測定
体温測定も体重測定同様に定期的にチェックする事がよいでしょう。
私のハリネズミも夏で凄い暑いのに体温が低下していました。低下している事がわかればペットヒーターで温める事もできます。それだけで1つの対応になります。
夏だし低温なんて大丈夫と思わず、定期的に体温測定することは効果的です。
3.綿棒を口の中に入れて吐き気のチェック
ハリネズミも吐き気があってエサを食べない事があるみたいです。確かに私の飼っていたハリネズミも最後あまりエサを食べませんでした。
ちょっと強引ですが綿棒を口の中に入れて嗚咽をするようなら吐き気があります。飼育していたハリネズミはこれとお腹のまっセージで2回程嘔吐しました。人間同様ツライ時は吐いた方が楽になると獣医さんはおっしゃっていました。
吐き気があってエサを食べれないようなら動物病院で点滴をしてくれるので、すぐ動物病院に連れていくといいでしょう。多分綿棒をガッツリ口の中に入れるとそりゃ嗚咽するので、ちょこっと入れて嗚咽したら行くようにしましょう。
4.糞のチェック
糞のチェックはきちんと飼育していれば勝手にやっているとは思いますが、下痢をしていないかストレスがある時に起こる緑色の糞を定期的にしていないか。そもそも糞は出ているか。
といったチェックは毎日するべきでしょう。
調べてみると糞がお腹の中に貯まる事が死因にもなるみたいですし。糞は健康チェックの大事なツールです。
5.背中の皮を引っ張って水分状態のチェック
最後に教えてもらった背中の針を引っ張って、皮の戻り具合で水分状態のチェックできる事は初耳でした。
ハリネズミは防御態勢を取る時に丸まるため、背中の皮がかなりルーズになっているみたいです。なので針を引っ張ると皮がぐわっと結構持ち上がります。
例えばこれは針でなく皮を引っ張っていますが、こんな感じで皮だけ引っ張れます。結構嫌がりますが。
1度針を引っ張ってみて皮が普段通りにすぐ戻れば問題ありませんが、皮が手を離しても引っ張られたままの状態からゆっくりと通常に戻るようなら水分が足りない状態となります。
1分もあればチェックできますし、スキンシップのついでにできるチェックなので是非1日1回やっておきましょう!
尚、この状態の場合は水分が足りないので水を飲んでくれるようならすぐに水分補給を、水を飲んでくれないようなら動物病院で点滴してもらいましょう。
ハリネズミは辛くても教えてくれない
ハリネズミは何か体調が悪くても教えてはくれません。鳴き声で教えてもくれませんし、姿を積極的に見せてアピールもしてきません。
むしろ体調が悪ければずっと隠れています。
なのでこちらから能動的にチェックをしなければ早期発見に気づくことができないのです。その為、上記5つのチェックを可能な限り毎日できる事が望ましいのです。
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