問題意識を武器に生きる4つのステップ【書評】「旗を立てて生きる」byイケダハヤト

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photo credit: ModernDope (old account) via photopin cc

私は1985年生まれ。ドンピシャのハチロク世代です。

一度も路頭に迷う事なく順序正しくレールに乗っかって、私も2006年に大手の金融系システム会社に入社しました。が、2012年のクリスマスに退職しています。

別にそれが正しいとは断言しませんが、私に周りでも、小学校からの友人も数多くがそうです。会社に属していないで生きている人が何人もいます。

私も会社を辞めてから何度も考える事があります。

確実に会社に依存して私は生きていたな。

っと。

恐らくあの状態のまま仮に会社が倒産、もしくはクビにでもされたら確実に生きていけなかった事でしょう。まぁ今ももがきながら生きている事に変わりはないのですが。

そんな中、同じくハチロク世代のイケダハヤト(@IHayato)さんの著書「旗を立てて生きる」を読んで、すごく共感する部分がありました。

新しい働き方の提言。問題意識を持って、少しの勇気でその問題に対する旗を立てて生きる方法。

その4つのステップについてご紹介します。

問題意識を武器に生きる4つのステップ

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photo credit: silkegb via photopin cc

Step1.怒りをメモする

問題意識を持て!

っとは会社員時代も私はよく言われていました。しかし、「あっ、ふーん」って感じで流していたのを覚えています。

特に私の様な人間は会社に関する問題などはっきり言ってしまうと当事者意識なく、どうでも良かったというのが実態です。

しかし、いざ自分の事となればどんな人間でも意識できるものです。問題意識を持つ、高める方法はいくつもあるとは思いますが、私がこの本を読んで一番良い方法だと感じた事は「怒りをメモする」方法です。

・何かイタズラをされた!
・なんだこのシステムは!
・これ予約できればもっとすんなりいくのでは?
・チョコレートがドロッドロに溶けてんすけど・・

などなど自分が感じた怒りをメモしておく事です。今ではEvernoteなど瞬時にメモできるツールはたくさんあります。

まずは怒りをメモしてみましょう!

Step2.自分のwhyであるかどうかを吟味する

怒りをメモして本当に自分で解決したい問題かどうかを検討します。なんでこの問題を解決したいのか。whyの部分をここはキチンと吟味する事が大切でしょう。

上の問題であればチョコレートが夏に溶ける事は怒りは感じても、私が絶対に解決したい問題ではありません。そこはカカオの精霊か明治に任せます。

本当に自分の中にある、根本にある問題でなければ実際に解決する時に億劫になってしまいます。

又、一生かけてやる!!っとかそんな風に大げさに考える必要はないのかなと私は思います。

とりあえず今はコレを解決したい!!でももっと解決したい内容が見つかったらそっちに行くかもしれない、それくらいの感覚を持つ事です。

でないと、半年経っても1年経っても、一生経っても見つからないなんて事になりかねません。

Step3.自分で旗を果てる

解決したい問題が整理されたら、

「私!この問題を解決します!!」

っという旗を立てる事です。

旗を立てる一番良い環境は「ブログ」でしょう。いつでもGoogleなどの検索によって誰か同じ問題に興味のある人に見てもらえる可能性があります。もちろんブログをホームにSNSサービスで拡散するものアリです。

簡単なプレゼン資料を作って貼り付ける。自分のプロフィールにこれこれこんな問題をこうやって解決したい!!っと、どどんと旗を立てるなど。

Webの大海原に旗を立てましょう!!この簡単にコミュニケーションがとれる時代、同じ問題を解決したいあなたの仲間が集まってくるはずです。

Step4.問題を解決する、批判を乗り切る

この本を読んで一番私がハッとた部分はココです。

問題が見つかってそれを解決しようとします。もちろん自分が問題と感じている点です。そこを解決すれば何かしらの良いことが起こるはず。

しかし、誰かしらにそれは絶対に批判されます。理由はその問題を良かれと思って作り出している人、容認している人がいるからです。

私も経験があります。

上記で当事者意識なく云々。っとは書きましたが、もちろん7年近く会社にいたので多少の問題解決をしようと心みた事もあります。私から見れば絶対に良くなる、むしろ何で今まで手を付けなかったのか不思議でしょうがない事。

それを解決しようとすると批判を受けるという事が。

なので批判は受けるもの、という考えで問題を解決していく事です。

同じ問題意識のトライブを作り上げる!

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photo credit: joiseyshowaa via photopin cc

この本を読んでいてセス・ゴーディン氏の著書「トライブ 新しい“組織”の未来形」の今この時代における具体的なやり方が書かれているなぁっと感じました。

これからの時代は自分たちが能動的に解決したい問題を、小さな、大きな、中くらいの様々なトライブを作って解決していく様になります。

その第一歩となるのが「旗を立てる」事。誰でもリーダーシップを発揮できるという事です。

是非あなたも自分のwhyに当たる、本当に解決したい問題の旗を立ててみては如何!?

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