【書評】時代も変わっているんだし政治も色々変わらなっとつくづく感じました-津田大介さん「ウェブで政治を動かす!」

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photo credit: jurvetson via photopin cc

こんにちは柬理(かんり)@keikanriです。

1985年7月18日生まれ、2013年3月12日現在27歳の私。

いや別に誕生日をアピールする事で誕生日プレゼントを欲している訳でも何でもなく、まだ27歳のピチピチな若者でございます。

最近日本では、特に若者が政治に無関心なんて話を良く聞きます。私も例外ではなく20歳で選挙権を与えられた時は興味本位で選挙に行きましたが、それから何回かして行かなくなり、別に政権変ったって何も変わらんのじゃね?的精神丸出しで生きていました。

なぜ政治に興味がないのか?

っと聞かれても困ってしまいます。はっきり言ってつまらないからとしか言いようがなく政治を知りたいともあまり思えないのが実態だからです。

そんな折にウェブの世界でもどんどん情報発信し続けている津田大介(@tsuda)さんの本「ウェブで政治を動かす!」を読んでみました。

この本を読んで私自身がなぜ政治に興味なかったのか、又、個人の情報発信の力、必要性の再認識をしたのでここに内容を記します。

<政治に興味がなかったのはこれが原因かも>

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photo credit: Alba Soler Photography via photopin cc

まず一番最初に私の感じていた政治のつまらない要因にズバッとこの本は答えてくれた様な気がしています。

それはメディアは「政局」を中心に情報を流していて、私自身はその「政局」に全く興味がないからだと。

私はそこまでテレビを見る方ではありませんが、家族と食事をとる1日合計1時間弱程ニュースを見ます。そんな時には色々なニュースが流れていてスポーツから海外ニュースからもちろん政治に関するニュースもです。

誰が誰と手を組んだとか、誰々がその党から退いただとか・・・・

ぶっちゃけそんな事興味も何もないのです私は。

いや蝶野と橋本が手を組んだ!!っとか蝶野が新日本プロレスを退団した!!っとかプロレスみたいなエンターテイメント性があれば別ですが、政治に世界の「政局」には全く興味がないのです。まさしくこの本の指摘と同じ気持ちだった事を気づかされました。

少なくとも私は「政局」よりも「政策」に興味があるんです。

<Web選挙の可能性>

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photo credit: mac steve via photopin cc

そんな時に最も実施されるべきはWeb選挙だと強く感じています。

Web選挙といってもWebで私達が投票できるという事ではありません。いやもちろんこの投票できるという部分も様々なリスク、危険性を回避して実施できれば気軽に投票でき投票率は上がるかもしれませんが。

投票よりも早く力を入れるべきは選挙活動をWebで実施できる様にすべきだという事です。

私自身この本を読むまで知らなかったのですが、私が住む日本では選挙の運動期間中HP、ブログ、ソーシャルメディアの更新が法律で一切禁止されているらしいのです。驚愕でした・・・

今もダイレクトメールやチラシやポスターというアナログな活動しか認められておらず、だからこそ選挙活動にお金がかかるとう訳らしいのです。

私自身がブログを書いている身だからという点もありますが、情報を発信する上でWebが活用されないのは今の時代ものすごく遅れているな。っという実感です。事実海外では積極的に選挙活動をWebで発信しているというのに。

ほぼ無料で、自分達の想いを好きな文章で、量で伝える事ができるWebを活用すればその政治家が何をしたいのか!何を変えたいのか!が若い人にだって伝わりやすくなります。そうすれば個人の政治家としてのファンだって増えるハズです。

Webの選挙活動ができるべきだと私自身は強く感じました。

<個人の情報発信の重要性と今後の発展>

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photo credit: alles-schlumpf via photopin cc

上記でも同様の事が書いてありますが、自分自身は今後個人の情報発信が重要だと感じています。

もちろん政治家自身(すでに橋下徹さんなどバシバシTwitterで発信している方も既にいらっしゃいますが)が情報を発信するべきだと思うのはもちろん、政治家以外の方の情報発信も重要になり、さらに加速していくものだと感じています。

今では気軽にブログサービスも始める事だってできますし、SNSサービスであればユーザー登録だけ、ものの5分もあれば情報発信ができる時代です。

情報発信が活発になる事で興味のある人の考えが家にいながら、カフェにいながら、電車にのっていながら知る事ができます。

政治という事だけを考えても、もっともっと情報発信が活発化していく事を私個人は望んでいます。タイトルでも書いていますが、読んでみて時代も変わっているんだし政治も色々変わらなっとつくづく感じる本でした。

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