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一番好きな食べ物は何か？っという質問があります。小学校の頃とかによくあった気がしますが、最近27歳にもなってそんな質問を受ける事は少なくなりました。

しかし、もしそのような質問があれば私は胸をはってレスポンシブにこう返すでしょう。

「焼肉！」

ってね。

そう。私は焼肉が大好きなのです。

何か自分を自分で褒めてあげたい時、失恋を忘れる時、肉が食べたい時、肉を焼きたい時、トングを使いたい時、塩分を取りたい時、カロリーを取りたい時、冷麺が食べたい時、っていうか肉が食べたい時。そんな時私は焼肉屋へと向かうのです。

そんな私が「焼肉のことばかり考えてる人が考えてること」なる本を読んだ時。愕然としました。

「俺は何も焼肉の事をわかっていない・・・無知だ・・」

しかし無知である事は恥ずべき事でなく、そこから勉強していけばいい。そう考えるのが私の良い所です。えぇわかっています。

ではこの本を読んで学んだ、焼肉を食べる時には絶対に知っておきたい基本となる4つの考えをご紹介しましょう。

＜焼肉を食べる時に知っておきたい4つの基本＞

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1.強火の遠火

どうやらコレは当たり前の考え方のようですが私は知りませんでした。

「強火の遠火」

その理由は早くスピーディーに焼くことでタンパク質が固まりそれが防波堤となり、肉汁の流出を防ぐ為です。しかし、そのまま強火だと焦げます。弱火だと干物の様な焼き上がりになり、ビーフジャーキーでも食ってろ状態。

中々に難しい焼き加減ですが、まず最初、片面でも強火の遠火で一気に焼きあげる事を念頭に置きましょう。

2.素人はガスでも良いという事

炭火の焼肉って美味しそうですよねぇ。ウフフ。

っと私も思いますが、どうやら焼肉屋店主さん曰く、素人でガスと炭火で焼いた焼肉の味の違いがわかる人なんてそうそういない様です。

むしろガスの方が火力の調整が簡単で素人には向いているとの事。

目を閉じた状態でコーラとジンジャエールの違いがわからなかった私のバカ舌ではわかるはずがない。っという事で本書読了以降私も積極的にガスで焼く焼肉屋に行く様にしています。

3.返しは1度がベスト

肉の返しタイミングは重要です。そのタイミングで肉からある物が失われている事にあなたは気づいているでしょうか？

そう。それこそが

肉汁

その御方です。肉汁こそが焼肉の旨味。

もはや焼肉とは

どれだけ肉汁を流出させないかのスポーツ

とも言えるでしょう

その為肉の返しは1度がベストです。2度ならまだ許しましょう。誰でも間違いはあります。しかし3度返しテメーはダメだ！

4.プッシュもNG！！

上記の理由同様。

肉汁の流出を防ぐ為にも肉を上からプッシュして焼き加減を確認する、禁じ手「プッシュ」も絶対NGです。

同様の理由で肉の真ん中をガッチリとトングで掴んでの返しも避けた方が良いと言えるでしょう。返しは端を持って肉に申し訳なさそうにソロりとスピーディに返すのです。

肉汁に対する愛ですよ。愛。

とりあえず焼肉屋に行きたくなってきた！！

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尚、一つ注意しておきたいのが、決してこの本を読む時に断食などしていてはいけない事です。

私は48時間の断食決行中にこの本を読んで、えらいお腹が空きました。

というのもこの本にはおいしい焼肉の焼き方が網羅され、そして部位毎に特徴が書いてあり、焼肉屋にダッシュしたくなるのです。

本当に焼肉が好きな焼肉マン、焼肉ウーマンは是非読んでみてください。