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こんにちは柬理（かんり）@keikanriです

「とりあえず3年やってみろ！」

こんなフレーズをどこかで聞いた事はありませんか！？

嫌な事でも3年経てば、嫌じゃなくなるかもしれない。
だからとりあえず3年間は嫌な事でもやってみよう。

もちろん、この考え方で嫌な事が逆に面白くなったり、新しい物の見方が出来る様になったり、3年の内に変化を得られる可能性もある事でしょう。

でも3年間結局嫌な事のままだったらどうしますか！？

「あぁでも3年続けられたんだし、嫌な事だけど慣れたから惰性でやっていこうか」

そんな考え方の為に3年間がんばる様であれば、すぐに辞めた方がいいのではないでしょうか。

嫌な事を続ける事が一種の美徳だと感じる文化は少なくとも日本にはある様に感じます。

この文化に真っ向から反論する1冊の本を読み、ひどく感銘を受けましたので書評を書かせて頂きます。

その本とは格安レンタルサーバーロリポップ、CAMPFIREなどの画期的なWEBサービスやカフェ経営など、自由に生きまくっている家入一真氏の著書

「もっと自由に働きたい」

です。

＜現状が嫌なら逃げ出してみろ！＞

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まずは冒頭に書いた「とりあえず3年やってみろ！」を実践してはいけないという事。

家入氏の考え方は「3ヵ月で見極めろ」です。

私自身の経験でも好きになる事や行為は、やってみて早い段階で何かしらの好感触を得ているものしかありません。

悲しい事に嫌だったけど3年やってみたら、好きになった。

なんて経験を私はした事がないんです。

そして家入氏はこう続けます。

「逃げていい」・・・と。

逃げる事が次のはじまりになる。とことん逃げて自分をさらけ出してそこからどうやって生きていくのか。どうすればいいのかを自分で考えに考え抜けばいい。

人間逃げる事に非常にネガティブなイメージを持ちます。
一度逃げたらもう人生の負け組だ。
こんな風な風潮もある様に感じます。

しかし、逃げたからこそ自分に正直に生きたからこそ自由を手に入れた人も確実にいます。

以前私は書評を書いた「ニートの歩き方」の著者pha氏も、この文化から逃げた事で自由を手に入れた方だと思います。

日本一のニートが語る。ニートという生き方の真髄とは | KeiKanri

＜自分のストーリーを語ろう！＞

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次のこの本で痛烈なメッセージとして伝えている事は

自分のストーリーを自分の経験を惜しみ隠さず語ろう。

という事。

人間はストーリーが大好きです。私ももちろん大好きです。

小難しくてつまらない学問、分野であっても面白いストーリーを散りばめた本であれば老若男女売れる事はよくある事です。

人間はその人のストーリーに惹かれます。

スティーブ・ジョブズに何故人は惹かれるのか。
フレディ・マーキュリーに何故人は惹かれるのか。
ドラゴンボールの孫悟空に何故人は惹かれるのか。

それはその人に濃密なストーリーがあるからでしょう。

逃げてもいい。それも含めて自分のストーリーを語れ！！

誰かが絶対のそのストーリーを見ているから。

＜自分のやりたい事の為に行うゲリラ活動＞

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それでも逃げるという行為にはとても勇気がいります。

もはや簡単に逃げる事ができる人も一種の才能なのかもしれません。

例えばサラリーマンで今の仕事が自分のやりたい事でなく、嫌でうんざりしている方。

でも逃げる事はできない方。

借金、妻子、責任。
色々な理由があるでしょう。

そんな方には早朝や夜、土日といった自分の時間で行うゲリラ活動があります。

自由を手に入れる為に自分が本当にやりたい事に、自由に使える時間を注ぎ込む。

以前私も会社から帰ったらパチンコをして、テレビを見て、漫画を読んで、風呂に入って寝る。

そんな生活をしていました。

その時は

「仕事で疲れているんだから・・・」

と考えてこんな生活をしていました。
（いやもはや考える事もせず・・・）

心のどこかでは

「はぁ・・・何かが起きて自由にならないかな」

なんて考えながら。

でもそんな考えで自由になれたら、誰だって自由になれるんです。

真に自由になりたいと願うなら自分の自由に使える時間を少しでも作って、ゲリラ活動に時間を費やしましょう。

何もしないより絶対に有意義ですよ。

＜さぁ！まずは行動だ！＞

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さぁまずは行動です！

自分の為にゲリラ活動を行うか。

まずはストーリーを練り上げるか。

いやいやもう逃げ出しちゃうもんね私。って人もいるでしょうか。

もし惰性で無気力で生きている方は是非読んでほしい本です。
もしくはすでにゲリラ活動を行っているけれども、ちょっと情熱が薄れてきた人にも是非読んでほしい。

ページ数も文字数もそこまで多い本ではありませんが、パッションはその辺の本よりも大量に練り込まれて印刷されている本です。

是非読んでみてください。