一緒に働く人を選びたいからサラリーマンを辞めてフリーランスになった

2016年の12月に勤めていたWeb制作会社を辞めてフリーランスとなりました。一時期新卒で入社した会社を7年程で辞めた後は数年ほどフリーで仕事していました。それからとあるWeb制作会社でWebプログラマーをやり、そこから今回辞めた会社で2年弱Webディレクターで多くのサイト制作を担当していました。

今回またサラリーマンを辞めて、フリーランスで生きていく予定です。Webやインターネットは自分の人生を大きく変えてくれたし、Webは時々解決できないエラーにイラつくこともありますが、基本は学ぶことも大好きですしこれからもWebやブログによる発信を続けていく予定です。

サラリーマンを辞めた理由はいくつかあるけれど1番の大きな理由は「一緒に働く人を選べないから」。多分これはサラリーマンにとっては当たり前だし、多くの人からは「甘いこと言うな」と言われるのかなとも思うのだけれど、この「一緒に働く人を選べないから」という部分は自分にとって仕事を選ぶ上で、最も重要な項目として考えるようになりました。

実際にフリーランスになってもう1ヶ月以上が経過しますが、今回は何でサラリーマンを辞めてフリーランスにまたなろうか。その考えた理由を書いていきます。

最初は自分の強みを活かして、そこから好きなことへの時間を増やしていく

会社員時代からバリバリ副業をしていたので、別にサラリーマンに対する執着というか、正社員じゃなきゃいけないという強迫観念はありませんでした。それでも毎月給料をもらっているのに、それがなくなって全て自分で稼がなきゃいけないのだから恐怖心はあります。

これまでもブログの広告費収入と、毎月定期的に依頼をもらって様々なメディアに記事を書く副業をしていました。またWebディレクションやブログラミングができるので、デザイン以外のWeb制作全般とやろうと思えばスクラッチによるシステム開発もできます。

これが自分の強みでありできることなので、最初はこういった自分の強みを活かして仕事を進める予定です。現にフリーランスとなった今も自分の記事を書いたり、原稿を書いたり、コーディングやプログラミングをしています。

またもっと「自分の好きなことを仕事にしたい」という面から新たな仕事にチャレンジしました。この数年大量のサイトを並行して制作していて、正直Webは好きだけどWebサイトを作るのは流れ作業というかもはや達成感のようなものがありませんでした。そこで色々と考えた結果自分は「サイトを作るのが好きなのではなく、サイトを成長させることが好き」であるということで腑に落ち、新たにブログ運営者と私と友人のjMatsuzakiを講師として二人三脚でブログを成長させる「ブログパートナーシップ」を開設しました。

これは非常にエキサイティングで楽しい仕事です。対象ブログの数字が上がれば自分のブログのように嬉しく、自分もエネルギーをもらってさらにブログを成長させたくなる最高の仕事の1つです。現在は満席となってしまっていますが、以下からウェイティグリストに登録可能です。新たに受講者を募る場合には、優先的にご連絡いたしますので是非!

参考:二人三脚でブログを本気で育てる「ブログパートナーシップ」プログラム!

さて話を戻しましょう。次に転職とフリーランスで迷った私がフリーランスを選んだ最大の理由です。

転職しなかった最大の理由は「一緒に働く人を選べないから」


多くの人にとって仕事を選ぶ上で最も大きな理由は「賃金」かもしれません。「福利厚生」かもしれません。もしかしたら「完全週休二日制」かもしれません。しかし私にとっての最も大きな理由は「一緒に働く人を選べるのか」ということだととある時期に感じました。これは単純な職場環境とは違います。例えば一緒に働くのが気の合う友人であれば恵比寿にある超オシャレなオフィスでなく、畳とちゃぶ台のある四畳半でも特に問題はありません。一緒に遊ぶゲームはニンテンドースイッチではなく、セガサターンで充分です。いやセガサターンも面白いですが。

実際には声をかけてくれた会社もありましたが、そこに行っても結局は一緒に働く人を選ぶことはできません。これは入社してからのギャンブルになってしまって、別にそこで1年くらい仲良くやれる自信はありましたが、これだと私は多分転職を繰り返すなと考えました。

そこで私は「気の合う仲の良い友人と働く為」にフリーランスとなることを決めました。中には友人と働く事がタブーのように感じている人がいますが、普通に考えてみれば「誰か知らない人と働く」ことの方が絶対的に不都合が多く、コミュニケーションコストが多くないか?と思うのです。

絶対に気の合う仲の良い友人と働いた方がいいだろう。ということを証明するフリーランス生活でもあります。

20年来の友人と肩を組んで生きていく。バンドに仕事に遊びに全て

一緒に肩を組んで生きていくのは20年来の友人のjMatsuzakiです。小学校からの付き合いで、もう20年以上の付き合いとなります。コミュニケーションコストなどほぼ必要ありません。コミュニケーションコストに費やした多くのリソースをユーモアに費やすことが可能です。ユーモアのあるコミュニケーションの方が楽しいじゃないですか。

実際に私が転職するべきか退職するべきか迷った時に相談したのが彼でした。既にいくつか一緒に仕事をしていて前述のブログパートナーシップや、オンラインコミュニティの「ライフエンジン」。そしてjMatsuzaki最大の活動であるjMatsuzakiバンドでは私もマネージャーとして参加しています。私も学生時代はバイト代の全てをヘヴィメタルにつぎ込んだメタル少年でした。一緒にjと色んなCD屋に行ったのを今も覚えています。音楽は私にとっても最高に楽しいことです。

まず最初の目標は「jMatsuzakiバンドで生きていけるようになること」。これが最大の目標としました。昔ではライブハウスでライブをやってファンを増やして、運良く誰かの目にとまってメジャーデビューをして、そこからは夢の音楽生活。だったバンドですが今ではメジャーデビューしただけでも生活はできませんし、多くのバンドは赤字で身銭を切ってライブをしています。消耗して音楽生活をしています。

これをバンドで話し合って真っ向から違う方法で突き進んでいくのは話をしていても楽しいし、実行していても楽しく仕事です。この2017年私は初詣で「神様。今年からバンドで食べていくよ南無南無。」とお願い、いや報告をしてきました。

私はある種一緒に働く人は勝手に決まるギャンブル的なサラリーマンから、20年来の友人と肩を組んで仕事でも遊びでも何でも生きていくことに決めました。私にとっては仕事における最重要項目を重視したらこの結果になったのです。

最後に記事冒頭で「フリーランスで生きていく予定です」とあえて予定と書きました。それは今年中で彼との事業を会社化する予定だからです。そうなればフリーではないので予定としました。もちろんバンドも会社におけるメインの事業の1つです。だって私達はバンドで生きていくのですから。

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