ボクシングを習って1ヶ月、特に重要だと感じた5つのこと

6月26日からボクシングを開始して約1ヶ月程経過しました。練習日を記録しているのですが現在13回の練習です。週に3回以上を目標にしているので一応クリアできています。

中学高校と毎日のようにバスケをして、高校卒業してからはバスケや柔術をやっていたものの、週に1回程度の練習でした。週に3回も4回も練習するスポーツは12年ぶりくらいで、はっきり言ってめちゃくちゃ吐きそうにきついですが楽しいです。

1ヶ月もボクシングをやってくると、ボクシングにおける基礎って何なのか。とりあえず1ヶ月はこれ集中してやらないとダメだってことを教わったり感じたりします。今回はボクシングを習い始めて1ヶ月の私が特に重要だと感じた5つのことを記録として残します。

ボクシングを習ってから1ヶ月経過!特に重要だと感じた5つのこと

特に重要だと感じた点は以下の5つです!

  1. ナックルで正確にパンチを当てる
  2. 拳を握り込む必要なし。腰と肩で正しく打つ
  3. リラックスしたフォームが大事
  4. 数十分走れる体力ではなく、3分70%のスピードを繰り返し走れる体力が必要
  5. 複数のトレーナーに聞いて1番しっくり来るフォームを体に染み込ませる

具体的に説明していきます!

1.ナックルで正確にパンチを当てる

ナックルはここですね。人差し指と中指のこの部分です。

ボクシングを始めて2週間程度で左こぶしが痛くなりました。握ると痛みがあり練習で体が温まると大したことがないのですが、最初にサンドバックを叩くと少し痛みがあるのです。

2日~3日放っておくと回復してくるのですが練習した後にまた痛みがくる。これ何でだろうと色々練習しながら考えてみると単純に握力が弱いのと2つの理由が自分の中に出てきました。それは以下の2つです。

  • ナックルをちゃんと当ててない
  • 常にこぶしに力を入れている
  • ナックルをちゃんと打ち込むと力が入っていなくてもめちゃくちゃ痛いです。一度ナックルの大切さを知る為に、トレーナーの超弱めに打ったフックを手のひらで受けたことがあるのですが、なんでこのスピードでこんなに痛いんだって思うくらい痛かったのです。もちろん過去日本チャンピオンになったトレーナーのパンチということもあったでしょうが。

    特に左フックは練習中何度もミット打ち、サンドバックで打つのですがナックルでない箇所に当たることがあります。するとその後少しこぶしが痛むのです。意識してでもナックルで打つということ、とても大事!

    2.拳を握り込む必要なし。腰と肩で正しく打つ

    拳が痛かった2つ目の原因、それが常にこぶしに力を入れていることでした。

    1回の練習で数えてはいないですが、100発どころではないパンチを数を打ちます。それを毎回フルパワーで握っていてはこぶしがもたないのも当たり前です。特に私は通常の右利きなので、左は右よりも多くのパンチを打つます。

    ミット打ちの時にトレーナーから「パンチに力はいらないよ。腰と肩の回転。あとスピード。それと手の重さを利用すれば強いパンチは打てるよ」と習ってから、ミット打ちも良い音で楽しくなりました。

    力んでいると意図した場所にパンチが当たりません。上記の通りナックルも当てられません。バッティングセンターでもフルパワーだとボールに当たらないけれど、短く持って軽く振ると途端に当たりだす。あの感覚に似ています。

    この感覚を掴んでから3分でサンドバックに打ち込むパンチの量が確実に増えましたし、そんなに疲れなくなりました。

    3.リラックスしたフォームが大事

    パンチを打つ時だけじゃありません。常にリラックスしたフォームが大事です。

    3分ずっと全身に力を入れることは不可能です。パンチのインパクト時やガード時の力を使います。リラックスは初回からは中々難しいのですが、フォームに慣れてくるタイミングで少しずつ脱力していくと効果的です。

    しかしもちろん常に脱力ではなく、パンチのインパクト時やパンチの戻しなどスピードが必要な時には意識して筋力を活用します。3分の中でONと簡易的なOFFを使い分けるイメージです。

    確かに20年以上やってきたバスケでもシュートを打つ時に力むと入りません。スポーツにおいてリラックスしたフォームは大事だなと感じます。

    4.数十分30%のスピードで走れる体力ではなく、3分70%のスピードを繰り返し走れる体力が必要

    最初は練習でスタミナが全く足りず、練習メニューをどうにかこなしていましたが最近は楽しみながら進められます。いやきついですけどねやっぱり。

    ボクシングは試合で3分1ラウンドを数ラウンドこなします。練習でも3分何かしらの練習、1分休憩を繰り返すサーキットトレーニングのような練習をします。

    これをやっていて大事だなと感じたのが長距離選手のように一定のスピードで1時間走る体力よりも、3分を70%のスピードを維持しつつ動く体力、そして1分でスタミナを早く戻せる体力が必要だと感じました。

    その為ロードワークでも30分一定のスピードで走るよりも、ダッシュを取り入れる方が良い。

    昔サッカー部で地区の駅伝選手に選ばれた友人と一緒に走り込みの練習をしていた時期があります。その時最初に行う5kmのランニングは全くついていけないのですが、その後の50mダッシュを10回繰り返す練習はバスケ部の私の方が余裕でした。

    多分ボクシングにおいては後者の方ダッシュを繰り返し行う体力の方が向いているのでないか?と今は感じています。しかしながらトッププロのように12ラウンドとか戦う場合は前者の長く走り込む体力も必要になる気がしますが。

    5.複数のトレーナーに聞いて1番しっくり来るフォームを体に染み込ませる

    私の練習しているジムには10人近くのトレーナーさんがいます。もちろん皆基本は同じことを教えてくれますが、教え方は十人十色で教え方の切り口や視点も違います。

    一度習ったけど上手く理解していなかったフォームを、別のトレーナーさんの指摘で深く理解することもあります。またトレーナーもボクシングのタイプが異なります。打ち方も微妙に変わります。なので複数のトレーナーさんの指導の中から、フックをこの打ち方、ストレートはこの打ち方、ジャブはこの打ち方と自分の中で選択肢の中からしっくり来るものを選ぶのが良いでしょう!

    またスポーツは大体そうですが、ボクシングも繰り返しのスポーツです。しっくり来たフォームやパンチは繰り返し体に染み込ませるのが大事!

    ボクシングはマジでおもろい

    ボクシング練習始めて1ヶ月ですが、これがマジでおもしろいです。1回1回色々と気付きがありますし、改善箇所がどんどん出てきます。

    まだまだ基礎を体に叩き込む時期ですが、上記の5つの気づきは恐らく大きく間違えていることはないはず。ボクシングをこれから始める方や始めたばかりの方は特に参考にしてみてください。

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