掃除がそこまで好きではありません。小学校では給食後、中学校では朝、高校では帰る前に必ず掃除がありましたが、鬼のようにサボることに徹していました。恐らく高校の掃除参加率は0％です。本当に申し訳ありませんでした。

しかし今事務所にほぼ寝泊まりしており定期的に人が来るのでクイックルワイパーを購入し、最低2日に1回基本は1日に1回は掃除をするようにしています。しかし人は生きているだけで埃や髪の毛を床に落とします。思った以上にゴミがあるので、10分くらいのクイックワイパーとコロコロだけでは中々に綺麗にするには難しかったのです。クイックルワイパーのポテンシャルは既に越えていたのです。

そこで「ダイソンか、ダイソンが必要なんか」と困り果てていたとき、同じオンラインコミュニティの友人から、「家の物が増えすぎてルンバが動かないのでいりますか？」と嬉しい相談があり、現状の掃除状況を0.5秒で考慮した結果、「是非ください」と即答したのです。

ルンバは数日経って我が事務所件寝泊まり部屋に登場しました。新たな住人の登場に私は以前ペットのハリネズミを購入したときと同じ気持ちをまた味わうことができました。

しかし本当にルンバ1つあるだけで、掃除の掃除のあの面倒な時間が劇的に短くなるのです。ではルンバの素晴らしさの数々をご紹介しましょう。

床掃除を自動的にやってくれる！しかも私がやるよりずっと綺麗！

今私はテレビもなければラジオもねぇ広めのワンルームで働いています。全くミニマリスト的な思想はないですが友人が家に来ると「え？ここに住んでんの？」と言われるくらいに生活感はありません。

なので比較的掃除する床の範囲が広いのですが、ルンバは起動すれば30分以上床掃除に従事します。クイックルワイパーとコロコロでは処理しきれない端っこの部分も「はいはいはいはーい！」と触手的な白いちっちゃいホウキみたいな箇所で綺麗にしてくれます。

掃除で除去するゴミの量は、ルンバの掃除後の摂取したゴミの量を見れば一目瞭然です。私はそれを見る度に嬉しくなります。そうだ、私は綺麗なのが嫌なのではなく、掃除という行為が面倒くさいだけだったのだと気付くのです。ルンバと一緒にいるだけで人は成長するのです。

私がやるよりルンバが掃除した方がずっと綺麗です。将棋では佐藤天彦名人が負けるほどに機械はAIは発達していますが、掃除の分野では確実に機械に負けています。少なくとも私は。

床に物を置かなくなるルンバ中心に生活へとシフト

実家、埼玉の一人暮らし時代は床は物を置くスペースでした。大体床のどの辺りに何があるのかという無駄な情報を脳内リソースを使って記憶していました。

しかしルンバが稼働した今「ルンバが動けなくなるくらいなら床には物はおかん！」という気持ちです。ルンバが稼働した際に床に物やルンバが巻き込んでしまいそうなケーブルがあればすぐに排除します。ルンバの掃除を邪魔するものは絶対に許しません。なので床に物を置かなくなる生活にシフトしました。

朝9時のタイマーセットによって強制的な目覚め！しかもルンバは逃げる！

ルンバは大体掃除機と同じくらいの音が発生します。正直まぁまぁうるさいです。でもうるさすぎて仕事ができないわけじゃないですし、YouTubeを見るのも問題ありません。

この音は目覚ましには丁度よい音で、ルンバにはタイマー機能が付いています。私は365日すべての日程で朝9：00にルンバが起動するようにタイマーを設定しています。

9：00になると「はじまるよー！」と言わんばかりのポップな音を鳴らしてから、掃除機的な音とともに発進します。「うるせー！！」と起きてすぐに停止するボタンを押そうと思うのですが、大体は私の布団から離れるように逃げながら掃除を始めます。時にその音で気づかないときは顔にコンコンとルンバが朝を告げてくれます。ルンバが来た初日はあまりの恐怖におののきました。

なんだろうこの感覚…なんかルンバかわいい…

もうですね、ルンバかわいいんですよ。ルンバかわいいってインターネットとかで見てて「何言ってんだこいつ」と思ってたのですが、時たまテーブルの中から脱出できないルンバ、ケーブルを食い込んだルンバを救出する時に持ち上げた時の程よい重さ。朝コンコンと餌を欲しがる猫のように起こす仕草。そしてルンバが時々勝手に起動するXbox（やめて！）。なんだかかわいいんですよね、ルンバ本当に。

とりあえず可愛さはさておきルンバがあると掃除の時間が確実に短くなり、床掃除をする必要が全くと言っていいほどに（床に物を置かない運用は必要ですが）なくなるので、本当におすすめな投資です。私は貰い物ですが！！