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こんにちは柬理(かんり)@keikanriです。
自分の中にある知識、経験、ノウハウを誰かに伝えたい!共有したい!
こういった欲求のある方は数多くいる事でしょう。人間そうでなければFacebookやTwitterといったサービスはここまで流行らなかったハズです。
しかし、それを実際に人前で話す、講演するとなったらどうでしょうか?
「私には無理だ・・・」
「私は教員の免許を持っている訳じゃ・・・」
「人前で話すノウハウなんてない・・・」
こんな風に思って途端に尻すぼみしてしまうのではないでしょうか。
私もそうです。いや私なんてそんな事があったら途端に逃げ出してしまいたいと思う事でしょう。
しかしそれでも伝えたい思いは募るばかり。どうすれば良いのか。
そんな私が本屋に寄った時にちょうど見つけた中谷 彰宏氏の著書『人は誰でも講師になれる』を瞬読しましたので、書評を書きます。
<自分は講師になって何を伝えるべきか>
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まず講師になる為に特別な勉強が必要か。
NOです。もちろん伝え方や話し方といった点については学ぶべき部分で一生勉強である。とい事はありますが、講師になりたいが為に新しい分野に挑戦したりする必要はありません。
この本で書かれている事は
自分では当たり前な事が世の中では価値がある
という事。自分が生活の中で行っている中で。そして自分が本当に伝えたい事はなんなのか。
結局人間そんな話しかできません。付け焼刃で覚えた知識や、人から聞いた経験談では講師になる事はできない。
それは聞く人からするとつまらなくてしょうがない、あくびを我慢する講演になってしまいます。
<テーマは狭く狭く絞る事>
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講演をするのにまず最初に決める事は会場を抑える事ではありません。「話すテーマ」です。
テーマは本当に伝えたい事はなんなのかを考えてテーマを狭く狭く真の部分だけに絞るべきです。
例えば「税金対策セミナー」というかなり広いテーマを選んでしまうと人は集まりません。
しかし、「脱サラをした人がまず手をつけるべき税金対策セミナー」であれば、ターゲットが明確です。
今まで税金に対して知識がなくとも問題のなかったサラリーマンで、脱サラをした人が行きやすい、選びやすい絞られたテーマになっています。
あまりにテーマが広すぎると人は集まらない様です。
確かに自分が参加する時もターゲットが絞られたテーマの方が参加しやすいですしね。
<どうやったら講演がうまくなるのか>
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何をするにせよ。うまくなる為には経験が必要です。
・バスケをするなら、膝を使ったジャンプシュートの反復練習
・柔術なら相手の動きに合わせたディフェンスの練習
・歌を歌うなら腹式呼吸の練習
などなど。経験して、学んで成長します。
では講演はどうでしょうか?
講演であれば色々な講演を見てみる事が成長の第一歩です。
うまい講演者がいれば、その人のどこが人を楽しせているのか。そして、もっと大切なのはつまらない講演者に当たった時です!
なぜこの講演者はつまらないのか。そこを学び取る事でつまらない原因を身を持って学びましょう。
<実際に講演を行う>
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では実際に講演を行うにはどうしたら良いのでしょう。
講演を行うには大きく分けて2つあります。それは
・誰かから依頼を受けて講演をする
・自分で講演を開く
「誰かから依頼を受けて講演する」方法もこの本には書いてあります。が私が興味あるのは実は「自分で講演を開く」方法なのでこちらについて書かせて頂きます。
まず結果的にいうと
「まず講演を開いてみる」
という事です。
「最初は人が集まらないのでは・・・」
と不安になる方もいるでしょう。しかし、それは当たりまえの事です。最初は1人も集まらないかもしれません。
ビートルズの様に最初から人気のあるバンドもいますが、KISSの様に最初は人気はなくとも爆発的なヒットをその後飛ばすバンドもいます。
とりあえずやってみて、そこから色々改善するという方法で良いんです。
<まずは何を伝えたいか。決めたらやってみよう!>
総括するとまずはじっくり「話すべきテーマ」を狭く考えに考え抜く事。大事なのはそれが本当に自分が伝えたい事なのかどうか。です。
そしてテーマが決まったらまずはやってみましょう!
大丈夫。最初人がこない事は気にすべき事ではありません。そこからどうやったら人が来てくれるか考えていけばいいんです!
っという事で私も来年。人がくるかどうかは定かではありませんが、まずやってみます!!
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