7日間であなたの頭がグッと良くなる方法。書評~小川仁志さん「7日間で突然頭がよくなる本」

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photo credit: Redfishingboat (Mick O) via photopin cc

こんにちは柬理(かんり)@keikanriです。

もし7日間であなたの頭がグッと良くなる・・・

なんて言われたらどうしますか?信じますか?
更にその方法はこの壺を買う事だ。なんて言ったらどうですか?うん。一気にうさんくさくなりましたね。やめておきましょう。

しかし、その方法をたった1,400円で知る事ができると言ったらどうでしょう?

ちょっとは興味を持ってくれたでしょうか。
その方法を教えてくれるのは小川仁志氏の著書「7日間で突然頭がよくなる本」です。

ではそのメソッドの概要をご紹介しましょう!

<7日間であなたの頭がグッと良くなる方法>

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photo credit: Leo Uehara via photopin cc

まず「頭が良い」っとは何でしょうか?

相対性理論が理解できる事でしょうか?
iPS細胞を発見する事でしょうか?

もちろんそれらの事も頭が良いという事でしょう。
しかし、今回この本で言う「頭が良い」とは

物事の本質をつかめる

という事です。

例えば会話であれば相手の言っている事を瞬時につかんで、それに対して発言をする。
そういった事になります。

ちなみに「物事の本質をつかむ」という学問に哲学があります。
そして著者小川仁志さん自身も哲学者です。

今回は哲学をベースに7日間で「物事の本質をつかむ」方法を勉強していこうという訳です。

<7日間であなたの頭がグッと良くなる方法のメソッドの簡単な概要>

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photo credit: leoncillo sabino via photopin cc

7日間であなたの頭がグッと良くなる方法のメソッドは以下の流れになります。

1日目:社会の事を知る
2日目:哲学の知識を身に着ける
3日目:哲学の論理パターンを使いこなす
4日目:物の見方を変える
5日目:言葉の意味を膨らませる
6日目:言葉を論理的に整理する
7日目:一言でキャッチーに表現する

1日目~3日目の知識は事前知識で、実際に物事の本質を掴む際に考える方法が4日目~7日目になるという具合です。
最終的には何か物事を考える時には、物の見方を変える→言葉の意味を膨らませる→言葉を論理的に整理する→一言でキャッチーに表現するという流れを行うという事になります。

この思考法を活用すれば、

幸福とは?という問いに対して
 ⇒偶然の充足
考えるとは?という問いに対して
 ⇒理性を生きる事
90分とは?という問いに対して
 ⇒活動の納得性
インターネットとは?という問いに対して
 ⇒世界との接続

っといった本質を導きだす事ができます。これは著者小川仁志氏自身がこのメソッドによって導き出した本質で、もちろん人によっては導き出す本質も異なります。

個人的にこの本で特に面白いと感じたのは、4日目:物の見方を変える部分で、「物事を100パターンの見方をしてみよう」というものです。

例えばリンゴを

赤い
果実
青森
甘い

っといった当たりまえの見方から

実は肉なんじゃないか?
コレ宇宙人の糞じゃないか?
リンゴが100倍の大きさだったら・・・

などなど色々な見方をします。
そしてこうして膨れ上がってきた無数の考え方を、最終的には上記の様に一言でキャッチーに表現するのがこの本のメソッドであり、ゴールです。

哲学に関して全くの無知であった私が少し哲学について興味を持つ程、分かりやすく書かれている事も大きな魅力です。

是非この本で7日間であなたの頭がグッと良くなる方法のメソッドを会得してみてください。

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