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こんにちは柬理(かんり)@keikanriです。
最近また森見登美彦さんの小説をよく読みます。
サラリーマン時代はよく電車の中で読んでいました。そのみょうちきりんな文体と奇妙奇天烈な物語、マジックリアリズムの妙が楽しくて楽しくて貪り読んでいました。
「太陽の塔」「夜は短し歩けよ乙女」「四畳半神話大系」とか初期の作品はよく読んでたんですが、途中からは読書自体がポツリポツリと量が減っていったのでした。
しかし、最近また読書熱が再加熱してきて、森見さんの作品で読んでいないものも片っ端から読んでいます。寧ろ読んだ事のある作品すら読みななおしております!!
ちょうど今回は「有頂天家族」を読んでいる時にアニメ化の情報まで入ってきました!!その期待と読み終わった感想をここに書き留めようではございませんか!!そうしようじゃありませんか!!
<みょうちきりんな言葉使いが完璧すぎる!!最高の喜劇!!>
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なんたるみょうちきりんな言葉使い。今回はストーリーもまぁ何というか”変”で
京都が舞台であるという事はいつもと変わりなく、主人公はタヌキ、師匠であり普通のアパートに暮らしている赤玉先生こと正式名称如意ヶ嶽薬師坊という名の天狗。そして何名かの人間。
その3つの役割、種類のやり取りや会話が全くもって痛快で面白い!!
全編に渡って一貫して喜劇となっており、森見節と私が勝手に名づけている「ちょっとハズした上から目線的」な文章が今回特にうまく絡み合っている様に感じます。
彼の作品では以前「四畳半神話大系」がアニメ化されています。独立した4話で構成されているけれども、実は並行世界で最後つながりを見せる物語でアニメも超満足の内容でした。
今回の「有頂天家族」はさらにアニメに合っていそうな印象を私はもっており、今年2013年の7月が今から楽しみで仕方ありません。
アニメ「有頂天家族」がどこまで原作通りで再現されるのかはわかりませんが、7月までに一度原作を読んでおく事をおススメします。まぁ何と言っても面白いからという理由だけなのですが・・・
又、物語に登場する「金閣」「銀閣」という双子のタヌキが四字熟語を使いまくるキャラクターでたまに私みたいな真面目に国語を勉強してこなかった輩には意味のわからない熟語も多々ありました。
そういった部分でKindle版も出ていますので、瞬時に読みながら意味を調べられるKindle版の方を私はおすすめします!!
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