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こんにちは柬理(かんり)@keikanriです。
最近「ネコじゃらし」やら「オオバコ」やら「ドクダミ」やらを食べてます。えぇ雑草です。雑草雑草。
私は雑草を苦い思いして食べています。いやぁ雑草の調理は難しいもんです。
もしご興味あれば以下の企画『脱サラ0円レシピ』をご覧ください。
しかし、そんな私に
「雑草という名の草はない。すべての草には名前がある」
と言い、
彼女と一緒に雑草を取りに行き、彼女の為にその雑草を超イケメンに調理し、胸キュンな展開を提供できるある超イケメンな男がおります。
その男の名前はイツキ
今日はこのイツキと彼女であるさやかとの、素晴らしき雑草ライフを中心とした小説『植物図鑑』についてご紹介します。
<『植物図鑑』との出会い>
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この小説『植物図鑑』の作者は『阪急電車』や『図書館戦争』で有名な有川浩氏です。
ちなみに浩の読み方は”ひろし”ではなく、”ひろ”で女性作家です。
私はアニメ『図書館戦争』で有川浩氏の物語に触れました。
実は私の薦めで、私の彼女もこのアニメを見ていましたが、
「こりゃあ、キュンキュンするなぁ」
って言って『図書館戦争』全巻を大人買いしていました。
それだけ有川浩氏は胸キュンストーリーを得意とする作家なのでしょう。
そんな時、無謀にも雑草を食す私にTwitter上で@spamotchさんからこの『植物図鑑』をおすすめされました。
そして今度は私が有川浩氏の胸キュンストーリーに心奪われたみたいです。
<野草と共に流れる甘い時間を読もう!!>
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この物語はある寒い夜、さやかが会社から家に帰った時、家の前で行き倒れ状態のイケメン青年イツキと出会います。
そしてイツキはこう言います。
「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか?咬みません。躾のできたよい子です」
素晴らしいボーイミーツガールです!
(登場人物は20代中盤なのでボーイでもガールでもない気はしますが・・・)
それからイツキとさやかの1つ屋根の下の生活が始まるのですが、イツキは苗字も名乗らない謎の多い男。
しかし、確実に言える事が3つ。
この男は料理がめちゃくちゃうまく、野草、雑草にもハンパじゃなく詳しい事。
そして、その雑草、野草をものすごくうまく調理する事です。
特に個人的においしそう、作ってみたいのはノビルとセイヨウカラシナのパスタと、イタドリの炒め物。
今度私の企画『脱ゼロレシピ』でも是非採用してみたいものでした。
(でもおいしそうだから動画にしてもおもしろくないんかな・・・)
しかし、野生のノビルやイタドリなんてどこに生えているんだろう・・・
そんなさやかとイツキは雑草を取りに行ったり、一緒に料理をしたりと幸せに毎日を過ごしていきますが、最後クライマックスである出来事が起こります。
・・・としかし、ここを書いてしまうとネタバレになってしまうので
真相はご自身の目でお試しください。
<最後に>
あまり恋愛小説の読まない私ですが、彼女の言っていた「キュンキュン」という感じが少し理解できた気がします。
文章も読みやすくスラスラとスムーズに読めて、雑草にも詳しくなって、料理がおいしそうで、お腹が減って、イツキがイケメンで。
そんなストーリーを是非お楽しみください。
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