ヘヴィメタル歴12年で聴きまくった最高の名盤25枚

Beatdown Brother Nick
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ヘヴィメタルが好きです。ハードロックが好きです。プログレッシブロックが好きです。

今でこそ何でも聞く様になりましたが、高校時代からその世界にどっぷりハマって、一時期はこんな音楽しか聞かない偏屈ぶりを発揮しておりました。

最初はメロディックスピードメタルから入って、その後メロディアス・ハードにいったりメロディックデスメタルだったり、プログレッシブロックにハマったり、クラシックメタルにどっぷりハマりこんでいったり、スラッシュメタルばっか聞いてたり。っと、メタルのジャンルは本当に奥深いのです。深き沼でございます。

自分が本当にハマった、超絶最高な名盤というアルバムは各メタラーそれぞれにあるものでしょう。もちろん私にもいつでも聴きたくなる、今でも週に1回は聴く個人的な名盤があります。

以前書いた記事では、私はそのメタルの中のジャンルにハマったキッカケとなった作品をたくさん紹介しましたが、今回はまさに私が最高だと思うアルバムを25枚まるっと紹介します。

私と音楽のセンスが合う人は全部聞いてほしい!そして大半は世間的にも名盤と言われているアルバムだと思いますので、是非メタル初心者も中級者も上級者も聴いて、聴いて、聴きたくってください。

メロイックサインでもしながらね。

<<ヘヴィメタル歴12年で聴きまくった最高の名盤25枚>>

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1.Dance Of Death / Iron Maiden

これぞヘヴィメタルバンド!なIron Maidenの比較的新しい2002年作。

これが最高に好き!Iron Maidenのアルバムはどれも好きだけれども、今作の程よいキャッチーさと一撃必殺のリフ、ブルースのパワフルな歌唱、そのどれもが心地よい!

大作も程よく散りばめられていて、構成も好き。もう好き、愛してる。

2.Painkiller / Judas Priest

こちらも元祖ヘヴィメタルバンドといって良いでしょうJudas Priest。

その恐らく最高傑作として評されるのが、この「Painkiller」。確かにコレを聞いた時はスゲぇと思いました。

Iron Maiden派の私ですが、今作だけは聴きたくっております。1曲目の名曲「Painkiller 」から突っ走ってんぞ今作は!

3.Highway to Hell / AC/DC

一時期からクラシックロックに興味をもって、その辺りからハマったのが今作。AC/DCのどのアルバムも好きというわけでないけれど、この「Highway to Hell」は別格でした。

シンプルでノリの良すぎるリフ、こんなにシンプルなのに全く飽きない。

ドライブ中とかには特に聴きたくなる最高の1枚。

4.Songs from the Wood / Jethro Tull

プログレッシブロック、特に70年代のプログレは19歳頃から色々探しまわってた。恐らくあの頃のバイト代の8割はプログレに使ってたと思います。

もちろんYesもKing CrimsonもGenesisも聞いたし好きだけど、今でも一番好きなプログレバンドはJethro Tull。

特にトラッド3部作は本当に好きで、その1作目Songs from the Woodはまさに私の耳にドストライク!

本当に森の中にいるようなサウンドは唯一無二。

5.A Night at the Opera / Queen

Queenもやっぱり大好き。フレディ・マーキュリーは個人的最高なヴォーカリストの1人だし、あのキャッチーな独特のQueenサウンドは凄いよ本当。

よく最高傑作にあげられる「A Night at the Opera」ですが、個人的にも最高傑作。

もちろんクライマックの「Bohemian Rhapsody」は何も言うことなしだけど、「You’re My Best Friend」「’39」「Seaside Rendezvous」など他の曲も良すぎ。

6.Bent Out of Shape / Rainbow

クラシックなメタル・ハードロックでは個人的に外すことができないのはリッチー・ブラックモア、そしてRainbow。

Rainbowのアルバムもどれも大好きだけど、最初にクラシックロックが苦手気味だった私のイメージを完全に払拭してくれたのがこの「Bent Out of Shape」。

まぁ年代的には80年代なんだけどさ、でもこの作品からどんどん昔の作品に踏み込んでいけるようになった気がする。

曲もキャッチーで聴きやすい。でも飽きない。そんな名曲ばかり。

7.Aardvark / Aardvark

ちょっとマニアックなバンドではあるけれど、70年代プログレの個人的最高傑作の1つ。

メタル界でも屈指のプログレマニアであり、個人でレーベルまで運営しているCathedralのりー・ドリアンが確かめちゃくちゃおすすめしていたアルバムで、私もちょうど紙ジャケが発売された日に買って、そして聴いてぶっとんだ作品。

ギターレスバンドで、歪んだハモンドオルガンやメロトロンのサウンドが不気味なのに、それでいてキャッチーな、そんな不思議なサウンド。

とりあえずプログレ好きは絶対チェックでしょう。

8.Come Clarity / In Flames

一番好きなメタルミュージシャンは元In Flamesのイェスパー/ストロムブラード。

もう彼は精神的な病気の為、スウェーデンを出る事はないのかもしれないのが本当に悲しい。

彼が在籍時の最後のアルバム「Come Clarity」は、今までのIn Flamesサウンドの集大成の様な作品で最初から最後まで本当に隙が一切ない。

この頃のIn Flamesには本当にメロディが大量に詰め込まれていて、何百回と聴いても常に新鮮さを感じちゃう。

9.Hate Crew Deathroll / Children of Bodom

デビュー当時メロディックスピードメタルなバックサウンドにデスメタルボイス。何なんだこの新しいスタイルは!!

と驚きながらも意外と音楽の幅は狭く、リリースする毎に新鮮味が減ってきた感じのChildren of Bodomだけど、クラシカルなサウンドとブルータルサウンドが完全にマッチした「Hate Crew Deathroll」はやっぱり最上の1枚。

高校時代の最後の方はこればっか聴いてた。全く飽きねぇぜ!

10.Burning Bridges / Arch Enemy

メロディックデスメタルの中で、有名なバンドといえば、上記のIn Flames、Children of Bodom、そしてこのArch Enemy。

その中で一番好きじゃないのがArch Enemyなんだけど、この「Burning Bridges」は別格です。

確かに女性デスヴォーカルのアンジェラ・ゴソウ(2014年4月現在脱退したみたいですね)の方がカリスマ性、ブルータル度は高いと思いますが、この頃の初代ヴォーカル、ヨハン・リーヴァの方が個人的に好き。

又、アモット兄弟(どちらもギター)が得意とする、胸をえぐる泣きメロも満載で、やっぱ今作品が今でも一番。

11.rEVOLVEr / The Haunted

個人的最強のデスラッシュメタルバンドはThe Haunted。

最近の作品以外どれも好きだけど、今作「rEVOLVEr」のリフのキレはマジパネェぞオイ!!。って言いたくなっちゃう。

又、ヴォーカルのピーター・ドルヴィングの上手さも半端なくて、聴いていて「かっけぇぇ」って思っちゃう。

12.This Godless Endeavor / Nevermore

アメリカのバンドではあるけれど、その音楽性はかなりヨーロッパテイストを感じる。

リフはウネリまくるし、独特のメロディもあるし、ヘタウマなヴォーカルは物凄い個性があるし、ヘヴィメタルともデスメタルとは言えない。とりあえず普通のメタルバンドじゃない。でも正真正銘、骨太なメタルバンドである事は確かだ!

とりあえず唯一無二のNevermoreサウンドの最高峰アルバム!聴いて損なし!

13.Octavarium / Dream Theater

恐らくプログレッシブメタルバンドでは世界で最も有名なバンドの1つ、Dream Theaterの個人的最高傑作。

Dream Theaterにしては短い曲が序盤並ぶし、曲もえらくキャッチー。終盤にはいつも通りに長い曲が収録される。メロディはDream Theater史上最高といえるレベルに美しいし、CD1枚ぎりぎりまで詰められた音楽情報に飽きる事は一切なし。

プログレとかちょっと苦手!長い!わからない!たるい!・・・とか思っている人にもおすすめできる傑作。

14.Death Magnetic / Metallica

Metallicaといえば最早世界で最も成功しているメタルバンドですね。

一番の有名作は「Master of Puppets」である事は重々承知ですが、私は2014年4月現在の最新作Death Magneticが好きすぎる!

何なんだよこのクセになるリフはさ!いつ聴いても心踊っちまいますよ!

濃厚でいて、ノリのある奇跡的なリフが満載!聴けって!さぁさぁ!

15.Christ Illusion / Slayer

いやコレも一緒なんだけどさ、スラッシュメタルといえばSlayer。そしてSlayerと言えば「Reign in Blood」という方が大半でしょう。

いやでもさ、この「Christ Illusion 」のスラッシーなリフのかっこ良さ、そして小気味よいスピードはカッコイイの一言。

私はSlayerは絶対「Christ Illusion」。最高にカッコイイ!

16.Rust In Peace / Megadeth

スラッシュメタル最後の砦はMegadeth。

んでMegadethは新しめのアルバムではなく、今は日本でも有名になったマーティー・フリードマン在籍時のアルバム。

マーティが確実に関係しているであろう、日本テイストなメロディも随所に、唯のスラッシュメタルとは明らかに違うインテレクチュアル(知的な)・スラッシュメタルを聴かせてくれる。

よくMegadethの最高傑作にも挙げられる作品だけど、コレは本当にいいよ!

17.Vulgar Display of Power / Pantera

今は亡きダイムバック・ダレルのPantera。その最高傑作はやっぱりVulgar Display of Power。

重圧な鋼鉄のようなリフに、フィル・アンセルモのめちゃくちゃカッコいいラウドなヴォーカルが乗っかる。曲も名曲だらけ。

ヨーロッパテイストなんて一切なし。純度100%のアメリカンなメタルって感じ。

18.Keeper Of The Seven Keys Part 2 / Helloween

元々メタルの世界に入ったのが、メロディックスピードメタル系の音楽で、その起源はこのHelloweenのeeper Of The Seven Keysだったのですが、特にPart 2は大好きで全く飽きがこない。

全曲ベスト版に入れてもいいよね?って思うほどに名曲が並び、カイ・ハンセンとマイケル・ヴァイカートのキャッチーでメロディアスなツインリードに、天空まで突き抜けちゃうぜってくらいに伸びやかなマイケル・キスクのハイトーン。

やっぱり今作は名作ですよ。

19.Power Plant / Gamma Ray

そして、Helloweenから抜けたカイ・ハンセンが脱退後に作ったのがGamma Ray。今はカイはギター&ヴォーカル。ヴォーカルは賛否両論ですが、そのか細いハイトーン、私は好きです。

今作Power Plantはカイらしいメロディックなスピードメタルを基盤に、彼のルーツであろうクラシックメタル、クラシックロックの要素も大量に入っていて、独特の哀愁を感じるサウンドとなっております。

私にクラシックメタル、クラシックロックの扉を開いてくれたアルバムの1つでもありますね。

20.Temple of Shadows / Angra

ブラジル最強のメタルバンドAngra。

彼らのアルバムはどれも完成度が高く、ブラジルの民族音楽なども取り入れ常に斬新なサウンドを届けてくれるけれど、このアルバムTemple of Shadowsは別格。

彼ら唯一のコンセプトアルバムだけど、曲はどれも綿密に練られており冗長な箇所なんて一切なし。メロディックパワーメタルとプログレッシブメタルが完璧に融合したこのサウンドは、本当に感動しますぜ!

21.The Sacred Talisman / Nocturnal Rites

この中ではちょっとマイナーなバンドに含まれると思うけれど、少しでもメロディックスピードメタルに興味のある人はこのフィンランドのNocturnal Ritesが作った、The Sacred Talismanは絶対に聞くべき。

北欧らしい哀愁と、疾走感は本当に堪らない。初期Sonata Arcticaが好きな人なんか聴いてみたら絶対にハマるだろうに・・・といつも思っております。

歌メロもイントロも、ギターソロも、全てが哀愁バッチリ。

22.Power of The Dragonflame / Rhapsody(現Rhapsody of Fire)

シンフォニックパワーメタルという狭いジャンルには非常に詳しい私。

でもやっぱりその頂点に立つのは、どう考えてもイタリアのRhapsody of Fireですね。音作りから曲の質、メンバーの実力まで全てが飛び抜けております。特にヴォーカルのファビオ・リオーネはこの系統の曲を歌わせたら世界でも一番でしょう。

彼らのアルバムはどれも質が高く(まぁ似ているんだけどさ)、何から聴いてもどこから聴いても彼らのサウンドですが、このPower of The Dragonflameは頭4つくらい飛び抜けております。

民族音楽的なバラード以外は、終始ラスボス戦の如くな突撃状態のパワー溢れるサウンド。コレ好きな人には本当に好きなサウンドなんですよ!

23.No Regrets / Hardcore Superstar

Hardcore Superstarは今でこそ重圧なLAメタル的音楽になってしまいましたが、3rdまでは結構軽いノリのロックンロールをやっていました。

んで特に私はその最後の作品、3rd「No Regrets」が好きすぎてもう駄目。聴き過ぎ。ってくらい聴いております。

夏になると聴きたくなる、フィンランドのバンドのくせに。

極上のメロディに乗せたロックンロールな軽いノリのサウンドは本当にいつ聴いても良いわぁ。またこんなサウンド作らないかなぁ。

24.Hellfire Club / Edguy

メタル界で2004年頃飛ぶ鳥を落とす勢いでどんどん株を上げていった様に感じるトビアス・サメット。彼がボーカルを務めるEdguyが当時リリースした「Hellfire Club」はメロディックパワーメタルとスタンダードなヘヴィメタルが融合した極上のサウンドでかなりヒットしたと思う。

実際にこのアルバムはファストナンバーからバラードナンバー、長編と全てに隙がなく、完成度は激高い。メタル好き絶対聴いた方が良い。

だけど悲しい事にこのアルバムがあまりに印象強すぎて、彼らのこの後のアルバムは完成度高いのに正統な評価を受けていない様に感じますなぁ。まぁそれだけ凄いアルバムです。

25.Mezmerize / System Of A Down

来日しないSystem Of A Downの傑作アルバムMezmerize。

先の展開が読めないジェットコースターサウンドとはよく言ったもので、ホントどんどんリズムからメロディから変わる変わる。

それでもどのフレーズもリフも癖になるんだから、いつでも聴きたくなるのはそりゃ必然ですよ。

ってかこのバンド今作から一気に良くなった気がするんだけど、なんでいきなりこんなに化けたんだろ。いやそれまでも悪くはないんだけどさ。

メタルに興味あれば是非一聴してみて

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photo credit: seanomatopoeia via photopin cc

以上がヘヴィメタル歴12年の私がおすすめする最上の25作品でございます。

好みがあるので、なんでこの作品入ってないんじゃー!!とかあるかもしれませんが、とりあえず私は上記25作品は今でも本当によく聴きます。

メタルに興味のある方は是非1作品でも聴いてみてください。

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