【2013年】読んで本当に良かった本 Best15

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photo credit: See-ming Lee 李思明 SML via photopin cc

2013年もあと残り1週間をきりました。

今年もたくさんの本を読みました。その中には超面白すぎて夜更かしし次の日に昼寝を余儀なくされた本や、退屈で途中で辞めた本などたくさん。

ブログを見返してみると約50冊の書評を書いていますし、半分くらいは読んでも書評として書かないものもありますし、漫画も大量にKindleで買っています。なので読んでいる本は100冊は今年も超えたとは思うのですが、正確な数はよーわかりません。

しかし、とりあえず今年2013年に私が読んで本当に良かった、面白かった15冊をランキング形式でご紹介します!

ジャンルもごちゃ混ぜにはなっていますが、どれも面白かったので是非あなたも読んでみてください!

【2013年】読んで本当に良かった本 Best15

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photo credit: Leonrw via photopin cc

以下が2013年に私が読んだ本の中で面白かった15冊です。ランキング形式にしてみました!

1.「決断力」 羽生善治
2.「秒速5センチメートル」 新海誠
3.「ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく」堀江貴文
4.「闘うプログラマー」 G・パスカル・ザカリー
5.「シャーロック・ホームズ 絹の家」 アンソニー・ホロヴィッツ
6.「1Q84」 村上春樹
7.「グーグル ネット覇者の真実」 スティーブン・レヴィ
8.「聖なる怠け者の冒険」森見登美彦
9.「本を読んだら、自分を読め」 小飼弾
10.「フェルマーの最終定理」 サイモン・シン
11.「小飼弾の「仕組み」進化論」 小飼弾
12.「お金が教えてくれること」 家入一真
13.「ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた」 堀江貴文
14.「武器としての書く技術」 イケダハヤト
15.「ブログ飯」 染谷昌利

1冊ずつ軽く触れていきましょう!

15.「ブログ飯」 染谷昌利

まず一冊目は「ブログ飯」。

ブログをやっている人、もしくは興味がある人。特にブログを収益化しようとしている人にはもってこいの一冊です。

しかし、巷に溢れる怪しい「秒速で稼ぐ」「マインドをなんちゃら」「ネ●ヒルズ」といった本とは違って、しっかりとした地に足ついたやり方を教えてくれます。

これをやれば、ブログだけで食べていけるようになれる。という訳ではないですが、ブログを楽しく続けて少しでも収益化したい、アクセスを増やして色んな人に読んでほしい。

そういった人にはまず読んでみてほしい本です。

書評→ブログでご飯を食べていく7つのステップ

14.「武器としての書く技術」 イケダハヤト

続いて14位は自身もプロブロガーであるイケダハヤトさんの「武器としての書く技術」。

結構自身のブログでは炎上させているブロガーですが、この本に書いてある事はブログ運営者としてかなり腑に落ちる部分もありますし、Web上に無数にある記事から読まれる、読まれやすくする為のノウハウが詰まっています。

個人的にはイケダハヤトさんの本は読みやすく分かりやすく大体読んでいますが、この「武器としての書く技術」が一番おすすめな作品です。

書評→ブログは農業のようなもの

13.「ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた」 堀江貴文

ホリエモンとして有名な堀江さんが、堀の中でネット環境もなくスタンドアロン状態となった際に本を読みまくってその感想やそこから考えた事について述べれられている本。

かなり多岐にわたるジャンルが紹介されており、そのどれもが面白そう。ちなみに10位に入っている「フェルマーの最終定理」はこの本を読んで買いました。

又、その本を読んで堀江さんがどう考えるのか。といった部分が深くて面白い。

最近読書欲がなくなった人に特におすすめ!

書評→メッチャ本読みたくなった。

12.「お金が教えてくれること」 家入一真

炎上のスペシャリストである家入さんの本。家入さんの本もどれも読みやすく、まるで友達に話しかけている様なフラットな文体が特徴。

超絶お金持ちもリアルな貧乏も経験している家入さんによる、お金とは。という内容の本。これが面白い。

どうやってお金を増やすか、とか、どうやって計画的に・・・といった内容は一切なし。

「お金は大切」でもこれからは大量消費の時代でなく、経験の為にお金を使う。という大事な事が軸に書かれた本。

書評→お金は何かの行動を起こす燃料になる!

11.「小飼弾の「仕組み」進化論」 小飼弾

超有名プログラマー、ブロガーの小飼弾さんによる「仕組み」の部分にフォーカスを当てて書かれた本。今年は小飼弾さんの本をたくさん読んだ気がする。

この「小飼弾の「仕組み」進化論」ではIT会社の運用部門について書かれた部分もあり、元6年運用畑で過ごした私としては、「あぁもっと早く読みたかったぜ!!」と思った本でござい。

書評→システム運用者にこそ読んでほしい「小飼弾の「仕組み」進化論」

10.「フェルマーの最終定理」 サイモン・シン

先ほども書きましたが、堀江さんの.「ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた」で紹介されていたうちの1冊で、買ってから夢中で読みまくったノンフィクション。

数学の始まりから、フェルマーの最終定理の発見、そしてアンドリュー・ワイルズによって「フェルマーの最終定理」が遂に証明される物語。

数学が分からない人でも読みやすく、感動までしちゃう1冊。とりあえず数学系ノンフィクションでは最高傑作だ!他読んだ事ないけど!

書評→数学で感動できるとは

9.「本を読んだら、自分を読め」 小飼弾

もいっちょ小飼弾さんの作品。「本を読んだら、自分を読め」!

1年で恐ろしい数の本を読んでいる小飼さんの「本」「読書」について徹底的に書かれた一冊。

とりあえずこれを読んだ後の読書欲は半端無く、次の日から図書館に泊まろうか考える事は必死である。

書評→本を読む事で自分を救う、立ち直る仕組みを作る

8.「聖なる怠け者の冒険」 森見登美彦

私の大好きな作家森見登美彦氏の2013年久々の最新刊が8位!その名も「聖なる怠け者の冒険」!!

元来の怠け者である主人公、でありながら物語序盤から中盤全く活躍しない小和田君の魅力。そして登美彦氏らしいガッと一気に読んでしまう終盤のマジックリアリズム的手法!

やはり森見登美彦氏は最高だ!

書評→僕は人間である前に怠け者です

7.「グーグル ネット覇者の真実」 スティーブン・レヴィ

今年はこういった企業のノンフィクションをよく読みました。

その中でもGoogle。恐らくあなたも私も星の数ほど検索を行なっているGoogleの歴史は本当に面白かった!

辞書のような厚い本ですが、内容の面白さは無類。睡眠時間が押しやられる事これ必死でございます。

書評→Don’t be evil(邪悪になるな)。圧倒的ボリュームなGoogleの伝記

6.「1Q84」 村上春樹

5年前程はよく読んでいた村上春樹さんの小説も久しぶりに読んでみました。

全6冊と量の多かったので敬遠していた「1Q84」。

物語終盤までは男女の主人公の目線が交互に入れ替わり、終盤ではもう1人の登場人物の目線を加えた3つの視点が最後1つになる様は圧巻でいて快感。爽快。怒涛。

書評→20年ぶりの恋を追い求める。現実と違う世界で

5.「シャーロック・ホームズ 絹の家」 アンソニー・ホロヴィッツ

コナン・ドイルが亡くなって83年。数多くの作家がシャーロック・ホームズに魅入られ、同様の世界観、登場人物で模倣した作品、所謂パスティーシュが作られましたが、どれもドイルの作品と並ぶものはありませんでした。

そんな時、80年ぶりの正式なホームズ最新作!ドイルの息子達によって設立された「コナン・ドイル財団」が、初めて公式認定した「シャーロック・ホームズ 絹の家」は最高な作品でした!

重度、軽度関係なくシャーロキアンはぜひぜひ!

書評→80年ぶりのホームズ最新作が最高!

4.「闘うプログラマー」 G・パスカル・ザカリー

WindowsNTの開発をそのリーダーであるデビット・カトラーの半生と共に描かれたのが、この「闘うプログラマー」。

頑固一徹といったイメージのカトラーをはじめとした、魅力的なMicrosoftのエンジニア達が1つのOSを作るための奔走するノンフィクション。

モノ作りの難しさと、それを愚直に追い求めるカトラーの姿が素晴らしい作品です

書評→最強プログラマー デビット・カトラーに学ぶ物作りの仕方

3.「ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく」 堀江貴文

堀江さんの新刊「ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく」は今も売れ続ける2013年発売の話題の1作でしょう。

堀江さんが生まれてから、どう考えて、何をして、最終的に仕事とは何か。という部分に行き着きます。

これを読むと何か自分の手を動かして、自分に凄くづつ課題(仕事)を提示して、それをやりたくて仕方がなくなります。

仕事とは何か?を考えさせてくれる。そして最高に仕事に対するやる気を向上させてくれる作品です。

書評→0に何を掛けても0。まずは小さい1を足そう

2.「秒速5センチメートル」 新海誠

元々最好きな新海誠監督のアニメ映画「秒速5センチメートル」 の小説版です。

映画版は最高に好きでしたし、絶対面白い作品であろう事はわかっていましたが、この小説版は更なる感動を私に与えてくれました。

映画では語られない第3部がここにあるのです。アニメ版を見た方は絶対おすすめ!

まだ見た事ない人はこの儚い物語を是非小説からでも。

書評→世界一美しい喪失感

1.「決断力」 羽生善治

一番直近で読んだのが1位で、棋士である羽生善治さんの「決断力」。いや最近読んだから記憶に残っているだけじゃないの!?とか思うかもしれませが、そんな事はありません。マジでコレは良かった!

2005年発売のちょっと古めの本ではありますが、将棋を例えに勝負に関する事、決断力について、捨てる事について、技術の高め方、人生の楽しむ方について。と様々な切り口で書かれます

私が羽生さんのファンだからという事もあるかもしれませんが、書かれている事はどれも腑に落ち、「これも1つの羽生マジックか・・・」と思う程に私のやる気を向上させてくれました。

書評→羽生善治直伝の将棋を上達させる4つのステップ

どの本もとーーっても面白いです。もっともっと読んでく所存!

今年もたくさんの本を読みましたが、個人的に特に面白かった15冊を選んでみました。

どれも面白い本ですので、次に何を読もうか考えている方は是非手を出してみてください。

来年2014年もさらに様々なジャンルの本を読んでいきたいな。と考えていきます。いや、というよりも読む!!

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